成果への近道!外部リンクをGoogleアナリティクスのイベントで分析する方法
ども! ブログマーケッターのジュンイチです。(Junichi_Santa)
あなたの記事から、外部のサイトに飛ばすリンクを『外部リンク』って言います。
この外部リンクがどれだけクリックされているか?
というのが、Googleアナリティクスの「イベント」という項目で分析が出来るのを知っていますか?
知らない…だ…と!? それは、損をしている可能性が高いです!!
今回は、タグマネージャを使って分析ができるようになった外部リンクのクリック分析の方法を解説します。
※以下の設定ができていないと解析できないので、設定できていないあなたはコチラから!
⇒Googleタグマネージャで外部リンクのクリック解析タグを設置する方法
『外部リンクの分析ができるようになると、売上アップ、成約アップなどにつながるで!』
Googleアナリティクスでクリック分析する時に使うメニューは「イベント」
Googleアナリティクスでは「イベント」というメニューで、クリック解析ができます。
このメニューは、先程もお伝えしましたが、コチラの設定をしないと使えません↓
この設定が終わっている前提でお話をしていきます。
Googleアナリティクスのイベントで外部リンクのクリック分析をしよう!
タグマネージャで内部リンクのクリック解析ができるように設定が終わったら、Googleアナリティクスに行きましょう。
ログインして、ホーム画面に進みます。
↓ 左に出てくるメニュー中の「行動」⇒「イベント」をクリック

↓ その中の『概要』をクリックしましょう

そうすると、次の画面からクリック数など、イベントに関する色んな情報が分かります。
では、どんな事が分かるのか? 一緒に見ていきましょう!
外部リンクのクリック解析ができると「分かるようになること」
あなたのブログやWEBサイトから、他のサイトに飛ぶ「外部リンク」のクリック数が分析できるようになると、以下の4つのことが分かるようになります。
【その1】あなたのサイト全体で、外部リンクがクリックされている総数が分かる!
↓ イベントの概要画面では、クリックが発生した回数やグラフなどの概要がわかります。
例えば右下の「外部リンク」という箇所を見ると、あなたのブログやWEBサイト全ページの中で、外部リンクが何回クリックされているか? の総数が分かります。

総数が分かったところで、「へぇ~」って感じだとは思います。
ここでは、「これくらい外部のサイトに読者さんが飛んでるんだなぁ」って思ってもらえればOKです。
続く【その2】以降のデータが大事です。
では、このアナリティクスの「外部リンク」という部分をクリックして次に進んでみましょう!
【その2】それぞれの記事の外部リンクのクリック数が分かる!(1番外部サイトに誘導している記事が分かる)
↓ 次の画面で「イベントアクション」という部分をクリックしましょう

↓そうすると、以下のようなデータが出てきます。

ここの画面では、どの記事(ページ)から、読者を外部のサイトに誘導できているか? という数が分かります。
例えば、
- 記事Aの中の外部リンクは100回クリックされている
- 記事Bの中の外部リンクは550回クリックされている
- 記事Cの中の外部リンクは25回クリックされている
みたいな数字が分かります。
つまり、うまく他のサイトに誘導できている記事(ページ)が分かる、言い換えれば他のサイトに逃げられてしまっている記事(ページ)が分かるというコトです。
【その2】のデータをもとに何が改善できる?
■改善手順
意図してそのページに飛ばしている場合 (アフィリエイトの成約や、自社HPの問合せにつながる場合) |
そのままでOK |
引用元のサイトへリンクを張るのが必要な場合 | そのままでOK |
別にその外部サイトの情報だったら自分でも書けるという場合 | 自分で記事を書いて内部リンクに変更 |
【その3】1記事の中に複数張った外部リンクの中で、どれが何回クリックされているか?が分かる
↓ 「イベントラベル」という部分をクリックしてみましょう。

↓こんな画面が出てきます。

ココでは、例えば、ランディングページなど特定の1記事(ページ)の中に張った複数の外部リンクの中で、1番外部のサイトに誘導できている外部リンクはどれか? という数が分かります。
- ページの先頭に張ったリンク
- 中盤のリンク
- 終わりに張ったリンク
どれが一番外部に飛ばせているのか? という感じですね。
またそのリンクのテキストまで分かります。どんな文言でリンクを張っているか? ということです。
【その3】のデータをもとに何か改善できる?
ランディングページや、アフィリエイト記事など、成約につなげるための外部リンクの場合です。この場合は、より多く外部のページに飛ばしたいと思いますよね。
今多く飛ばせているリンクはそのままでもOKです。
問題は、あまり飛ばせていないリンクです。
- リンクを置く場所を見直し
- リンクのテキストを見直し(クリックしたくなるように魅力的に!)
- リンクの前後の文言の見直し(クリックしたくなるように魅力的に!)
これらの対策をしてみましょう!
【その4】読者を飛ばしたい外部ページに『あなたのサイトのどの記事が何回飛ばせているか?』がわかる
以下の手順で画面を操作してみてください。
↓ 成約につながる外部ページのURL部分だけをコピー

↓ 検索窓が近くにあるのでそこに貼り付け(ペースト)、そして虫眼鏡ボタンを押す。

↓ 画面が切り替わるので「セカンダリディメンション」をクリック

↓ 「行動」をクリック

↓ 「ページ」をクリック

↓ すると、どのページのどのリンクから、何回飛ばせているか? が分かります。

あなたのブログやWEBサイトが、外部サイトに飛ばすことで売上や成約につながっている場合を考えてみてください。
この画面のデータからはどの記事から、何回、成果を生む外部ページに飛ばしているかが分かります。
例えば、
- アフィリエイトをしている場合
⇒ 売りたい商品サービスのサイトに、どの記事が一番誘導できているか? が分かります。 - コンテンツマーケティング用に、自社のホームページとブログ(オウンドメディア)のドメインを分けている場合
⇒ どのコンテンツ(記事)が自社ホームページの問い合わせページや販売ページに一番誘導できているか? が分かります。
【その4】のデータをもとに何か改善できる?
以下の図で言うと、今成果を生んでいるページに沢山飛ばせている記事Bにアクセスを集めましょう! ↓(下図参照)
つまり、あなたのサイトの他の記事(記事D,E,F)から内部リンクなどを使って、まず記事Bに読者さんを飛ばします。
すると、成果を生んでくれる外部ページに送れる人を増やすことができます。
外部リンクのクリック分析で成果の効率アップ!!
内部リンクの見直しの記事の中でもお話しましたが、外部リンクの見直しでも同じことが言えます。
ブログやWEBサイトを運営しているからには、アフィリエイト収入を増やす、自社の問合せ数を増やす、など何らかの目的がありますよね。
手間は手間でも、新しい記事を書いたり、デザインの見直しはすすんでやるのに、分析となると「なんか難しいしなぁ」ってやらない人が多いです。
でも、分析って記事を書く手間ほど時間がかからないし、ちょこっと見直すだけで劇的に成果が出たりするのでほんまに面白いですよ!
まとめ
Googleタグマネージャを使って設定をすると、Googleアナリティクスの「イベント」というメニューで外部リンクのクリック解析ができるようになります。
外部リンクのクリック解析ができるようになると、
- サイト全体で外部リンクが何回クリックされているか?
- どの記事(ページ)の外部リンクが何回クリックされているか?
- 1ページの中で複数張った外部リンクのクリック数の多い少ない
- 飛ばしたい外部ページに1番誘導できている記事はどれか?
が分かるようになります。
うまく分析して対策をすれば、アフィリエイトの成果やお問合せ数アップに繋がります。
『外部リンクの見直しでガッツリ成果アップさせよう!』
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6.Googleタグマネージャで外部リンクのクリック解析タグを設置する方法
★今ココ7.成果への近道!外部リンクをGoogleアナリティクスのイベントで分析する方法