【イラスト解説付き】Googleタグマネージャとは?超分かりやすく解説
Googleアナリティクスを使おうと思うと毎回出てくるコレ↓
Googleタグマネージャ!
『よく分からないから使ったコトがない…。』
って思いますよね。あなたもそうですか。…僕もそうでした。
実はこのタグマネージャ、使ってみるとめちゃくちゃ便利。使ってこなかった人生だいぶ損しました。
- ブログ集客をするあなたも
- アフィリエイトをするあなたも
- WEBマーケティングをするあなたの会社も
絶対使ったほうがいいツールです。
ということで、まず今回はGoogleタグマネージャとは一体何なのか?何ができるんや? 何が便利なんや? ということを一緒に勉強していきましょう!
1. Googleタグマネージャとは何が出来るツールなの? 一言で教えて!
一言で言います。
タグが一括管理できるツールです。
って声が聞こえてきそうですね。
1-1. まずタグって何?
タグっていうのから説明しますね。
WEBサイトにおけるタグというのは、簡単に言うと『命令マーク』です。タグ(命令マーク)によってWEB上の文字が大きくなったり、色が変わったり、画像が動いたり。
WEBサイトではタグによって色んな命令が下されて、様々な変化・動きを起こすことができます。
特にタグマネージャで言うところのタグとは?
タグマネージャでは、特に分析ツールを動かすためのタグ(命令マーク)を管理します。
例えばGoogleアナリティクスなどの分析ツールを使い始める前に、あなたのブログやホームページに、以下のようなよく分からない文字列のコードを設置しますよね。
<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics --> <script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-XXXXXXX-X"></script> <script> window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-XXXXXX-X'); </script>
サイトに設置すると…
分析が始まります。
このような「分析ツールを動かすためにWEBサイトに設置するコード」がタグです。
このタグをあなたのブログやWEBサイトに設置しないと、分析ツールは動きません。
他にはどんなタグがあるの?
- Search Consoleを動かすためのタグ
- Facebook広告の効果検証に必要なFacebookピクセルのタグ
- Google Adwordsのコンバージョンタグ
- Google Adwordsのリマーケティングタグ
- ヒートマップツールPTengineの解析コード(タグ)
などなど。WEBサイトにまずは設置しないと使えません。
1-2. Googleタグマネージャの仕組みをもっと詳しく分かりやすく教えて!
通常は色んな分析ツールを使うときには、それぞれのツールのタグをイチイチあなたのWEBサイトに設置しないといけません。
反対に、GoogleタグマネージャのタグをWEBサイトに1度設置してしまえば、あとはすべてGoogleタグマネージャの管理画面にタグをホイホイ追加すればOKです。
わざわざ各ツールのタグを、イチイチあなたのサイトの<head>~</head>の間に設置しなくても、タグマネージャの画面で設置すればツールが使えるようになるんです。
2. Googleタグマネージャを使うメリット&デメリット
ここまでお話しても、『へぇ、一括でタグの管理できたら、たぶんステキなんだ、、、ろう、、、な?』くらいしか伝わってこなかったと思います。
そこで、もう少し詳しくGoogleタグマネージャを使うメリット&デメリットを見ていきましょう。
5つのメリット
メリット1. いちいち毎回サイトにタグを設置しなくていい
先程お伝えしたとおりです。
- Googleアナリティクス
- ヒートマップ解析のPTエンジン
- Facebook広告の分析のためのFacebookピクセル
などなど、様々な分析ツールを使うには、毎回タグをサイトに設置しないとダメです。
『<head>~</head>の間に設置してください』って言われて、サイトのHTMLを編集します。
この作業って、慣れている人だったらそんなに苦にならないかもしれないですが、あまりWEBに詳しくない初心者さんには毎回辛い作業ですよね。
<script>~~~</script>とか、<meta ~~~>とか、そういう意味不明な宇宙語が出てくるだけでもピンチなのに、<head>~</head>を探して設置なんてハードルが高いです。
でも、タグマネージャを使えば初めの1回だけ! あとはタグマネージャの管理画面から設置できます。
メリット2. Goolgeアナリティクスとの相性がバツグン
Googleが提供するタグマネージャという事もあって、最強のWEB分析ツールである「Googleアナリティクス」との相性が抜群です。
例えば、WEBサイト内に設置した内部リンク・外部リンクをはじめ、クリック解析(イベント解析)が簡単にできるようになります。
これをタグマネージャを使わずにやろうと思ったら、全てのリンクに対して解析コードを手動で入れないといけません。
(参照:Googleアナリティクスの「イベント」の使い方)
100本リンクを張っていたら、100回作業が必要です。またリンクが増えるごとに同じように手作業が必要です。
それが、タグマネージャならたった1回の作業で今まで張ったリンクもこれから張るリンクも全てクリック解析ができるようになります。
メリット3. サイトの高速化につながる
通常のHTMLタグをサイトに埋め込むよりも、タグマネージャを使ったほうがサイトのスピードアップに繋がります。
タグマネージャの公式サイトにも以下のように説明があります。
Google タグマネージャのタグ配信は非同期であり、すべてのタグがそれぞれ独立して読み込まれたり、他のページ要素と同時に読み込まれたりします。読み込みの遅いタグがあっても遅延は生じず、各種要素はスムーズに読み込まれ、データ収集はすべてのコンテンツが表示される前でも開始できます。
引用:Googleタグマネージャ「タグの技術」https://www.google.com/intl/ja/analytics/tag-manager/features/
引用を見ても何を言っているのかさっぱり! かもしれませんが、タグマネージャを使ったほうがサイトの読み込みが速くなると覚えておけばOKです。
メリット4. タグの管理を外部業者に任せなくてもいい
タグ管理を外部業者に任せる、というのは個人ブログとかではなかなか無いかもしれません。
ですが、企業のWEBサイトの運用にはホームページ制作会社が関わっていることも多く、運用や分析もホームページ会社が管理していることも多いです。
そのため、いちいち新しい分析ツールを使おうと思ったら外部業者に連絡して「設置してください」ってお願いをする。そこで料金が発生する。
こんな手間・費用がかかったりします。
ですが、タグマネージャを使っていれば、自社でタグを管理・設置もできるので、外部業者に任せるといった余計な手間やコスト削減ができます。
メリット5. 変更履歴を残せる&過去のバージョンに戻せる
タグマネージャを使うと、今までに設置したタグ、変更した点などが履歴に残ります。
バージョンを戻すと、もう不要になったタグも簡単に外せます。設定をミスったなぁ…ってときも過去のバージョンに戻せば元通り!
つまり、履歴を残して復元ができるタグマネージャは便利なんですよ!
3つのデメリット
デメリット1. 初心者には使い方が難しい、ハードルが高い
使い方を覚えるのが大変。これに尽きます。
確かに操作方法を覚えてしまえば、後々は楽です。…が、コンテナ、編集、トリガー、などなどタグマネージャならではの用語が出てくるので初めは何がなんやらってなると思います。
初心者さんが使うには、使い方を覚えることから始めないといけないので、ちょっとハードルが高いかもです。
デメリット2. タグマネージャにトラブルがあったら全部ツールが使えなくなるリスク
ほぼほぼ無いとは思いますが、
ということです。一箇所に集中させるリスクはあると思っておきましょう。
デメリット3. 全てのタグに対応しているわけではない
Googleタグマネージャは、Googleが提供するサービスなので、GoogleアナリティクスやGoogle Adwordsのタグとは相性バッチリ。
逆を言うと、Yahoo関連のタグなどは対応していないものもあります。その場合は、Yahooタグマネージャを使うなど、結局Googleタグマネージャと併用していく必要があります。
本当の一元管理っていうのは難しいってことですね。
ただ、Yahoo関連の分析ツールをどれだけの人が使うか?と言ったら、大手企業やWEBマーケティングに力を入れている会社くらいなのかな、と思います。
一般のブロガーさんや個人事業主さんは、Googleタグマネージャで十分と僕は考えています。3. 結局ワタシはGoogleタグマネージャを使ったほうが良いの?
と、ここまで見てきましたが、結局Googleタグマネージャを使ったほうが良いのかどうか分からへん…ってなりますよね。
では、こんな人は是非使ったほうが良いよ、こんな人は使わなくても大丈夫だよっていうのを説明します。
3-1. タグマネージャを使ったほうがいい人
- 色んな分析ツールを使っている人
- WEBサイトの分析をして少しでも効率的に成果につなげたい人
- 分析マニアで、どのリンクがクリックされたか?などとことん追求したい人
- 利用する分析ツールがこれからどんどん増えていく予定の人
3-2. タグマネージャを使わなくてもいい人
- Googleアナリティクスくらいしか使わない人
- そんなに沢山分析ツールを使わないし、これからも増やさないって人
- 分析とかチョー嫌いなんですけど!って人
分析は苦手だし、今後も自分で積極的にやる事は無いわ…、っていう人はタグマネージャまでも入れなくても良いかなと思います。
ただ、分析は成果を効率的に上げるために積極的にやってほしいですけどね!
動画でも解説!
まとめ
タグマネージャとはどんなツールなのか? 少しは伝わりましたか??
沢山の分析ツールを設置するときのタグを一括管理できる
っていうのが最大のメリットです。
つまり、色んな分析ツールを使って、ブログやWEBサイトを分析したい! そして、少しでも効率よく成果が出したい!
というあなたにはピッタリのツールです。
ということで、次回は実際にGoogleタグマネージャを導入してみましょう!
>>次のページ
『Googleタグマネージャの始め方』へ
★今ココ 1.【イラスト解説付き】Googleタグマネージャとは?超分かりやすく解説
2.【日本一優しい】Googleタグマネージャを初めて使う時の設定&導入方法
3.【3分で設定】タグマネージャでGoogleアナリティクスを導入する方法
4.超便利!Googleタグマネージャを使って内部リンクのクリック解析をする方法
5.劇的効率UP!内部リンクをGoogleアナリティクスのイベントで分析する方法
6.Googleタグマネージャで外部リンクのクリック解析タグを設置する方法
7.成果への近道!外部リンクをGoogleアナリティクスのイベントで分析する方法
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