キーワードの決め方が分からない?ブログ初心者のためのキーワード選定方法【保存版】
ども!ジュンイチです。
- 検索上位に自分の書いたブログ記事を表示させたい!
- ホームページを検索1ページ目に上げたい!
そんなことを考えたことがあるあなたなら、「キーワード」を狙わないといけないよ、っていうのはうっすら知っていると思います。
『キーワードを使わないと…。』
『キーワードを狙わないと…。』
わなわな。アセアセ…。ハラハラ…。
…で!!そもそもどんなキーワードを選んだらいいの?って疑問に思いますよね。迷いますよね。
そこで今回は、ちゃんと検索上位を目指せるキーワードの選定方法を解説します。
『ブログ初心者のキミでも、今からでも全然遅くないで!』
手順1.あなたが集めたい人(ターゲット)が検索しそうなキーワードを想像しよう
まずは、あなたが集めたいターゲットが検索しそうなキーワードを想像しましょう。
例えばあなたは、カウンセラーさんだとします。
- 元気がない人
- 人間関係で悩んでいる人
- 恋愛がうまくいかない人
のような人たちを集めたいですよね。
そしたら、そんな人が検索しそうな言葉ってなんだと思いますか??想像してみましょう。
もちろんターゲットに近い人に直接聞いてみてもOKです。
例えば…
- 元気がない人 ⇒ 「元気 出る」「落ち込んでいる」「ため息 止まらない」
- 人間関係で悩んでいる人 ⇒ 「上司 嫌い」「会話 合わない」
- 恋愛がうまくいかない人 ⇒ 「彼氏 すぐ振られる」「彼女 できない」
などなど、色々想像できますよね。
このように、まずはキーワードを想像する、という作業をしましょう。
手順2.『関連キーワード取得ツール』で、キーワード候補をたくさん抜き出そう!
人間の想像力には限界があります。
そんな時に頼りになるのが「ツール」です。はい。もう賢い仕組みを使うのです。
ここでまずオススメしたいツールが『関連キーワード取得ツール』です。
2-1.関連キーワード取得ツールで何をするのか?
では、実際関連キーワード取得ツールで作業をしましょう。
例えば「元気 出る」というキーワードを入れてみましょう。
↓ 関連キーワード取得ツールの左上の空欄にキーワードを入れ『取得開始』をクリック
↓ そうすると、こんな風に『元気 出る』に絡んだキーワードがたくさん出てきます。合わせてYahoo!知恵袋や教えて!gooの質問も出てきます。
↓ 次に真ん中上辺りに『全キーワードリスト(重複除去)』という部分があります。この中のキーワードを全部コピーしましょう。
ここまでが手順2です。
手順3.キーワードプランナーで詳しい検索需要を調べよう!
3-1.Google Adwordsキーワードプランナーの使い方
検索エンジンのGoogleが公式に提供してくれているキーワードツールです。
これを使わない手はありません。
↓ まずはキーワードプランナーのホームで『使用しているキーワード~~~』という部分をクリック
↓ 開いた広めのスペースに、1行1キーワードになるように、手順2でコピーしてきた関連キーワード取得ツールのデータをすべてバンっと貼り付けます。
その後、『開始する』をクリック。
↓ 次の画面で『過去の指標』という部分をクリック
↓ 出てきたデータの『月間平均検索ボリューム』という項目のところを2回クリックして、検索ボリュームの少ない順(昇順)に並べ替えます。
これで、『元気 出る』という言葉に関連したキーワードの候補がたくさん出てきました。
3-2.月間平均検索ボリュームって何?
『月間平均検索ボリュームってのは、1か月あたりのそのキーワードの平均検索回数の事や。
つまり検索需要が分かる数字や。多ければたくさん検索されるキーワードやし、少なかったらあんまり検索されへんキーワードってことや。』
数字の段階としては
- 10~100:これが一番最小の単位。
- 100~1000
- 1000~1万
- 1万~10万
- 10万~100万:「Youtube」レベル
- 100万~1000万:「Yahoo」レベル
僕が今確認できた範囲では、この6段階でした。
これで、各キーワードの需要が分かりました。
続いて手順4に進みましょう!
【重要】手順4.キーワードプランナーを使ったキーワード選定方法について
ここからが大事な部分です。ここでは、
どんなキーワードを選んでブログ記事を書けばいいのか?
をお伝えします。守ってほしいポイントは、大きく4点。
- 2語より3語、3語より4語など、できるだけ多めの複合のキーワードを狙う
- 検索ボリュームは最小単位のものでも狙ってOK(10~100のものでOK)
- そのキーワードで実際検索をしてブログで戦えそうか見る
- 関連するキーワードの「深い層」からガンガン攻めていく
では具体的にお話しします。
4-1. できるだけ多めの複合キーワードを狙おう
今回は『元気』というキーワードを例に挙げて一緒に選定をしてみましょう。
僕のキーワードに関する考え方を書いていきます。
なぜ複合のキーワードを狙うのか?
「元気」という1語のキーワードは、検索ボリュームが1万~10万と、需要が結構多くあります。
「元気」で検索上位に上がったほうがたくさん人がアクセスしてくれそうですよね。
なのに、なぜわざわざ複合のキーワードを選ぶのか?
それは、検索ユーザーの意図を把握しやすくするためです。
1語だと検索している人の気持ちがわかりにくいですよね。
「元気」と検索されても、「元気の何が知りたいのか?元気の何について記事を書いたらいいのか…。」と迷いますよね。
でも、2語、3語などと言葉が増えていくと検索している人の気持ちが分かりやすくなります。
- 元気 歌 ⇒ 「元気な感じの歌を紹介してほしいのかな?」
- 元気 出る 歌 ⇒ 「元気が出る歌を紹介してほしんだろうな!」
みたいな感じで分かりやすくなりますよね。
【厳重注意】検索を意識して書きました!っていう人のブログは単にタイトルにキーワードが入ってるだけで中身を見て「こりゃダメだ」ってことが多い件という記事でも書いた通り、検索とはキーワードを使った質問です。
なので僕たち記事の書き手は、検索から人を呼ぶ記事を書くためには、その質問に対する『答え』を書かないといけません。
『質問の意図と食い違った記事を書いても、検索上位にはなかなか上がらへんのや。
だから、1語よりも検索ユーザーの気持ちが想像しやすい、2語、3語、4語のキーワードを狙うんやで!』
4-2.検索ボリュームは最小レベルのものでもOK!とにかく数字が出ていればOK。
僕なら10~100の最小レベルのキーワードでも狙います。
(さすがにこの数字が全く出ずに「ー」と数字が全く出ないものは選びません。明らかに需要が無いので。)
10~100とかを狙っても、そんなにアクセス数が来ないんじゃないか?って思うかもしれませんね。
でも意外とこの数字はあてにならないことがあります。
平均ボリュームの数字が10~100なのに出ていたのに、検索1位に上がったら意外と毎月1000くらい人が来るキーワードだと分かった例もあります。
4-3.そのキーワードで実際検索をして『ブログ記事』で戦えそうか見る
これだ!と決めたキーワードで記事を書き始める前に、必ず一度そのキーワードで検索をしてみましょう。
その結果、検索1ページ目に1個もブログ記事が無い状態であれば、そのキーワードは狙うのをやめた方がいいです。
これは何を言っているかというと、実際に例を出してお話ししますね。
例えば「元気」の複合のキーワードについてみてみましょう。
例1)『元気 寿司』というキーワードの場合
↓ 『元気 寿司』という1万~10万のキーワードを選んでみましょう。
↓ Googleで『元気 寿司』と検索します。
↓続いて『設定』⇒『プライベート検索結果を表示しない』をクリック。
『プライベート検索結果をオフにすると、人それぞれに合わせた結果ではなく、正確な順位に並び変わるんや。』
↓これで検索結果1ページ目をざーっと眺めていきます。1つずつクリックして、実際のサイトにも行ってみます。
すると、全然ブログ記事が出てきません。
この元気寿司の会社の情報やら、株価の情報やらです。
こういう場合は、『検索ユーザーは「元気 寿司」と調べるときにブログ記事を求めていない』という事が分かります。
他にも、Amazonや楽天などのショッピングサイトが並ぶ場合もブログで戦いにくいと考えましょう。
ブログ記事とは土俵が違うサイトが沢山出てきている場合は、そのキーワードはやめた方がいいと考えます。
例2)『元気 出る 言葉』というキーワードの場合
↓ 実際にこのキーワードでも検索してみます。もちろん「プライベート検索結果を表示しない」にします。
そして、1ページ1ページのぞいてみると、文字や画像が中心のブログ型のコンテンツばかりです。これならブログ記事として戦えそうですね。
NAVERまとめも基本的に文字と画像で成り立っているので、十分ブログで戦えます。勝てます。
『つまり、ブログで戦ってもいいキーワードか、ブログで戦えないキーワードか見極める必要があるという事なんや。』
4-4.関連するキーワードの「深い層」から攻めていく
実は「深い層」のキーワードを狙っていくと、それよりも「上の層」のキーワードでも検索上位に上がる可能性があります。
『何を言ってるの?』
『意味がちょっと分かりにくい!』
というあなたのために、具体例を出しますね。
↓例えば、キーワードプランナーで「元気 が 出る ●●」という4語の複合のキーワード候補が出てきますよね。
- 『元気 出る 名言』
- 『元気 出る 言葉 英語』
- 『元気 出る サプリ』
- 『元気 出る 写真』
- 『元気 出る 話』
- 『元気 出る 本』
などなどですね。
各キーワード、検索ボリュームは10~100と小さめです。
1日1人アクセスしてくれたらいいかな、くらいの検索需要しかありません。
↓それに対し、『元気 出る』というキーワードは、検索ボリュームが100~1000と10倍あります。
本当なら、より多くの人が来てくれる『元気 出る(100~1000)』で検索上位に入ったほうがいいですよね。
でも、それはせずに『元気 出る 名言(10~100)』を狙って記事を書きましょう。
『小は大をかねる!』これが検索では起きる!
『元気 出る(100~1000)』を狙うよりも、『元気 出る 名言(10~100)』を狙って記事を書くと、以下のような結果になることがあるんです!
■『元気 出る』で検索した結果
■「元気 出る 言葉」で検索した結果
この上の2つの結果をならべてみると、別々のキーワードで検索したはずなのに、検索2位に同じ記事が出てきています。
つまり、『元気 出る 言葉』を狙って記事を書いたはずなのに、『元気 出る』でも検索上位にも入ってしまった!という感じです。
そうすると、集められるアクセス数も
- 『元気 出る 言葉』:2位で月間10~100アクセス
+プラス - 『元気 出る』:2位で月間約100~1000アクセス
なら、単純計算でいくと両方で合計110~1100アクセスも人を呼び込むことができるという事です。
少ないボリュームのキーワードを狙ったのに、より多くのアクセスを集められるようになる。
まさに『小は大を兼ねる』。これが起きるんです。
これがこのパートで言いたかったことです。
4-4-1.関連するキーワードの「深い層」の記事を量産するという攻め方もある
あとは、もう1つこういう考え方もあります。
ひたすら、狙うキーワードを少しずつずらして記事を量産するというやり方です。
『共通キーワード+■■■』の一番最後の『■■■』の部分を変えていろんな記事を書いていきます。
- 『元気 出る 歌』
- 『元気 出る 食べ物』
- 『元気 出る テレビ』
- 『元気 出る 言葉』
- 『元気 出る 動画』
これらのキーワードをそれぞれ別の記事でまとめていきます。
これらは厳密にいうと、検索ユーザーが知りたいことは別の事ですよね。
歌なのか、食べ物なのか、テレビなのかという違いがあるので、それぞれの記事に別の事がまとめられます。
これをひたすら続けていくことによって、Googleからは『このサイトは「元気 出る」という事に詳しいサイトだな。ちょっと検索の上の方に上げてやろう。』としてくれる可能性があります。
つまり、『元気 出る ■■■』の3語で狙っていたはずなのに、いつの間にか『元気 出る』の2語でも検索上位に入るようになる、という感じです。
『ちょっと難しいかな。
要するに、関連するキーワードでガンガン記事を量産すればいいんや!
細かいニーズのキーワードでも、検索ユーザーの役に立ついい記事を書き続ければ、いつかびっくりするくらいのアクセスが来るってことやで!』
キーワードはこれで選べた!じゃあ記事はどうやって書けばいいの??
記事の書き方は、またすごく深い話になります。
今回の記事ではまとめきれないので、別の記事としてまとめています。
検索上位に入るような高品質の記事の書き方は以下の2記事を参考にしてみてください。
『この2ページをちゃんと読んでくれたら、しっかりと検索上位に入る記事は書けるようになると思うで!』
その他、キーワードプランナーを使うときの疑問点
疑問1)キーワードが変なところで分かれているんだけど、これは何?どうしたらいいの?
例えば『自信がない』とスペースなしでキーワードプランナーに入れて調べると、
『自信_が_ない』などと、わざわざ間にスペースが入ってキーワード候補に出てきます。
こういう時はブログ記事のタイトルはどうつけたらいいの?
こういうキーワードを狙う時は、記事タイトルはどうしたらいいのか?と思いますよね。
言葉と言葉の間をくっつけてもいいのか、離しておいた方がいいのか。
答えとしては、くっつけてもいいし、離してもいいです。以下の検索結果を見てみましょう。
1位~3位のサイトは『自信がない』という言葉が続けてタイトルに入っています。
しかし、4位のサイトは『自信が持てない』というように間に『持て』という言葉が入っているのにもかかわらず、検索上位に入っていますよね。
という事を考えれば、自然な範囲で言葉と言葉の間に何かが入っていても、問題は無いという事になります。
『自分 に 自信 が ない』なら『自分に全く自信が持てない』というように間に言葉を入れてもOKってことです。
疑問2)同じようなキーワードがあるときはどれを選べばいいの?
パターン1.一番語数の多いキーワードを狙えば全部カバーできる場合。
以下の4つのキーワード候補があるとします。キーワードを見る限り、『全部一緒の事やん!!』って思う事がありますよね。
- 自信 が ない
- 自分 に 自信 が ない
- 自信 が 持て ない
- 自分 に 自信 が 持て ない
この場合、『自分 に 自信 が 持て ない』という4のキーワードを狙えば、1.2.3は全てカバーできるのが分かりますよね。
だから、4を狙えばOKという感じです。
パターン2.たぶん知りたいことは同じだろうけどキーワードが若干ズレている場合
- 元気 が 出る 曲
- 元気 が 出る 音楽
- 元気 が 出る 歌
この場合は、どれを狙ってもいいと思います。タイトルには、1.2.3どれかを入れます。
例えば、『100人に振られ続けた僕が選ぶ、失恋をした時に元気が出る曲ベスト10』というタイトルを付けたとします。
そしたら、その記事の本文中には、以下のようにタイトルに入れられなかったキーワードを入れるといいと考えています。
今回はこの1年間で100人に告白して全員にフラれた僕が、立ち直るときに聴いた元気が出る歌を10個紹介します。
見出し2:失恋した時に聴きたい元気が出る音楽ベスト10を発表!
見出し3:10位『かぐや姫の”神田川”』
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という感じですね。本文に言葉をずらしながら入れていくという感じです。
疑問3)キーワードはいくつも欲張ってもいいの?
これは時と場合によりけりかなと考えています。
キーワードの関連度が高い場合はOK
例えば、
- 元気 が 出る 方法
- 元気 が 出る 音楽
くらいなら、両方欲張ってもいいかなと思います。
タイトル『寂しいときに元気が出る方法は自分が好きな音楽を聴くことだ!』
というものを付けて、本文の中には元気が出る方法をいくつか紹介した中で、一番いいのは音楽を聴くことだ、という方向にもっていけばいいですよね。
話の流れが不自然じゃないし、関連度が高いからです。
キーワードの関連性が薄い場合はNG
逆にこんな例だと、1記事に情報を詰め込むとかえって読みにくい記事になりますよね。
- 元気 が 出る 料理
- 元気 が 出る メール
元気が出るという事は共通していて、一見関連してるように見えますが、『料理』と『メール』の関連性は低いですよね。
あなたなら、どう思いますか?
『元気 が 出る 料理』と検索してたどり着いた記事に、だらだらと2000文字も3000文字も
検索ユーザーの満足度は下がります。
そう思ったら、料理の事とメールのことは別々の記事にしてあげた方が親切ですよね。
迷ったら記事を分けてもいいんじゃないかと思う
欲張らなくていいと思います。
まずは狙う複合キーワードを1つ選びます。キーワードプランナーで言うと、キーワード候補の1行分ですね。
これを狙って記事を書いている中で、自然と『あ、これを書くならこの情報も書いてあげた方が読んでる人は役に立つよな!』という事を盛り込めばいいと考えています。
まとめ
今回は、ブログ記事を書いて検索上位を狙うためのキーワードの選定方法を解説しました。
守ってほしいポイントは4つ。
- できるだけ複合のキーワードを狙う
- 検索ボリュームは最小単位のものでも狙ってOK
- そのキーワードで実際検索をしてブログで戦えそうか見る
- 関連するキーワードの「深い層」からガンガン攻めていく
この4点を意識してキーワードを選ぶといいです。
『これでキーワード選定はバッチリやで!』
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