メルマガやLINEなどPUSH型メディアを始める8つの手順を無理やりラーメンに例えてみた
YouTube、Instagram、Facebook、Twitter、ブログ、HPなどなど、個人から小規模事業者がデジタルマーケティングに使えるメディアは沢山あります。が、その中でも特に売上に繋げやすいメディアはメールマガジンやLINE(元LINE@)などのPUSH型メディアです。
⇒参照:早よやらな!YouTubeもいいけど集客&売上のためならPUSH型メディアが先やで!
- 『でもメルマガやLINEって始めるにはどうしたらいいの?』
- 『始めたいけど読者がいなくて始められない…』
と、悩んでいるあなた! のために今回は、誰でもちゃんと読者を着実に集められてPUSH型メディアの運用を始められる8つの手順を、初心者さんにも分かりやすく 無理矢理「ラーメン」に例えて説明します。
- 手順1.来て欲しいお客さんとお店のコンセプトを考える
- 手順2.ターゲットが喜ぶラーメン(無料オファー)を考える
- 手順3.ラーメン(無料オファー)を作る
- 手順4.ラーメンを盛り付けるお皿(無料オファーのダウンロードリンクor閲覧リンク)を作る
- 手順5.レジ(メルマガやLINE公式アカウントなどのPUSH型メディア)を契約する
- 手順6.ラーメンを運んでくれる人を準備(読者登録時に、 無料オファーをゲットしてもらえるよう自動返信メッセージを準備して登録)
- 手順7.お店【無料オファーのLP(ランディングページ)】を作る
- 手順8.お店の宣伝をする(無料オファーLPへの導線をつくる)
- 特に重要な部分は2つのポイント!
- まとめ
手順1.来て欲しいお客さんとお店のコンセプトを考える
つまり、集めたいペルソナ(ターゲット)とコンセプトを考えていきます。
マーケティングの基本ですよね。
- 来て欲しい人はどんな人なのか設定する
- あなた(あなたのお店・会社)のコンセプトをハッキリさせる
この2点がまずは必要です!
1-1.ペルソナ考える(ターゲット設定)
ペルソナって何?どうやって作ったらいいのか分からない方は、ペルソナの考え方についてを読んでみて下さい。来て欲しいお客さんです。例えばマダムに来てほしいなら、こんなマダムに来て欲しい!というマダムを想像してください。
1-2.コンセプトを考える
コンセプトというのは、あなた(あなたの会社)の立ち位置や考え方など「軸」になる部分です。以下の3点を言語化すると分かりやすいコンセプトができます。コンセプトがあると、あなたのマーケティング活動に芯ができて、ターゲットを集めやすくなります。
- 誰を
- どんな手段・方法で
- どんな未来を手にしてもらうか
例えば、ヘルシアというお茶なら
- 誰を:30代で肥満で悩んでいる男性を
- どんな手段・方法で:高濃度茶カテキンという独自成分を含んだお茶で
- どんな未来を手にしてもらうか:脂っこい食事も気にせず食べられる
のようなコンセプトです。
あなたがラーメン屋なら、マダムにラーメンを食べに来てほしいなら、どうしたらいいか?っていうのを考えたりします。マダムが好きそうな、ヘルシーでそれでいて高級食材を使っていて、なんかおしゃれな感じなコンセプトにするといいでしょうね。(ざっくり)
もちろん、設定したペルソナが「そうそう!こういう人(会社)を探してた!」「こういう商品を待っていた!」と思うようなコンセプトにできると最高です。
手順2.ターゲットが喜ぶラーメン(無料オファー)を考える
マダムが好きそうなラーメン(無料オファー)を考えていきます。
【言い換えると、、、手順1で考えたペルソナ(ターゲット)が喜んでくれる無料オファー(無料のプレゼント)を考えましょう。ってな感じです。】
無料オファーを考えるときの注意点
注意点1.コンセプトとずれないこと
ここで気をつけたいのが、ターゲットが喜ぶと言っても、あなたの決めたコンセプトとずれた無料オファーを考えてはダメ! ってことです。
マダムラーメンの件でいくと、マダムに来てほしいならマダムが嫌いそうなラーメンではだめってことなんですよね。油ギッシュで、ボリューミーで、店内がおっさんばっかりみたいなのはダメです。
…ちゃんと例えるとします。あなたがダイエットトレーナーの仕事をしていて、ダイエットしたい30代女性を集めたいとします。それなら、ダイエットに関係する無料オファーじゃないとのちのちの集客に繋がりにくくなります。
- × NG例:30代女性のための手芸の始め方
- ○ OK例:30代女性のための脚痩せダイエット法
注意点2.提供にコストや労力があまりかからない形式にすること
本来の無料オファーは、実物である必要はありません。もちろん、絶対ダメということではないんですが、特に資金もない小規模経営では、実物のプレゼントなどはやめたほうがいいです。小さなおしゃれな石鹸プレゼントなどですね。品物にコストがかかるのと、包装や発送の手間、料金がかかってきます。
- できれば、電子形式がおすすめです。
- PDFファイル(E-book)
- 動画
- 音声
- チェックシート
- 診断ツール
- メルマガ講座
などなど。一旦作ってしまえば、無限に配布できるようなものがオススメです。
手順3.ラーメン(無料オファー)を作る
考えたラーメンを完成させます。なんかマダムが好きそうなフレンチっぽいおしゃれっぽいラーメンにしました。こんなやつ!!
(実際に無料オファーを作っていきます。)
E-bookなどのPDFデータ形式ならWordやパワポなどで作ります。もしよければ、以前にテンプレートを作っているので、作り方がわからない方は使ってみて下さい!
⇒フリー戦略に必須の「無料E-book」の作り方|喉から手が出るほど欲しいテンプレート付き
動画や音声形式もおすすめです。あまり機材にこだわってしまうと、肝心の目的「メルマガやLINEを始める」というところになかなかたどり着けないので、まずは持っている機材(スマホなど)を使って作りましょう。
内容が良ければ、そんなに凝ったものでなくても喜んでもらえます。
重要!無料オファーに魅力的なタイトルをつけること
間違っても「マダムラーメン」みたいなダサい名前はつけちゃダメです。
つけるなら、「エビとキノコのジェノベーゼ風中華麺~南フランスの風と共に~」的なね!!なんかあるでしょ。そういう感じです。
真面目に解説すると、正直、読者さんはメルマガやLINEに登録するまで中身が見れません。だからこそ、無料オファーのタイトルが魅力的じゃないと登録しようと思ってもらえないんですよね。タイトルはめっちゃ大事!
- ▲ NG例:女性のためのダイエット方法
- ○ OK例:1日たった5分でパンツが1サイズダウン! 脚痩せしたい女性必見の秘密のエクセサイズ
どっちが魅力的に見えるか? は一目瞭然ですよね。
手順4.ラーメンを盛り付けるお皿(無料オファーのダウンロードリンクor閲覧リンク)を作る
ラーメン(無料オファー)が素敵でもお皿がないと提供できないですよね。お皿にまでこだわりましょう。秘密の会員になってくれたマダムになってくれたマダムのみぞが食べられるようにしましょう。
真面目に解説すると、無料オファーができたら、無料オファーをゲットしてもらうためのリンクを作ります。
例えば、
- PDFファイルならサーバーにアップロード
- 動画ならYouTubeに限定公開でアップロード
- WEBページで作るなら、パスワード保護をしておく
できたら、「リンクを知っている人しか見れない状態」or「パスワードを入れないと見れない状態」にしておくことをおすすめします。 大事なのは、メルマガやLINEに登録しないと見ることができない状態にすることです。(誰でも見れたらメルマガやLINEに登録する意味がなくなりますしね…!)
手順5.レジ(メルマガやLINE公式アカウントなどのPUSH型メディア)を契約する
ちゃんと高性能レジを導入して、お会計してもらえるようにしましょう。
つまり言い換えると、いよいよ、あなたが使うPUSH型メディアを契約していきます。まだ読者さんが居ないと思うので、無料プランから始めたらOKです。
- メルマガなら、メルマガ配信システム
- LINEならLINE公式アカウント
ですね。LINEは1択なんですが、メルマガはシステムが沢山あるので迷うと思います。僕がオススメなのは2つ。
この2択で良いかなと思いますが、色々あるのでもし気になるなら色々調べてみて下さい。
手順6.ラーメンを運んでくれる人を準備(読者登録時に、 無料オファーをゲットしてもらえるよう自動返信メッセージを準備して登録)
ラーメンを運んでくれるイケメンウェイターさんを雇いましょう。マダムに気に入ってもらえるようなイケメンがオススメです。
つまり、PUSH型メディアが契約できたら、登録してもらったときの自動返信メッセージを作ります。
絶対必要なのが、無料オファーと引き換えに登録してもらうので、無料オファーをゲットする方法の案内は絶対いれておきましょう。
手順7.お店【無料オファーのLP(ランディングページ)】を作る
だいぶ大詰めです。ラーメン屋さんのお店をつくりましょう。
お店はつまり、無料オファーのLPです。僕がおすすめしている構成はこちら。
- ファーストビュー(魅力的なキャッチコピーと画像)
- 無料オファーのイメージ画像
- 無料オファーの魅力的な説明
- メルマガ登録フォームorLINE登録ボタン
- 備考や注意書きなど
最低限この5点は載せるようにしています。ただ、他にも無料オファーをゲットしたくなるような要素も加えてもOKです。成約数、率を見ながらお客様の声やあなたの自己紹介、その他の特典などなども入れていくと良いです。
特にメルマガ登録をしてもらう場合、電子メール法で「読者の同意なしにメルマガを送ったらダメだよ」というルールがあります。メルマガ登録の同意を得られるようにしておきましょう
手順8.お店の宣伝をする(無料オファーLPへの導線をつくる)
お店ができたらあとは、宣伝してマダムにお店に来てもらいましょう。
つまり! LPが出来たらあとは、そのLPを見てもらうための導線をどんどん作っていくだけです。
- ブログのトップページ、サイドバー、記事終わりなどなど
- SNSのプロフィール欄や投稿
- YouTube動画の説明欄などなど
- Web広告などで流す
アピールはしつつ、さりげなく見せるのがスマートです。ギンギラギンにさりげなくです。
特に重要な部分は2つのポイント!
ちゃんと読者さんが集まるかどうかは、特に以下の2点が重要です。
- 無料オファーの出来(料理のでき)
- 無料オファーのLPの出来(お店の雰囲気)
無料オファーがターゲットに響かないものであれば、なかなか登録されません。また無料オファーの良さや得るメリットがうまく伝わらないLPであっても、登録されません。めちゃくちゃ重要なので頑張って考えて作りましょう!
はい。ということでマダムがおしゃれラーメンを食べて、メルマガやLINEに登録してくれるようになればめでたしめでたしです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ラーメンにたとえて逆に分かりづらかった…なんて事がないといいのですが大丈夫ですよね!分かりやすかったですよね!?(ゴリ押し)
メルマガやLINEのアカウントは誰でもすぐに取れます。でも、肝心の読者さんを集めるということが意外と大変だったりするんですよね。
ただ「登録してね!」と言われても登録してくれる人はなかなかいません。
読者さん側にも登録するメリットがあって、あなたとお互いWIN=WINが成り立つような方法じゃないと、読者さんはなかなか登録してくれないんですよね。
着実に読者さんを集めてPUSH型メディアを始めるには、以下の8つの手順で仕組みを作っていきましょう。
- ターゲットとコンセプトを決める
- ターゲットが喜ぶ無料オファーを考える
- 無料オファーを作る
- 無料オファーのダウンロードリンクor閲覧リンクを作る
- メルマガorLINEアカウントを契約
- 自動返信メッセージを作る
- 無料オファーのLPを作る
- 無料オファーLPへの導線を作る
特に重要なのが、無料オファーとLPの出来です。この出来が良いか悪いかで、登録率が全然違います。読者の獲得数=将来的な売上にも関わってきます。
メルマガやLINEを始めたい、というあなたの参考になれば嬉しいです!
ではでは。
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