2018年大阪北部地震で本当に役に立った2つのSNS(Twitter&Facebook)の活用方法
昨日、2018年6月18日の午前8時前に、大阪北部を中心とした地震がありました。
まず、地震によって亡くなられた方・怪我をされた方が多数いらっしゃった事をとても残念に思います。
僕も大阪北部に住んでいるので、あの大きな揺れを直に体験しました。2人の娘と妻の3人をすぐに抱えて揺れが収まるのを待ちました。
こういう大きな自然災害があったとき、一体僕が何ができるかな?と考えました。
やっぱり人の役に立てる情報を提供することが僕の使命と思い、今回の記事を書くに至ります。
結論からお伝えすると「ネットが通じるならSNSをフル活用しよう」ということです。
特に今回は、僕が実際に使って本当に良かったTwitterとFacebookについてお伝えします。
素早い情報収集にはTwitterを!
スマホからの「地震です」という警告が収まったあと、僕が真っ先に開いたのがTwitterです。
というのも、TV番組やYahoo!ニュースなどのニュースサイトには、震度の情報は出るものの、詳しい情報が出るまでに時間がかかるからです。
Twitterのメリット。とにかく情報が早い
一番生の情報がすぐに出てくるのがTwitterです。その場に直面した人のつぶやき、画像つきの投稿がすぐに出てきます。
Twitterの検索機能を使って情報収集を!
そこで使うのが、Twitter検索です。
例えば、Twitterの検索窓に「地震」というキーワードを入れて検索します。
そうすると、
- 地震に関するつぶやき
- 地震に関係する写真
- 地震の情報を扱っているアカウント
などが出てきます。
リアルタイムの情報が分かる
そこで、
- 色んなお家のモノの散乱状態
- 道路から水があふれ出している様子
- 茨木駅の電光掲示板が落下している様子
- USJのチケット売り場のガラスが割れている様子
などを知ることができました。
https://twitter.com/MassuChannel/status/1008497195161513985
https://twitter.com/QCCOQ/status/1008490413210996737
生存確認!生存確認!
みんな大丈夫?
生きてる?
さっきの地震でかなり被害が大きかったみたいやけどみんな大丈夫かい?
怪我はない?
ちなみにユニバは被害あったみたいだけどみんなのとこは大丈夫? pic.twitter.com/20PGQPCfpp— ロストボーイズ (@lostboys_r_a_s) June 17, 2018
緊急時に利用できるサービスなどが分かる
このたびの大阪北部を震源とする地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。KDDIは、本日15時に大阪府全域 のau Wi-Fi SPOTを無料開放しました。ネットワーク名「00000JAPAN」を選ぶとauのお客様に限らずどなたでも無線LANサービスがご利用頂けます。https://t.co/l5mkx0wEeT pic.twitter.com/h97P7yrqWD
— KDDI広報部 (@kddipr) June 18, 2018
例えば今回の地震では、KDDIの公式アカウントからフリーWi-Fiが利用できる、という情報も流れてきました。
Twitterでリアルタイムの情報を手に入れ活用しよう
このように、Twitterのメリットは素早い情報収集ができることです。
- 被害の程度
- 非難すべきかどうかの判断材料
- 電気・ガス・水のインフラ関係の復旧具合
- 交通情報
- 利用できるサービス
などなど、本当に多くの情報が手に入ります。
ぜひ緊急時にはTwitterで情報を集めてみてください。
Facebookで安否確認を!
Facebookは地元の友人など、リアルなつながりが多いSNSだと思います。
そこでは、ぜひすぐに「無事だよ」という報告を投稿しておきましょう。
実際、地震の直後は電話がなかなか通じない、という状態が続きました。そんなときに、一言安否確認の投稿をしておくだけで、友人や家族は安心できます。
数時間後には、Facebookに大阪北部地震の特設コーナー「災害支援ハブ」ページができる
Facebookでは、このように災害支援ハブというページが用意されます。
Facebookから「安否確認を報告しよう」という連絡が来るので、あなたの無事を報告しましょう。災害支援ハブページから、あなたの無事が確認できるようになります。
またこのページでは、以下のように支援できる人・サポートが必要な人を結びつけることができる機能もあります。
支援ができる余裕がある人(モノ、食事、交通手段など)は、登録をしておきましょう。
このように、Facebookでは安否確認がしやすい機能、支援・サポートを探しやすい機能が即座に用意されます。
今後、また何か自然災害などがあった場合、活用してみてください。
デマ情報には注意
上で紹介したように、SNSは災害時にも情報収集や、安否確認が即座にできるめちゃくちゃ便利なツールです。
ですが、それに乗っかっていたずらする人も出てくるので注意です。デマを流す人が出てきます。
今回も、シマウマの脱走や京阪電鉄の脱線というデマ(嘘)が流れました。
【シマウマ脱走 地震のデマ拡散】大阪府内で震度6弱を記録した地震を巡って、「シマウマが逃げた」とネット上にデマが出回った。大阪府は「未確認の情報をむやみに拡散しないでください」と呼びかけている。 https://t.co/u44D9YQkrm
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 18, 2018
このようなデマは、以前の地震の際にもよく見られました。
- 東北の大震災の時の、「コスモ石油の爆発による有害物質が付着した雨」
- 熊本の大震災の「ライオン脱走」
確かに、緊急時なので信じてしまうかもしれませんが、こういう時ほど「本当なのかな?」と一呼吸おく余裕をもちましょう。
そして「情報が嘘だったら?本当に自分が拡散すべきなのか?」と疑う必要があります。
しっかりと発信元のアカウントを確認しましょう。
大切な情報は、かならず公式アカウントから出ます。いくら友達から回ってきた情報でも、非公式の情報であれば拡散しない、という自分ルールを作っておくのもありです。
地震があると、
SNSでデマ情報流れたりするから、
情報のシェアをするときは、ちゃんとした情報元か確認してからにしましょう!友達から来た情報だからといって、RTやシェアはちょっとまってね。
— ジュンイチ@デジマ研究所 (@Junichi_Santa) June 17, 2018
ネットに繋がりさえすれば、SNSは最大限活用できるツール
今やほとんどの人が持っているスマホ。
たとえ電気が落ちてしまったとしても、通信用の電波が生きていればネットが使えます。
ネットがある時代だからこそ、大変な災害時でもSNSなどを活用できるようにしておきましょう!
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