【メディアコンサル①】まず大事なのは、メディアの現状把握をすること
どうも、ブログマーケッターの人のJUNICHIです。
さて始まりました。WEBメディアのコンサルをできるだけ実況でお届けしていくコーナー。題して…、
『超どリアル!月間10万PVのメディア『升メディア』のSEO対策実況中継』
です。
WEBメディアのコンサルティングに入る前には、大事な2つの事を確認しなければいけません。
- コンサルティングを受けたいクライアントさんの目的
- そのWEBサイトの現状
今回のクライアントさんの目的は【企画物】すでに月間10万PVのメディア『升メディア』のメディアコンサルを始めますっていう記事に書いています。
そして、次に現状はどうなの?という所を確認しました。
- 現状を知らなければ、課題も見つけられない。
- 課題が見つからなければ、対策の打ちようもない。
という事で、今回は現状分析をしました。
データやキーワードも絡んでくる話なので、お見せできそうな部分だけお見せして行こうかなと思います。
(Googleアナリティクスのデータについては、升メディアでも公表されていますので、こちらでも使わせていただいています)
では、まずはブログなどのメディアの改善をするにあたって、現状把握の段階では何を調べたらいいのでしょうか?
サイトの改善を目指すメディアの現状把握では、何を見ればいいのか?
今回のサイト改善の目的は、
- お仕事につなげるコンバージョン数・率のUP
- PV数のアップ
の2つでした。
なので、それぞれの目標についての現状を把握しなければいけない。
とりあえず思いつく限り、いま必要なポイントを考えてみた。
1.コンバージョン数・率を上げるために、確認すべきポイントは何か?
今回は、成約(コンバージョン)を『お問合せ』に設定します。
そうすると、現状確認すべきポイントっていうのは以下の4つだと考えています。
- 「お問合せ」ページが何回見られているか?
- 「お問合せ」ページに誘導できるポイントは、各ページに何か所あるか?
- 「お問合せ」ページに誘導できるレイアウトになっているか?
- 「お問合せ」ページに誘導できている元のページはどこか?(キラーコンテンツの把握)
これらを確認する理由
■1.「お問合せ」ページが何回みられているか?
⇒ まずそもそも、この数字が分からなければ改善されたかどうかが分からないので、あらかじめちゃんと、問合せページの閲覧数は知っておかないといけない。
■2.「お問合せ」ページに誘導できるポイントは、各ページに何か所あるか?
⇒ 現状誘導できる可能性のあるポイントは1ページに何か所あるかは確認した方がよさそう。
■3.「お問合せ」ページに誘導できるレイアウトになっているか?
⇒ これは、現状のデザインをしっかりと残しておかないといけない。
■4.「お問合せ」ページに誘導ができている元のページはどこか?(キラーコンテンツの把握)
⇒ この元ページを把握しておけば、元ページに誘導してあげる数を増やす事で問合せ数も増やせる可能性も上げられる。
2.PV数のアップのために、確認しておくべきポイントは何か?
PV数アップについては、色んな方法があるんですが、とりあえず現状把握としては以下の点を確認しました。
- ブログ開設時~現在までのPV数の変遷
- 直近1カ月のPV数
- どこ経由でのアクセス数が多いのか?少ないのか?【流入元の把握】
- どんなキーワードでの流入が多いのか?
- 狙ったキーワードで流入があるのか?ないのか?
- 今までの投稿数は何ページ?
- 人気のページはどれか?
- 人気の無いページ、ほとんど読まれていないページはどれか?
- 回遊率を上げる対策はできているか?(アンカーテキスト・レイアウトなど)
- ユーザー目線で分かりにくいレイアウトになっていないか?
これらを確認する理由
■1.ブログ開設時~現在までのPV数の変遷
⇒ 順調に成長してきているメディアなのか、それとも伸び悩んでいるメディアなのかを見たい。
■2.直近1カ月のPV数
⇒ この直近の1カ月のPV数をもとに、目標値を設定したい。これが分かんなかったら単純に何PV上がったか、何%UPしたか分からないしね。
■3.どこ経由でのアクセス数が多いのか?少ないのか?【流入元の把握】
⇒ 単純にPV数を増やすなら、今の苦手なメディアからの流入を増やせばいいっていう事も考えられる。また、強いメディアのPV数をさらに上げる対策もできるから。
■4.どんなキーワードでの流入が多いのか?
⇒ これめっちゃ大事。今のメディアで強いキーワードが分かれば、そのキーワードに絡めたコンテンツを作っていけばいいと考えてます。
■5.狙ったキーワードで流入があるのか?ないのか?
⇒ これはSearch Consoleを見ながらご本人に聞いてみる。
■6.今までの投稿数は何ページ?
⇒ 投稿数が多いのにPV数が伸びていない場合は、過去のコンテンツのキーワードと中身を見直すだけでぐっとPV数を底上げできる可能性がある。
■7.人気のページはどれか?
⇒ 人気ページを知る事で、そこからの回遊率を上げる対策が取れる。
■8.人気の無いページ、ほとんど読まれていないページはどれか?
⇒ 人気の無いページ、PV数がめっちゃ少ないページは、キーワードを選定してあげて、中身をリライト・追記すればある程度数字が伸びるのではないか?
■9.回遊率を上げる対策はできているか?(アンカーテキスト・レイアウトなど)
⇒ 1記事1記事に、アンカーテキストなどを使って、他のページへ誘導できるようになっているか?また、スムーズに別のコンテンツを見つけられるようなレイアウトになっているか?
■10.ユーザー目線で分かりにくいレイアウトになっていないか?
⇒ 分かりにくいサイトは、すぐに人は離れていってしまう。テキスト中心のシンプルで分かりやすいレイアウト・構造になっているかを確認したい。
ざくっとこんな感じでしょうか。
まずは、これだけの事を把握して知る事ができれば対策も打ちやすいです。
あとは、ざっと「升メディア」の現状と、それぞれを見た時、思った事書いてみました。
メディアの数字について
開設日(2014年12月1日~2015年9月20日)までのデータ
- 開設日:2014年12月1日
- 累計セッション数:168,510
- 累計ユーザー数:110,371
- 累計PV数:543,216
- ページ/セッション:3.22
- 平均セッション時間:3:25
- 直帰率:61.59%
- 新規セッション率:65.45%
▶公開ページ数
- 投稿数:843
- 固定ページ数:12
- 合計:855
【参照:ブログマーケッターJUNICHIデータ】
- 投稿数:265
- 固定ページ数:50
- 合計:315
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▶流入元
▶考察
- 1セッションあたりのPV数が多い。この回遊率はすごい。
セッション数を上げればグンとPVが上がる。
逆に言うと、セッション数が下がる、もしくは回遊率が下がると一気にPV数が下がる。 - 記事数のわりに、PV数が伸びていない。せっかく書いたコンテンツへの導線を作るかキーワード選定をやり直すかかな。
直近の1カ月のデータ(2015年8月21日~2015年9月20日)までのデータ
- セッション数:33,194
- ユーザー数:24,503
- PV数:112,799
- ページ/セッション:3.30 ← 僕から見たら驚異的な数字だなぁ。
- 平均セッション時間:3:30
- 直帰率:62.19%
- 新規セッション率:64.42%
まとめ
キーワードについては公開できないので、今回はこの辺りまでかな。
あとは、じっくりGoogleアナリティクスと、Search Consoleを見ながら対策を考えるとします。
第2回からは、いよいよ升メディアの廣升さんに登場してもらって、どの対策から実施していくかを話し合っていこうと思います。楽しみにしていてください。
そうそう、前回の記事の終わりにちょっとしたクイズを出していました。その答えを次のページで解説しています。
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