メルマガ初心者でも売上をドカンと爆増させるための9つのテクニック

なによ、もうおしまい？

まだ開封率UPの話しかしていないじゃない。

も、もう今日の分の知識は脳に入りきりません…。

いいの？

奥さんを路頭に迷わすことになるのよ。

メルマガで失敗したらクビよ！

だ、ダメです…！

やっぱりこんな所でくたばるわけにはいかないです…！

じゃあ早く立ちなさい。

次は、メルマガの売上を上げるためにできる具体的なテクニックを9つ教えてあげるわ。

お、お願いします…！！！！

ねぇ、佐伯さん。

その前になんだけど、メルマガの成功法則って覚えてるかしら。

はい！

一度覚えたことは死んでも忘れません！

とにかく初めは、信頼してもらえるようにいい情報を配信していって、うちの会社でないといけない理由をお伝えしてオファーをするんですよね！

そうよ。

メルマガで大事なの事は、「信頼」を得て、しっかりとメルマガ読者さんにこちらの話を聞いてもらえる状態にする必要があるわ。

これが大前提で話を進めるわね。

さっきの成功法則の流れでメルマガを配信していけば、商品・サービスは売れるわ。

だけど、佐伯さんみたいに目標があるなら、少しでも多くの売上がほしいわよね。

そのためにできる細かいテクニックを教えてあげる。

まずはターゲット像をしっかりと絞ってメールを送ることよ。

ペルソナをしっかりと設定するといいわ。

ここでもペルソナですか？

面倒だからって言ってペルソナ設定をしないと、売れるはずだった見込み客からの売上が上がらなくなるわ。

あ、そうですよね！

これを考えていませんでした…。

今すぐペルソナを考えてちょうだい。

早く。

まだ？

そ、そ、そそそそんなにすぐには…。

１０．９．８．７．６・・・。

何のカウントダウンですか…！恐ろしぃぃぃぃ！！

分かりました！こういう人です！

…。

あとでちゃんと詳しく設定しておいてよね。

その人が抱えている悩みと、それをうちの会社の商品だったらどんな風に解決できるかっていう事もちゃんと考えておいて。

一斉送信された感のあるメールと、佐伯さんに個人的に送られたようなメール、どっちがもらって嬉しい？

やはり個人的に送られる私信のようなメールの方が、大切にされている感じがします。

そうね。

罫線や記号を使ってヘッダーや見出しを使っても、いかにも一斉送信感が出てしまうから、余計な記号や罫線を使わないっていう手もあるわ。

なるほどです…！

さっきの私信のようなメールにするように気を付けるっていうのと同じような話なんだけど、「みなさん」って話しかけるよりも、「佐伯さん」とか「あなた」って呼びかけられた方が親近感がわくわよね。

はい！

なんだか名前を呼ばれると嬉しいです！

そういう気持ちを上手く引き出して、うちの会社を好きになってもらうのよ。

メルマガは、ブログじゃないのよ。

え？

メルマガは、ブログじゃないのよ。

え・・・？

ちょっとは考えてよね。

メルマガっていうのは、送られてきたものに対して、なんとなく興味をひかれて、「読んでみるか」と気軽に読み始めるものよ。

はぁ。

ブログ、特に検索をしてわざわざ記事を読んでくれるような人っていうのは、積極的にブログの情報を読んでくれるのよ。

は、はぁ。

（分かっていないわね。）

あのね、検索をして情報を取りに来る人は、気合を入れて情報を仕入れようとする人が多いから、ブログは長くてもけっこうちゃんと読んでくれる人が多いのよ。

な、なるほど！

逆にメルマガは、しょせんメールよ。

長たらしいメールなんてほとんどの人は求めていないわ。

だから、あまり情報を詰め込み過ぎるのは良くないの。

では、１つのメールに書いていい情報の数はどれくらいが妥当ですか？

３つくらいですか？

１つで十分よ！

メルマガの話題は1通につき1つの話題で十分。

覚えておいて。

メルマガは、読者さんに何かを行動してもらうっていうのが大事よ。

行動ですか？

例えば、本文中のURLをクリックしてもらう事。

これが行動よ。

なるほど！

それでは、必ずメルマガにはURLを貼ればいいのですね！

甘いわね。

そのURLはどこに貼れば一番いいと思う？

えーと…。

メルマガを読んでもらってから行動してもらえばいいので、本文の一番終わりのあたりでしょうか？？

それじゃあ機会損失になってしまうわ。

いい、メルマガを送る時には、最低でもURLはファーストビューで見える所に貼るべき。

そして、本文終わりにも、もちろん貼ってっておくといいわ。

一番はじめの部分にURLを貼ってしまうという事ですか？

ちょっと以下のメールを実際に見てみて。

これは、メールのファーストビュー（1番初めに目に入る範囲の部分）を比較したものよ。

正直、はじめのメールの方は、興味が無かったらすぐに閉じちゃうわよね。

でも、次のメールの方は、とりあえず最後読んでもらわなくても、URLをクリックしてもらえるかもしれないの。

確かに忙しい時は、はじめの方だけを読んで、興味がなかったら閉じちゃいます。

もちろん、本文の終わりにも行動を促すURLを貼らないといけないんだけど、意外とメールのはじめの部分のURLを貼るっていうのができていないメルマガが多いわ。

さっきの「行動」の話の続きよ。

メルマガにただURLを貼っておくだけでは不十分よ。

記号を付けたりするのですか？

ちょっと違うわね。

もっとシンプルに考えてみて。

メルマガを読んでいる人に、「どんな行動をしてほしいか」というのを単純にお願いするのよ。

お願いですか？

私は得意です。お願いしてばかりです。

だから佐伯さんってうっとうしくて嫌いなのよ。

ちゃんと調べたり、考えたりせずにすぐに聞いてくるから。

ガーン！

いい、URLをクリックしてほしかったら、「以下のURLをクリックしてください。」と書かれると、「あ、クリックしたらいいんだな。」って分かるわよね。

当たり前のように思えるのですが…。

それが違うのよ。

このフレーズが書いてあるのと書いていないのでは、実際の読者さんの心境が全然違ってくるのよ。

そういうものなんですね…。

知りませんでした。

ただURLが貼ってあるだけでは、読者さんは何をしていいか分からずに迷うのよ。

WEBマーケティングで、迷いを与える事は致命的。

だって、迷ったら行動してくれない人の方が多いから。

なるほどです。

では、クリックしてください。購入お願いします。などのフレーズを必ず入れるようにします。

売上を上げるためには、メルマガ読者さんの信頼を得て、うちの会社のファンになってもらう必要があるわ。

そこで、ブログなどではプレゼントしない、メルマガ読者さんだけの特典をプレゼントするっていのも効果的よ。

どこでも配布されているものよりも、レアな感じがして特別感が味わえますね！

メルマガはメディアよ。

え？

メルマガはメディアよ。

え？

あのね、佐伯さんは少しは自分で考える癖をつけなさい。

いい、メルマガは売り込みをするためのツールじゃないのよ。

メディアなのよ。

メディアですか…。

情報を伝達する媒体…。

というと、基本的には情報を発信する、というスタンスになるのでしょうか…。

（ドキドキ）

悪くないわ。

メディアは、情報を届ける役割があるわよね。

だからこそ、メディアにはファンが必要なの。

ファンがいなければ、情報を発信する意味がなくなるわ。

と、というと…。

ファンを獲得するために…。

できるだけいい情報を届けないといけないのでしょうか…！

そう。

メルマガだからって言って手を抜いていたらダメよ。

良質な情報を届け続ける事が、ファン獲得、コンバージョン率UP、最後には売上UPにつながるのよ。

メルマガに近道なんてないのよ。

どれだけ、当たり前の事を細かくコツコツ続けられるかっていう事なのよね。

そうなのですね。

焦ってもダメという事なんですね…。

そうよ、焦っちゃ負けよ。

さ、今日はここまでにしてあげる。

先輩！

だ、誰ですか！？

俺だぜ！森永だぜ！

ふっ。

どうやら吹っ切れたみたいね。

人は、ある限界点を超えると、凄まじい能力に目覚める事があるの。

覚醒したのね。

す、すごい。

見違えました。

森永君どうでしたか？

ふっ。

先輩。

開封率UPなら俺にまかせてくれ。誰にも負ける気がしないぜ。

コオロギ和尚を軽く超えてやったんだぜ。

・・・・うっ。

う、うわぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ！

佐伯さん、どうしたのよ？

これはもしかして、パワーアップなの！？

頭が！！

頭が痛いです！！！

うわぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ！！

何の変化もないわね。

その頭の痛みは、ただの頭痛ね。

頭に知識を詰め込み過ぎたのよ。

なんだ。

期待して損したぜ。

おぉ～い。

終わったのか～。

そろそろ東京に帰るぞぉ～。

（こいつ、ずっと飲んでいやがったな。）

長野さんをはじめ皆さん、本当にありがとうございました。

これで工場も存続して頑張れそうです。

ブツブツブツブツ仏ブツブツ仏仏！

師匠。

再びお目にかかれて光栄でしたわい。

森永君、お主にもう教えることは無い。

羽ばたくのじゃ。

ふっ。コオロギ和尚。

サンキューな。

みなさんありがとうございました！

これからもよろしくお願いします！

ん？

森永君、なんか変わったねぇ～？

（気づくの遅っ！）