これでイチコロ！メルマガでガンガン成約が決まるオファーの方法を教えてあげる

とうとう今日は佐伯先輩来なかったな。

…ん？！

こ、これは…！　大変だぜ。

おーい、長野さん。

大変だぜ。先輩がこんなメモを残していたぜ。

どれ、見せてちょうだい。

遺書かと思ったわ。

違うのね。

先輩…。

こんな大事な時期に何考えてるんだ…！

ちょっと滅入っちゃってるのかもね。

この前、名前タグの挿入ミスをして、15人にメルマガ解除されたって言ってたから。

先輩…。

とりあえずステップメールは組んであるし、1週間はあたしたちもゆっくりしましょ。

そうですね。

今日はもう遅いし帰りましょう。

雨…。

なんだか不吉な予感がするぜ…。

何もないといいけどね。

バカなりにあの人も頑張ってきたからね。

おはようございます。

1週間のお休みをいただきありがとうございました。

今日からまた頑張ります。

先輩！

いよいよオファーだぜ！

あと１週間で居なくなるかも分かんないんだから、あとちょっと頑張りなさいよ。

じゃあ、商品のオファーメールについて教えてあげるわ。

お願いします！

メルマガで商品・サービスのオファーをする方法は色々あるわ。特に今回は3種類教えるわね。

1. LPへの誘導
2. ECサイトなどの商品の詳細ページへ誘導
3. メルマガ内で直接完結

どれもメリットデメリットがあるわ。

それぞれを是非教えてください！

LPに誘導できれば、ヒートマップ分析もできるし、成約率が悪ければキャッチコピーや、ボタン配置を見直したりできるの。

おお！なるほど！

ただ、メルマガからURLをクリックしてLPにきて、さらにそこで購入・申し込みボタンを押してもらわないといけないから、手間よね。

その途中でユーザーに離脱されてしまう、っていうデメリットはあるわ。

な、なるほど、それでは2番目のECサイトなどへの誘導も同じでしょうか？

サイトに1回来てもらわなければいけないので、離脱されてしまう可能性はありますよね？

そうね、Webマーケティングの鉄則としては「最短クリック数」で目的のページへ、そして販売へ誘導するっていうのがあるわ。

だから、極力クリックしてもらう回数は減らした方がいいのよ。

ECサイトへ誘導できれば、こちらが買ってほしい商品とは別の商品も買ってもらえる可能性も上がるぜ。

そうなの。

LPでは基本的には1LP1商品っていうのが販売しやすいわ。

でも、ECサイトに人を誘導できれば、色んな商品を見てもらえるからチャンスも広がるわ。

メルマガ内で完結するのではダメなんでしょうか？

それが一番最短で購入してもらえそうなのですが。

そうね、最短で購入してもらえる。これはメルマガ内で完結させる大きなメリットね。

ただ、メルマガ内にはそんなにたくさんの情報を詰め込んじゃうと、くどくなってしまうわよね。

メルマガには、あまり沢山の情報を詰め込んでも読んでくれないっていう傾向があるわ。

それでは、それぞれのメリット・デメリットをちゃんと理解した上で、どんなオファーにするか決めないといけないっていう事ですね。

というよりも、色々試してみて、一番成約率の高い方法を選ぶべき。

結局どの方法が一番合うかは、検証してみないと分からないから。

じゃあ、あとはオファー文の書き方を教えるわね。

何度も言うけど、オファーを成約させるための一番のポイントは、いかにメルマガ読者さんに信用してもらえるか、教育できるかっていう事よ。

それが前提にないと、いくら素晴らしいオファー文を書いても、なかなか反応は無いわ。

頑張って成功法則通りにメールを配信してきたつもりです！

そうだぜ！

これまでメルマガを配信してきて、色んな反応もあるし、そこは大丈夫だと思うぜ！

そうね。悪くない状態よ。

よくあたしの教えを守って頑張ってきたわね。

あとは、オファーには以下の７つの要素をしっかりと盛り込んで書くだけよ。

ここは、件名とは別に本文の出だし部分に、メルマガ読者さんの悩みや課題を指摘するのよ。

そして、その悩みを解決できるっていう事を簡潔に表現するの。

これを見た読者さんが、「自分の求めている情報がある！」と確信してもらえるようなキャッチコピーが最高ね。

WEBマーケティングをする上で、キャッチコピーは常に大事なポイントですよね。

ここでは、実際にメルマガ読者さんの気持ちに寄り添うの。

悩みや課題を抱える読者さんの気持ちを代弁することで、共感してもらって、セールスを聞いてもらいやすい状態にするの。

共感力が大事…、と。

ここで、実際に購入して欲しい商品・サービスのオファーを説明するのよ。

大事なのは、この商品ならメルマガ読者さんの悩みを解決できる、という理由をしっかりと説明することよ。

この商品・サービスなら、あなたの悩みが解決できるぜ！

なぜなら、こういう理由だからだぜ！

って感じだな。

ここでは、3段論法を使ったりすると、より説得力が出るわ。

3段論法ですか？

A=B

B=C

だから、A=C

っていう説明よ。

例えば、

• この仏像はヒノキで作られている。（A=B）
• ヒノキは魔除けに効果があると言われている。（B=C）
• だからこの仏像は魔除けに効果がある。（A=C）

って感じだぜ。

分かりやすいですね！

ベネフィットっていうのは、商品を買った後に「どんな良い未来が待っているか」という事よ。

商品の特徴や説明とは違うのよ。

ここをよく間違える人が多いから気を付けて。

例えば、

• この銅像は、銅100％で出来ていて、重厚感がある。（商品説明）
• この銅像は、あなたの心を癒してくれる。（ベネフィット）

っていう感じだぜ！

森永君すごい！

商品のオファー、ベネフィットを提示されても、なかなか踏み切れないのが人間。

そこで、次に「本当に信頼できる商品・サービス」である事を客観的な意見を使って説明するの。

それがお客様の声よ。

第三者の感想が沢山あれば、その商品の良さを信じることができますね！

そう、これはお客様の声だけじゃなくてもよくて、大学の教授なんていう権威のある人の推薦文を載せておいてもいいわ。

あとは、商品を使った時の実証データや、マスコミからの紹介もいいわね。

ここでは、何故うちの会社の商品じゃないといけないのか、他社と比較して、費用対効果や勝っている部分を書くとよりいっそう説得力が増すわ。

今の時代、同じような価格帯の似たような商品がありふれている。

そんな中、差別化出来る部分をアピールする事は重要だぜ。

確かに！

実際に、メルマガ読者さんにどんな行動をしてほしいのかを分かりやすく書かないといけないわ。

商品を買ってほしいのか、問合せをして欲しいのか。

ここがハッキリしていないと、結局何をしたらいいのか、読者さんは迷ってしまうのよ。

それでは、仏像を買ってほしければ購入先のリンクを貼って、「お申込みはこちら」「購入はこちら」みたいに表示することが必要ですね！

そう。

もしも、入力フォームを使う場合は、少しでも入力する項目を減らすべきよ。

入力項目が多ければ多いほど、成約率は下がるわ。

シンプルにすることが大切って事なんだな。

むむむ。

これは、ランディングページに必要な要素と似ていますね…！

そう。

むしろそのままよ。

WEBマーケティングでセールスをするなら、この要素を盛り込む事が鉄則よ。

これが出来るようになれば、まず大きく外すことは無いわ。

先ほどのオファーのタイプ別に考えてみると、LPに飛ばす場合はこの１～７のポイント全部をメルマガ内に書く必要はなさそうなんですが、どうですか？？

そうね、メルマガにも１～７が書いてあるのに、さらにLPで同じような内容を読ませるなんて、読者さんにとって無駄よね。

だから、いかにメルマガからLPに誘導するURLをクリックしてもらえるかが重要。

この場合は、メルマガは極力シンプルにすべき。

URLをクリックしてもらうために、「このURLをクリックすれば、あなたの悩みを解決できる」という事をアピールする一文が必要だな。

もしも、メルマガ内で完結させる場合は、１～７の要素を全て盛り込むといいわ。

本当なら、このメルマガの文章の長さも、長いパターン、短めのシンプルなパターンと両方試して成約率の高い方を使うようにすればいいの。

今回はこれが最初で最後のチャンスかもしれないから、色々試すことはできないけどね。

ラストチャンス…。

とりあえずこれであたしが佐伯さんに教えられる事は以上よ。

先輩！早速オファーメールを作ろうぜ！

もう時間がないぜ！

はい！頑張りましょう！

オファーメール送信…！

ついに、オファーしてしまったぜ！！

頼む…！

今日が木曜日。

明日の金曜日中にある程度売れないときついわね。

これがオイラにぴったりの仏像でやんす！

ふふっ。

この仏像可愛い。買っちゃおっと！

先輩！

かなりいいペースで仏像が売れていくぜ！！

ほわぁあぁぁぁぁぁあ！！

嬉しぃぃぃぃぃ！！

これはいけるぜ！！

くっ・・・。

結局今日の売上は38人か…！

明日で12人必要…。

もう一度オファーメールを送ってみます！！

そうよ。

1回のメールを全員が目に通してくれない事も多いわ。

だから、再度オファーメールを送ることも大事よ！

明日から土日なので、このメールがラストチャンスです…。

頼むぜ…！

今日売れたのが8人…！

合計で46人。あと4人だぜ！

土日の内に4人売れないと…。

お願いします…。

（ゴクンッ・・・）

・・・。

いやぁ～、本当に惜しかったねぇ～。

メルマガで売れたのは結局49人だったんだねぇ～。

社長からのノルマが50人だから、1人足りなかったねぇ～。

くっ…！

あと1人…！！！

せめてあと5分待ってくれ！！

いいよぉ～。

5分で奇跡が起きるなんてドラマみたいだからねぇ～。

見てみたいねぇ～。

（お願いします…！）

（頼む…！）

（…厳しいわね。）

はいぃ～！

終わり～！残念だったね～。

じゃあ、佐伯君クビ～。

・・・！！

部長待ってくれ！！

佐伯さんは50人はクリアできなかったけど、あと一人じゃないか！

こんなにも頑張ったのに、目標をクリアできなかったってだけで即クビにするなんてひどすぎるぜ！！！！！

きみぃ～。

なんだ～その反抗的な態度～。言葉遣いもなっていないしぃ～。最近の若者は困ったもんだねぇ～…。

分かったよぉ～。君もクビね～。

な・・・！

それはあんまりですよ！！

彼はまだ新人ですよ！！

・・・。

何を言っても無駄無駄ぁ～。

もう17時だからボク帰るねぇ～。

明日の10時に、みんなに集まってもらうから、そこで退職の挨拶よろしくねぇ～。

待ってください！！！！！

こ、これは、究極の土下座！！

うっ・・・。

お願いします！！

私はどうだっていい！！

森永君だけは、クビを免除してあげてください！

本当に優秀な人材なんです！

わ、わかったよぉ～。

森永君のクビは免除ね～。

でも佐伯君、きみのクビは変わらないよぉ～。

先輩！

どうせなら、自分のクビ免除も、あの土下座でなんとかできるんじゃないか！？

・・・あの土下座はね。

人の為だからあそこまで心に響くのよ。

佐伯さん自身の為に土下座をしても、効果は無いのよ。

そんな！！

佐伯さんはね、自分の為に土下座をしたことなんて一度もないわ。

いつも、会社のため、仲間のためにああやって頭を下げ続けてきたの。

先輩…！

いいんです…！

大丈夫です。

長野さん、森永君今までありがとうございました。

お二人のおかげでここまで頑張る事ができました。

…。

…先輩…。

うぅ…。