第7章
開封率を上げる件名の作り方
登場人物

おふみさん(28)
フリーランスWebデザイナー、独立3年目。SNS集客に疲弊中。

ジュンイチ(42)
デジタルマーケター。色んな企業や事業主の集客サポートをしている
次の日
おふみさん

お師匠様!おはようございます!件名の話、してください!!
ジュンイチ

今日もやる気やな!!
でも落ち着いて。どうどうどう。
でも落ち着いて。どうどうどう。
おふみさんのテンションはまだ下がらない。
おふみさん

でも師匠!件名が大事ってわかったら、気になってしょうがないんです!
件名だけで開封率が10%も違ってくるなんて!
件名だけで開封率が10%も違ってくるなんて!
ジュンイチ

そや。めちゃくちゃ重要なんやで!
おふみさん

100人の読者さんだったら10人前後、
1000人の読者さんだったら100人前後も変わってくるってことですよね!
1000人の読者さんだったら100人前後も変わってくるってことですよね!
ジュンイチ

めっちゃでかいよな!!
ジュンイチ

まず聞くけど——おふみさんが、もしメルマガを送るとしたら、件名ってどんな感じにしようと思ってた?
おふみさん

えっと……
『デザインのコツをお伝えします』とか、
『おふみさんのメルマガ、第1号』とか
……かな
『デザインのコツをお伝えします』とか、
『おふみさんのメルマガ、第1号』とか
……かな
ジュンイチ師匠は少し黙った。
ジュンイチ

……うん。それ、ほぼ開かれへんやつやな…。
おふみさん

ズガガーン。。。
な、なんでですか??
な、なんでですか??
ジュンイチ

今から説明するで!
なぜ「第1号」は開かれないのか
ジュンイチ

読者のメールボックスには、毎日何十通ものメールが届くよね。
件名って、メールボックスの中で「こっちを開いて!」「いやこっちを開いて!!」って競争してるんよ。
件名って、メールボックスの中で「こっちを開いて!」「いやこっちを開いて!!」って競争してるんよ。
おふみさん

た、確かに。私も全部のメールを開くわけじゃないです。
ジュンイチ

その中で『これ開こう』と思わせるのが件名の仕事。
『おふみさんのメルマガ、第1号』——これ、読者さんが開きたくなるかな??
『おふみさんのメルマガ、第1号』——これ、読者さんが開きたくなるかな??
おふみさん

た、確かに…。
私だったら開きません…。
私だったら開きません…。
ジュンイチ

何が書いてあるかわからんし、読んで得するかどうかもわからん。
分からんメールは開かれん。
分からんメールは開かれん。
おふみさん

じゃあ、どんな件名がいいんでしょうか?
ジュンイチ

開かれる件名には、パターンがあるんやで。
代表的な5つのパターンを伝えるで!
代表的な5つのパターンを伝えるで!
開封率が上がる件名の5つのパターン
① 数字を使う
ジュンイチ

人間の目は数字に反応するようにできてるんよ。
『デザインのコツ』より『デザインのコツ3選』の方が、圧倒的に開かれる
『デザインのコツ』より『デザインのコツ3選』の方が、圧倒的に開かれる
おふみさん

確かに「3選」が入っていたほうが読みたい!
| ダメな件名 | 良くなった件名 |
|---|---|
| デザインのポイントをお伝えします | 依頼前に確認したい3つのデザインポイント |
| フォントについて | フォント選びで失敗しない5つのルール |
| 色の使い方 | 色は3色まで。プロが守るたった1つのルール |
ジュンイチ

数字は『量』を見える化するから、読む前からコスパがわかる。
『3つ』なら3分で読めそう、みたいな。
『3つ』なら3分で読めそう、みたいな。
おふみさん

数字入れます!!!
② 読者の悩みや状況から入る
ジュンイチ

これが一番反応率が高いパターン。
読者が『あ、私のことだ』と思う件名
読者が『あ、私のことだ』と思う件名
| ダメな件名 | 良くなった件名 |
|---|---|
| デザイン依頼のよくある失敗 | 「なぜか伝わらない」デザイン依頼、原因はここでした |
| ホームページ制作について | 「ホームページ作ったのに問い合わせが来ない」原因3つ |
| おしゃれな色の使い方 | 「なぜか私のサイトだけダサい…」Webサイトの色の使い方 |
ジュンイチ

おふみさんの読者——デザインを依頼したいビジネスオーナーやよね。
その人たちが悩んでることを件名に入れる。
そんだけで開封率は上がるで!
その人たちが悩んでることを件名に入れる。
そんだけで開封率は上がるで!
おふみさん

いっぱい悩みは聞いているのでそれを件名にします!
③「正直に言うと」「実は」を使う
ジュンイチ

秘密の匂いがする言葉に、人は弱いんや。
おふみさん

確かに秘密は知りたくなります!
| ダメな件名 | 良くなった件名 |
|---|---|
| デザイン費用の相場 | 実は誰も教えてくれないデザイン費用の相場 |
| ロゴ制作の勝ちパターン | 正直に言うと、ロゴ制作で後悔しやすいパターンがあります |
| Canvaの活用術教えます | 実は誰も知らないCanva活用術 |
おふみさん

なんか私でも気になる!!
ジュンイチ

『実は』とか『正直に言うと』の後には何かがある、と感じさせるんやで!
おふみさん

なんか、お師匠様も口癖でよく使っているような…w
ジュンイチ

そうそう。無意識に使ってるわ・・・。
あ、逆に言うと、僕が喋るときに『正直に言うと』って言い始めたら、
そこから先が一番大事な話やって思っておいてもらったらええかも(笑)
あ、逆に言うと、僕が喋るときに『正直に言うと』って言い始めたら、
そこから先が一番大事な話やって思っておいてもらったらええかも(笑)
おふみさん

なるほど!重要なお話を聞き逃さなくてすみますね!!
④ 疑問形にする
ジュンイチ

疑問形も効果的やで!
答えが気になって開いてしまう、という心理を使うんや。
答えが気になって開いてしまう、という心理を使うんや。
おふみさん

「デザイン費用の相場って知ってますか?」
「あなたのホームページ、最後にいつ更新しましたか?」
とかでしょうか??
「あなたのホームページ、最後にいつ更新しましたか?」
とかでしょうか??
ジュンイチ

ええセンスや!
そういう件名にされたらな、答えが気になって開くしかなくなるんよね!
そういう件名にされたらな、答えが気になって開くしかなくなるんよね!
| ダメな件名 | 良くなった件名 |
|---|---|
| デザイン費用の相場 | デザイン費用の相場を知っていますか? |
| ホームページを更新すべき理由 | ホームページを更新しないと起きる悪いことを知ってる? |
| AIのデザイン活用術 | 素人でもAIでデザインできるって知っていましたか? |
⑤「失敗談」は最強
ジュンイチ

人は失敗談に異常に反応する。
なぜかというと——他人の失敗談は、自分の失敗を回避できる情報やから。
本能的に引きつけられるんよね。
なぜかというと——他人の失敗談は、自分の失敗を回避できる情報やから。
本能的に引きつけられるんよね。
おふみさん

確かに、人の不幸は蜜の味ですからね。
ぐふふふふ。
ぐふふふふ。
ジュンイチ

おふみさんがわっるい顔しとる。
これ、おふみさんの実体験でもいける話やと思うよ。
これ、おふみさんの実体験でもいける話やと思うよ。
おふみさん

えっ、私の失敗談を書くんですか??
ジュンイチ

そう。自分が昔デザイン依頼をした側だったとき——とか、
クライアントに言いにくくて後悔したこと——とか。
具体的なエピソードほど、刺さるで!
クライアントに言いにくくて後悔したこと——とか。
具体的なエピソードほど、刺さるで!
おふみさん

失敗の申し子ですからたくさんあります・・・。
でもちゃんとそこから学んで生きてきました!!
でもちゃんとそこから学んで生きてきました!!
| ダメな件名 | 良くなった件名 |
|---|---|
| ホームページで集客を成功させるには? | 今日もホームページから集客ゼロでした |
| SNS疲れから解放されました | SNSの毎日投稿し続けて3年。集客ゼロでした。 |
| 良き師匠と出会いました | 師匠に怒られました |
やってはいけない件名
ジュンイチ

逆に、絶対やってはいけない件名もあるんやで。
おふみさん

そもそも「絶対にやってはいけない件名」っていうのが開封したくなります…w
❌「お知らせ」「ご連絡」だけ
ジュンイチ

何の話かわからない件名は開かれない。
ビジネスメールじゃないんやから、件名に内容を入れてほしい!
ビジネスメールじゃないんやから、件名に内容を入れてほしい!
おふみさん

確かに…。開かないなぁ。
❌ 長すぎる件名
ジュンイチ

スマートフォンで見ると、件名は20〜25文字くらいで切れる。
長い件名は途中で読めなくなる。やから大事なことは前半に入れてな!
長い件名は途中で読めなくなる。やから大事なことは前半に入れてな!
おふみさん

大事なことは前半、大事なことは前半。
❌「無料!」「今すぐ!」「絶対儲かる!」
ジュンイチ

これ、スパムと判定されてそもそも届かないことがあるんや。
怪しいセールスメールで使われてきた言葉は避けといたほうが良いよ。
怪しいセールスメールで使われてきた言葉は避けといたほうが良いよ。
おふみさん

怪しい人と思われたくないです!!
おふみさん、実際に件名を考えてみる
ジュンイチ

じゃあ——最初の1通、送るとしたら件名どうする?
今教えたパターンを使って、作ってみて!
今教えたパターンを使って、作ってみて!
おふみさん

え!?今ですか?
ジュンイチ

AI使ってもいいから、さっきのポイントを使って作ってみて。
おふみさん

……師匠!これどうですか!
「デザイン依頼で『イメージと違う』を防ぐ3つのコツ」
ジュンイチ

おっ……ええやん!
おふみさん

本当ですか!?
ジュンイチ

数字が入ってる、読者の悩みから入ってる。
ちゃんとさっきの勝ちパターンが意識できてるな!
ちゃんとさっきの勝ちパターンが意識できてるな!
おふみさん

ぃよっしゃぁぁぁぁ!!!
おふみさんは思わず立ち上がってガッツポーズをした。
ジュンイチ

お、おっふ…。
画面の向こうで、ジュンイチ師匠が少し引いていた。
おふみさん

やったー!!!お師匠様ありがとうございます!!
ジュンイチ

……(笑) まあ、練習するとどんどん感覚がついてくるから。
最初から完璧じゃなくていい。
大事なのは——これから送るたびに、件名と開封率をチェックしておいてな。
どの件名が刺さったか、データが溜まるほど精度が上がっていくからね。
最初から完璧じゃなくていい。
大事なのは——これから送るたびに、件名と開封率をチェックしておいてな。
どの件名が刺さったか、データが溜まるほど精度が上がっていくからね。
おふみさん

あいあいさ!!
ジュンイチ

あと、AIで件名を10個作って比べる、っていうのを繰り返してたら、半年後には件名だけで飯食えるくらいのセンスが身につくから(笑)
おふみさん

え、そんなになれるんですか!
ジュンイチ

大げさに言ったけど(笑) でもほんまに、件名力ってメルマガの核心やから。
ここを磨くのは無駄にならなんからね。
ここを磨くのは無駄にならなんからね。
おふみさん

件名ひとつで、10人変わる!!
私頑張ります!!
私頑張ります!!
おふみさんは、少しずつ先が見えてきた気がした。
ジュンイチ

さて——件名で開いてもらえたとして。
次は何が大事か、わかる?
次は何が大事か、わかる?
おふみさん

……設定とかですか?
ジュンイチ

その前に本文!!
おふみさん

あれ?この前AIでメール作成方法を学んだような…。
ジュンイチ

あれはあくまでもAIが書いた文章をもとにするってことを教えただけだよ。
もっと詳しく「効果的な本文」の書き方を教えるで!
もっと詳しく「効果的な本文」の書き方を教えるで!
おふみさん

確かに!!
AIに書いてもらって本文はOK!!
って考えていました!
何も基礎がわかっていないのに恥ずかしい…。
AIに書いてもらって本文はOK!!
って考えていました!
何も基礎がわかっていないのに恥ずかしい…。
ジュンイチ

そう!
ちゃんと基本を学んでおくことは大事やで!
ってことでまた次回!
ちゃんと基本を学んでおくことは大事やで!
ってことでまた次回!
第7章のまとめ
- ◆件名ひとつで開封率が10%変わる。どんなに本文が良くても、開かれなければ意味がない
- ◆件名は「開封するかどうか」を決める一文。本文がどれだけ良くても、件名次第で読まれない
- ◆数字を使う・悩みから入る・「実は」で秘密感を出す・疑問形にする・失敗談を使う——この5パターンが開封率を上げる
- ◆スマホで切れない20文字以内が目安。「無料」「絶対」などはスパム判定に要注意
- ◆送るたびに開封率をチェックしてデータを蓄積する。件名の精度は経験で磨かれる