eBook「メルマガマーケティング」第4章

第4章

成功した人・失敗した人、何が違うのか?

登場人物

おふみさん(28)
おふみさん(28)
フリーランスWebデザイナー、独立3年目。SNS集客に疲弊中。
ジュンイチ(42)
ジュンイチ(42)
デジタルマーケター。色んな企業や事業主の集客サポートをしている
翌日 10:00
おふみさん
おふみさん
おはようございます!!
お師匠様!
今日も弟子は元気です!
ジュンイチ
ジュンイチ
お、おう!
よく来たな。
おふみさん
おふみさん
お師匠様!!
ズバリわたしはメルマガでうまくいきますか??
メルマガやってもうまくいかなかった人も結構いるんじゃないですか??
ジュンイチ
ジュンイチ
もちろんいるよ。
おふみさん
おふみさん
こ、怖い!!でも聞きたい!!
ジュンイチ
ジュンイチ
ちゃんと話した方がええね。
うまくいった人の話だけしても意味ないから。
おふみさん
おふみさん
ご、ごくり。
ジュンイチ
ジュンイチ
失敗のパターンって、ほぼ決まってるんや。
それを先に知っておくと、同じ失敗をしなくて済む。
怖いのは『わからないから』だから、知ったら怖くなくなる!!
おふみさん
おふみさん
何が怖いかもわからないまま不安なのが一番しんどいんです!!

まず、うまくいった人の話をしよう

ジュンイチ
ジュンイチ
最初に、成功した人の話をいくつかするで。
ジャンルも規模もバラバラだけど、共通点があるんや。
おふみさん
おふみさん
教えてくださいィィィ!!!

ケース① フリーランスWebデザイナー(おふみさんと同じ職種)

ジュンイチ
ジュンイチ
Instagramのフォロワーが400人で伸び悩んでた人が、メルマガを始めて8ヶ月後、読者が280人になった。その時点で、毎月仕事の受注が入るように。
仕事の問い合わせの経路を聞いたら——7割以上が『メルマガ経由』やったんや。
おふみさん
おふみさん
え……!毎月?!
フォロワー400人で、そんなに問い合わせが来るんですか?
ジュンイチ
ジュンイチ
そう。逆に聞くけど、Instagramのフォロワー400人のうち、ちゃんと投稿を読んでくれてる人って何人だっけ?率とか覚えてる??
おふみさん
おふみさん
……この前の話だと、5〜10%だから……20〜40人くらい?
ジュンイチ
ジュンイチ
そう。でもメルマガ280人の開封率が25%なら、毎回70人が本当に読んでくれてる。
しかも能動的に開いた人が。この差が、問い合わせ数の差に出てきてたんよね
おふみさん
おふみさん
……フォロワー数じゃなくて、ちゃんと読まれてる人数が大事!!

ケース② コーチ・コンサルタント(SNSが苦手だった人)

ジュンイチ
ジュンイチ
この人、SNSが本当に苦手やってん。
こんなことを言ったらあれやけど、ビジュアルセンスもないし、動画撮影も嫌いで、Instagramはほぼ更新してなかった。
おふみさん
おふみさん
SNSの投稿とかって結構センス必要ですもんね。
ジュンイチ
ジュンイチ
でもメルマガだけは週1回、テキストを送り続けた。
1年後、メルマガ読者450人。
そこから月1〜2件のコンサル契約が入るようになった
おふみさん
おふみさん
SNSがなくても、ですか?
ジュンイチ
ジュンイチ
せや。SNSがなくてもや。
メルマガ登録の入口は、友人への紹介と、ブログへのアクセスだけだった。
SNSが得意じゃなくても、ちゃんと育つ人は育つ、っていう例やね

ケース③ 整体院(個人サロン)

ジュンイチ
ジュンイチ
これはちょっと毛色が違うんやけど——地域の整体師さん。
おふみさん
おふみさん
私のお客様にも整体師さんいます!!
ジュンイチ
ジュンイチ
その人はね、月2回、『身体のメンテナンスに関するコラム』を送り続けた。
半年後に変わったのは、『新規集客』じゃなくて——リピート率。
1回来たお客さんが、次も来てくれる割合が上がった。
月2回のメールで『あ、そういえば最近行ってないな』と思い出してもらえる。
メルマガってこういう使い方もできるんやで!
おふみさん
おふみさん
……なるほど。集客だけじゃなくて、リピートにも使えるんですね
ジュンイチ
ジュンイチ
そう。メールってずっと関係を続けてくれるから、遠ざかりそうな人を引き戻すのも得意なんよね

では、うまくいかなかった人は何が違ったのか

ジュンイチ
ジュンイチ
さて——ここからが本番や!!
失敗パターン。大きく分けると3つある!!
おふみさん
おふみさん
失敗3パターン!

おふみさんはメモの準備をした。

失敗パターン① 「続かなかった」

ジュンイチ
ジュンイチ
一番多いのが、これ。始めたけど続かなかった。
よくあるのが——最初の1〜2通は気合いを入れて書く。
3通目くらいから、何を書けばいいかわからなくなる。
1週間空いて、2週間空いて、そのまま自然消滅。
……心当たりある人、多いと思う(笑)
おふみさん
おふみさん
結局継続力かぁ…。

おふみさんは少し苦笑いした。

おふみさん
おふみさん
SNSも同じような人が多いです。初めは気合が入っているんだけど、どんどん疲れて辞めちゃう人。
やっぱりそれじゃ結果出ないですよね。
ジュンイチ
ジュンイチ
そうそう。ほんま何事も継続。
で、なんで続かないかっていうとね。
毎回ゼロから考えてるからね。
おふみさん
おふみさん
ネタを考えるのはSNSも大変でした。。。
ジュンイチ
ジュンイチ
『今日何書こう』から始めると、消耗するんよ。
続く人は、ネタの探し方のルールを最初に決めてる。
『クライアントから聞かれた質問を書く』とか『今週気になったデザインのニュースを書く』とか。仕組みが先で、内容は後。
おふみさん
おふみさん
……なるほど。ネタを探す仕組みを先に作る、ということですか
ジュンイチ
ジュンイチ
そういうこと。あとは次の第5章で話すんやけど、AIを使うと、ネタを出したり文章を組み立てたりがめちゃくちゃ楽になる。続かない問題は、今の時代ほぼAIで解決できるから大丈夫やで!!
おふみさん
おふみさん
確かに!本当にAI様さまって感じです!

失敗パターン② 「売り込みばかりで読者に嫌われた」

ジュンイチ
ジュンイチ
2つ目。
すぐ売ろうとするパターン。
『メルマガを始めたら売上が上がる』と聞いて始めた人が、
1通目から商品の案内を送る。
2通目もセール情報。
3通目も『残り3席です!』
……読者の気持ちになるとどう???
おふみさん
おふみさん
よく知らない人から売り込まれたらウザいです!!!
すぐ解除します!!
ジュンイチ
ジュンイチ
そうやんね(笑)
メルマガは、信頼を積み上げてから買ってもらうメディアだって話をしたよね。
その順番を守らないと、どんなに良い商品でも売れないし、最悪、読者がガンガン減っていく!!
おふみさん
おふみさん
ガンガン減る…。
ぎゃぁぁあああああああああ!!怖い怖い怖い!!
ジュンイチ
ジュンイチ
ガンガン初めから売り込まなければ大丈夫や!!
おふみさん
おふみさん
どれくらい信頼を積み上げたら、案内していいんですか?
ジュンイチ
ジュンイチ
読者さん1人1人、それぞれ信頼度が高まるスピードは違う。
だから一概に「何通」っていうのは言い切れんのやけど、、
目安は——10通以上。
おふみさん
おふみさん
10通!!
ジュンイチ
ジュンイチ
『この人は私のために発信してくれてる』が伝わってきたとき、はじめて商品の案内が自然に受け取ってもらえる。
最初から売ろうとすると、逆に遠ざかる。わかっていても、焦ると忘れてしまいがちなんよね…。

失敗パターン③ 「書いてるのに反応がない→やめた」

ジュンイチ
ジュンイチ
反応がないとしんどいよな…。
おふみさん
おふみさん
送っても無意味に思えてしまうんじゃないかなって。
SNSも反応がないとめげそうになります。
ジュンイチ
ジュンイチ
継続はしてるんだけど、開封率も低い、返信も来ない、問い合わせも来ない。
原因はほぼ決まっていて——
自分が書きたいことを書いているか、
読者が読みたいことを書いていないか、
のどちらか。
おふみさん
おふみさん
……その違い、どうやって気づくんですか?
ジュンイチ
ジュンイチ
一番早いのは、読者に聞くことなんやで!
登録してくれた人に『どんな情報が知りたいですか?』って質問するだけで、
全然テーマの精度が変わってくる。
おふみさん
おふみさん
直接聞いてもいいんですね!
ジュンイチ
ジュンイチ
あとは、開封率が高かった回と低かった回を比べてみると、だんだん『読者が反応するテーマ』がわかってくるんよ。データは正直やから(笑)

成功した人と失敗した人、本当の違いは何か

ジュンイチさんは少し間を置いてから、こう言った。

ジュンイチ
ジュンイチ
3つのパターンを話してきたけど——
正直に言うと、成功と失敗を分けてる本質は、一つだと思ってる
おふみさん
おふみさん
一つ、ですか?
ジュンイチ
ジュンイチ
うん。
『読者のために書いているか、自分のために書いているか』
おふみさん
おふみさん
読者のためか、自分のためか。
か…。
ジュンイチ
ジュンイチ
続かない人も、売り込みがちな人も、反応がない人も——突き詰めると、発信の軸が自分にある。
でも、続いてる人は、常に『この人が読んでよかったと思えるか』を考えてる。
それだけなんよね

おふみさんはしばらく黙って、その言葉を反芻した。

心の声

……SNSで毎日頑張ってたのも、正直『フォロワーに見てほしい』という気持ちが強かったかもしれない。読者のために、って言葉、重い。

おふみさん
おふみさん
……それって、難しいですよね。自分のためじゃなく書くって。
ジュンイチ
ジュンイチ
難しく考えすぎなくていい。
シンプルに、
『もし私が読者だったら、このメールを読んで良かったと思う?』
って自問するだけでいいんよ。
答えがYesなら送る。Noなら書き直す。それだけや!!
おふみさん
おふみさん
……なんかとてつもなくシンプル!!
でも、確かにそれだけかもしれないです。

おふみさんはメモ帳に「読者のために書く」と書いて、二重丸をつけた。

おふみさんはしばらく考えてから、ふと気になっていたことを口にした。

おふみさん
おふみさん
ジュンイチさん、聞いてもいいですか
ジュンイチ
ジュンイチ
どうぞ!
おふみさん
おふみさん
メルマガをやってみたい気持ちは、だいぶ固まってきたんですけど……
一個、ずっと引っかかってることがあって。
ジュンイチ
ジュンイチ
なんやろか??
おふみさん
おふみさん
読者って……どうやって集めればいいんですか?
メルマガを始めても、読んでくれる人がいなかったら意味ないじゃないですか。
でもその集め方がイメージできなくて…。

ジュンイチさんは「あ、それ大事なとこ」という顔をした。

ジュンイチ
ジュンイチ
それ、めちゃくちゃ大事な質問やわ。
よく聞いてくれた。
実はね、読者の集め方って、意外とシンプルなんよ。
しかも——おふみさんがすでに持ってるSNSのフォロワーを、
そのまま活かす方法がある
おふみさん
おふみさん
え、本当ですか!?
ジュンイチ
ジュンイチ
うん。次の章で詳しく話すで!!
ほなまた来週ーー!!!
第4章のまとめ
  • メルマガで成功している人は全員「読者のために書いているか」を問い続けている
  • 3通目からネタ切れで自然消滅するのは最多の失敗パターン。ネタを探す仕組みをあらかじめ作っておく
  • 最初から売り込まない。10通以上かけて信頼を積み上げてから、はじめて商品の話をする
  • 開封率・反応が低い原因はほぼ「自分が書きたいことを書いている」こと。読者視点に切り替えると変わる
  • 「もし自分が読者だったら、このメールを読んで良かったと思うか?」——これが全ての判断基準