eBook「メルマガマーケティング」第3章

第3章

正直に言う。メルマガが向いている人・向いていない人

登場人物

おふみさん(28)
おふみさん(28)
フリーランスWebデザイナー、独立3年目。SNS集客に疲弊中。
ジュンイチ(42)
ジュンイチ(42)
デジタルマーケター。色んな企業や事業主の集客サポートをしている
翌日 11:00
おふみさん
おふみさん
ジュンイチ師匠!!
ジュンイチ
ジュンイチ
お、おはよう。
いきなり「師匠」ってどうしたんや・・!!
おふみさん
おふみさん
昨日あれから色々考えて思ったんです。
私、本気でジュンイチ師匠にメルマガを習いたいって!!
だからお師匠様と呼ばせていただきます!!
ジュンイチ
ジュンイチ
お、おっふ。
ちょっとこっ恥ずかしいけどなんとでも呼んでね。
じゃあこっちも師匠らしく振る舞わせてもらうで!!
ガハハハハ。
おふみさん
おふみさん
お願いしやす!!
(お師匠様の口調が変わった!!)

おふみさんは思わず前のめりになった。

おふみさん
おふみさん
それでお師匠!!!
昨日の続きなんですが、なんで私の職種(デザイナー)がメルマガと相性がいいんでしょうか!?
ジュンイチ
ジュンイチ
そうそう。
デザイナーさんは相性は抜群にええんや!!
おふみさん
おふみさん
どういうことですか!?
デザイナーって普通にメルマガやるイメージがないんですけど…。
ジュンイチ
ジュンイチ
そこなんや!実はデザイナーって、メルマガと相性が良い職種の上位に入るんやで!!
その理由、ちゃんと説明したるでい!!
おふみさん
おふみさん
はい!!
ジュンイチ
ジュンイチ
その前に——向いている人・向いていない人の話を先にするで!
正直に言けど、ここ、ちゃんと理解してから始めた方が絶対いいからな。
おふみさん
おふみさん
は、ははぁ!!!🙇‍♂️

メルマガが「向いている人」の3つの特徴

ジュンイチ
ジュンイチ
まず、向いている人の話から。
ざっくり言うと、3つの条件があるんや!!

ジュンイチさんは指を3本立てた。

① 「伝えられる専門知識・経験」がある人

ジュンイチ
ジュンイチ
メルマガはな、読者に何かを届けるメディアや。
ほな、届けるものが何もなかったらどないや!??
おふみさん
おふみさん
……何も書けない、ですよね
ジュンイチ
ジュンイチ
そうや!!
でも逆に言うと、仕事上の専門知識がある人なら、それだけでコンテンツになる。
『今日クライアントから聞かれた質問』でもいい。
『仕事でよくある失敗と、その対処法』でもいい。
『業界の常識だと思ってたら、実は違った話』でもいい。
日常業務の中で『あ、これ誰かに教えてあげたいな』って思う瞬間があれば、もう素材は十分や。
おふみさん
おふみさん
確かに…。たまにSNSのコメントでデザインについての質問をもらうことがあります!あれをメルマガにすれば良いんだ。

② 高単価・信頼型のサービスを提供している人

ジュンイチ
ジュンイチ
メルマガの強みって、昨日言った通り『信頼を積み上げること』なんや。
やから、信頼が購買に直結するサービスほど、相性がいいんやで!!
おふみさん
おふみさん
信頼が直結するっていうのは…。
ジュンイチ
ジュンイチ
たとえば、250円のチョコレートと、50万円のホームページ作成サービス、
どっちを買うときに『この人、信頼できるかな』を気にする?
おふみさん
おふみさん
…そりゃ、50万円のホームページ制作です。
チョコレートはどこのコンビニでもスーパーでも気にせず買います。
ジュンイチ
ジュンイチ
そういうこと。
高単価・長期契約・専門家への依頼——こういうサービスは、買う前に『この人なら大丈夫』という確信が必要になる!その確信を、時間をかけて育てられるのがメルマガなんや!!!

③ 継続して発信できる人(毎日じゃなくていい)

おふみさん
おふみさん
でも毎日毎日、ネタが続くかどうか…
ジュンイチ
ジュンイチ
これ、よく誤解されるんやけど——毎日書かなくても大丈夫!
週1でも、月2回でも、続けられる頻度であれば全然大丈夫!
おふみさん
おふみさん
え、毎日じゃなくても良いんですか?

おふみさんは思わず声が出た。

ジュンイチ
ジュンイチ
大事なのは『頻度』より『継続』。
週1を1年続ける方が、毎日を1ヶ月やって燃え尽きるより、ずっと価値があるんやで。
おふみさん
おふみさん
継続が命…。
ジュンイチ
ジュンイチ
毎日やったら疲弊するやん(笑)
そこまで肩肘はらんくてええよ。
おふみさん
おふみさん
……私、毎日Instagramに投稿してました。ハァハァ…。
ジュンイチ
ジュンイチ
だからしんどかったんやね。
おふみさん
おふみさん
毎日毎日血反吐はきながらやっていました!!笑

おふみさんはしばらく黙って、この3年間を振り返った。

心の声

毎朝起きてネタを考えて、昼休みに撮影して、夜に編集して投稿して、いいね数を確認して——その全部が「やらなくてよかったわけじゃないけど、もっとずっと楽なやり方があったこと」を知らなかっただけだった。

……3年間……。

おふみさん
おふみさん
あはは……(笑) なんか、笑うしかないです!
ジュンイチ
ジュンイチ
(…この子、本当に前向きや)
そういう前向きさは何をするにも本当に大事!!
おふみさん
おふみさん
……それは聞いて少し安心しました。それだけが私の取り柄なので!
ジュンイチ
ジュンイチ
ただ、完全に不定期・気が向いたら、っていうのは読者が混乱するので、
最低限『この曜日に送る』くらいのルールは作った方がいいかな。

デザイナーがメルマガと相性いい「本当の理由」

ジュンイチ
ジュンイチ
で——おふみさんの話に戻るね。
なんでデザイナーが向いてるかって言うと、さっきの3つ全部当てはまるんよ
おふみさん
おふみさん
全部、ですか?
ジュンイチ
ジュンイチ
①の専門知識、あるよね?デザインの話って、普通の人にはわからないことだらけやん。
フォントの選び方、余白の使い方、色の心理効果——読者にとっては全部新鮮な情報。
おふみさん
おふみさん
わたしが当たり前のように考えてやっていることが、読者さんにとって全部が新鮮な情報…!!
ジュンイチ
ジュンイチ
②の高単価・信頼型、これも当てはまる。
Webデザインって、一回依頼したら数万〜数十万円の話だよね。
それだけの金額を払う人は、絶対に『この人に頼んで大丈夫か』を気にしてる。
おふみさん
おふみさん
確かに私の商品はチョコレートじゃない!けっこう高額!
ジュンイチ
ジュンイチ
そして③の継続——おふみさん、これまで毎日SNSに投稿してましたよね?
おふみさん
おふみさん
……はい、してました!
ジュンイチ
ジュンイチ
それができてた人が、週1メルマガを続けられないわけがないで!!
むしろ、週1でこっちに集中した方が、絶対楽になる!

おふみさんは少し照れながら笑った。

心の声

……なんか、ちゃんと私のことを見た上で言ってくれてる気がする。

「正直、向いていない人」の話

ジュンイチ
ジュンイチ
ここから、少し正直な話をするで!

ジュンイチさんの表情が、少しだけ真剣になった。

ジュンイチ
ジュンイチ
メルマガが向いていない人も、ちゃんといる。
伝えておかないと、始めてから『こんなはずじゃなかった』ってなるからね。
おふみさん
おふみさん
ご、ごくり。

おふみさんは姿勢を正した。

「今すぐ結果が欲しい人」には向かない

ジュンイチ
ジュンイチ
メルマガは、信頼を積み上げるメディアだって話をしたやんね。
ってことは——成果が出るまでに時間がかかる!!
早くて3ヶ月、普通に考えたら半年から1年。
メルマガを始めて1週間で問い合わせが殺到する、なんてことはほぼない!!
おふみさん
おふみさん
……正直言ってくれてありがとうございます。
焦ったら駄目ってことですね。
ジュンイチ
ジュンイチ
今すぐ売上が欲しいなら、メルマガより広告の方が向いてる。
メルマガは“中長期の資産作り”だから。
そこを理解してから始めんと、途中で『こんなに頑張ってるのに意味ない』って結局諦めてしまうからね。

「伝えることが何もない人」には向かない

ジュンイチ
ジュンイチ
さっきの裏返しなんやけど——
特定の専門知識も、経験も、価値観も、何も発信できるものがない、という人は
正直難しい。
おふみさん
おふみさん
な、なるほど…。
ジュンイチ
ジュンイチ
ただ、これはほとんどの人には当てはまらない。
仕事をしている人、努力している人なら、必ず『読者に役立つ何か』を持ってる。
ただそれに気づいてないだけや。
おふみさん
おふみさん
おおー!確かに勉強した内容をアウトプットするっていうのもありですよね!
おふみさん
おふみさん
(私にも書ける。書けそう!)

「即時集客が目的の業種」はSNS広告の方が向く

ジュンイチ
ジュンイチ
業種の話もしておくとね。
たとえば——今日のランチ時間に来てほしいラーメン屋さん。
明日のセールに来てほしい雑貨ショップ。
こういう『今すぐ来てほしい』系のビジネスには、
メルマガより、InstagramやLINE公式、チラシの方が向いてる。
おふみさん
おふみさん
メモメモ
ジュンイチ
ジュンイチ
メルマガは、時間をかけて関係を作ることが強みだから、
即時性が必要な業種とは少し相性が悪いんや。
おふみさん
おふみさん
なるほど……。メルマガが万能なわけじゃないんですね。
ジュンイチ
ジュンイチ
そう。ちゃんと向き不向きがある。
最初にも言った通り、『誰でも必ず成功するとは限らない』んや!

向いている業種・向いていない業種

ジュンイチさんは、まとめ表を見せてくれた。

向いている業種向いていない業種
フリーランス(デザイン・ライティング・写真など)即時来店型の飲食・小売
コーチ・コンサルタント低単価・大量販売型の商品
士業(税理士・社労士・行政書士)認知よりも「今すぐ購入」が重要な業態
(水道修理や鍵開けなど)
教育系(スクール・オンライン講座)トレンド重視のアパレル・雑貨
整体・サロン・美容系(高単価・リピート型)
BtoB企業・スモールビジネス

ジュンイチ
ジュンイチ
要するに——高単価・信頼型・専門知識がある、この3つが揃う業種は、
メルマガとめちゃくちゃ相性がいい!
おふみさん
おふみさん
フリーランスデザイナーって、全部当てはまる!!

おふみさんは表をじっと見つめた。

心の声

表の一番上に「フリーランス(デザイン)」と書いてある。

おふみさんは3回確認した。・・・が3回とも同じ結果だった。

ジュンイチ
ジュンイチ
そうやで!
あとは——実際に始めた人が、どうなったか。
逆に、うまくいかなかった人は何が違ったか。
そこを知っておくと、もっと安心できるんとちゃうかな??
おふみさん
おふみさん
そのお話も是非に是非にーー!!!!
ジュンイチ
ジュンイチ
ほな次は、成功した人と失敗した人の話編やな!
第3章のまとめ
  • 日常業務での質問や失敗事例も立派なコンテンツになる。専門知識がある人はメルマガに向いている
  • 高単価・信頼型サービスほどメルマガとの相性が良い。購入前に信頼を積み上げる時間が必要だから
  • 毎日書かなくていい。「頻度より継続」が原則で、週1回でも続けることの方がずっと大切
  • 今すぐ結果を求める人には向かない。メルマガの成果は3ヶ月〜1年のスパンで考えるもの
  • フリーランスデザイナーは「専門知識・高単価・継続発信」の3条件すべてが当てはまる、メルマガ向きの職種