キーワード選定と検索の超基本|ブログ初心者が絶対押さえておきたい4つのポイント
『キーワード選定を制する者は、Webコンテンツ制作を制す。』
どうも、こにゃにゃちは。JUNICHIです。
今日はちょっと真面目な話をしますが、頑張ってゆるく簡単にしたいと思います。
ブログを書く時、ちゃんとキーワードを選んで記事を書いていますか?
キーワード選定は、ハッキリ言って、コンテンツ制作の中でも1番重要な作業です。
これさえしっかりできるようになれば、ブログのアクセス数もバッシバシ上がるし、売上もザックザク上がる訳です。
そんだけ重要です。
だからこそ、キーワード選定の4つの基本を是非知っておいてほしいと思います。
という事で、今回はブログ初心者のあなたも、まぁまぁブログを頑張ってる中堅さんも、ベテランさんも是非読んでみて下さい。
1. なぜキーワードを選んで記事を書いたりコンテンツをつくらなければいけないのか?
答えは簡単。
検索結果にコンテンツを表示させるため
です。
これがもう全てです。この為に、僕もキーワードを慎重に慎重に選んでいます。
逆を言うと、キーワードを意識した記事が書けない、コンテンツが作れないと、検索から人は来てくれません。
キーワードを意識してコンテンツを作らないと、検索されない
あなたも検索をしたことがあるなら分かると思いますが、基本的に検索するときって、自分が調べたい事に関係するキーワードを入力しますよね。
だから、検索されるキーワードを使ってコンテンツを作る訳です。
逆に、キーワードを意識せずに「私の日記1」「私の日記2」みたいな記事を量産していても、いつになっても検索結果に出てきません。
人は、以下のような感じで検索をします。
■キーワードを使って検索するパターン
- 「英語 勉強法」
- 「英語 文法 覚え方」
とか。
■フレーズで検索するパターン
最近は、「は」とか「を」みたいな接続詞をあえて削らない長めのフレーズや、一文を検索窓に入れる人もいます。
- 「第一次反抗期の子供に言ってはいけない言葉」
- 「amebaのアクセス数が下がっていませんか久しぶりに」
って入力して検索する人もいるっていう事です。
ただし、キーワードを1語、2語、3語みたいに組み合わせて検索する人の方が圧倒的に多いのが現状。
そして、フレーズじゃなくてもキーワードを意識してコンテンツを作れば、フレーズで検索する人もカバーして集める事ができます。
だから、キーワードを意識してコンテンツをつくらないといけないっていうのは分かりますね。
検索されると、そのWEBサイトの目的が達成しやすくなる
キーワードを使ってコンテンツを作れば、検索される可能性が上がります。
検索経由で人が集まってくれるようになると、あなたのWebサイトの目的がより達成しやすくなります。
ほんで、Webサイトの中の1ページ1ページは、目的があって作られなければいけません。
Webページの目的って何やねん!っていう話ですよね。
大きく分けると3つあります。
WEBサイトの1ページ1ページのコンテンツ(ブログ記事など)の目的とは?
大きく分けて3つあります。
- 売上を上げる (売上)
⇒そのページから直接商品やサービスが売れる - 人を集める (集客)
⇒そのページをきっかけに、あなたの会社の商品・サービスに興味のありそうな見込み顧客を集める - 独自性を持たせる (ブランディング)
⇒あなたらしさ、あなたの会社らしさを知ってもらうコンテンツ
だから、今あなたが書こうとしている記事が、1~3のどれに当てはまるかっていうのは考えながらコンテンツを作った方がいいっていう事です。
2. 検索上位をねらおう
キーワード選定の目的は、「検索されるコンテンツにする」こと。
じゃあ、具体的に検索上位に入ると、どんな良い事があるんでしょうか。
検索上位に入ればアクセス数が増える!
考えれば当たり前ですよね。
検索上位に入ると、より多くの人があなたのサイトを訪問してくれるようになります。
アクセス数が増えるって事です。単純な話、上位にあるサイトの方がクリックされるからです。
↓ これは、Google検索結果の順位別クリック率を表した表です。
グーグル検索 での順位 |
CTR |
---|---|
1位 | 31.24% |
2位 | 14.04% |
3位 | 9.85% |
4位 | 6.97% |
5位 | 5.50% |
6位~10位 | 3.73% |
※Web担当者フォーラムより引用(http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/10/10/18406)
単純に1位のページがよくクリックされて、順位が下がるごとにクリックされなくなります。
1ページ目でこれだから、2ページ目なんてほとんどクリックされないですよね。
どの検索エンジンの対策をすればいいのか?
じゃあ、Google、Yahoo、Bingなど色んな検索エンジンがある中、どの検索エンジンへの対策をしたらいいのでしょうか?
結論から言うと、「Google検索をメインに意識すればいい」という事です。
日本で使われている検索エンジンは、GoogleとYahooが2トップ
こんなデータがあります。
検索エンジンごとの利用者の割合(日本)
■モバイル(スマホやタブレット)
- Google:37%
- Yahoo:53%
- Bing:4%
■パソコン
- Google:39%
- Yahoo:49%
- Bing:3%
Google検索の仕組みの基本!クロールとインデックスされない恐怖を知っておかないと…っていう記事にも書いたけど、Yahooは基本的にGoogleの検索エンジンの仕組みを使っています。
だから、Googleの検索結果の上位に上がるように、キーワード選定もしないといけないっていう事です。
3. じゃあ、検索上位に入るためにはどうしたらいいか?
これは、コンテンツ制作初心者からすると、想像もつかない事ですよね。
まさか、自分が今まで何気なく使っていた検索で、自分の作ったページが検索1ページ目の1番目とかに入るなんて、そんな事無理だって思いますよね。
僕もそうでした。
でも、検索上位に自分の作ったコンテンツを表示させためには、あるルールを守るだけで基本的に誰でも可能です。
その前に、検索ってどういう事なのかって知っておいてほしいです。
検索ってどういう事?
- 検索っていうのは、キーワードを使った質問です。
- コンテンツ制作っていうのは、その質問に適切に答えることです。
今のGoogle検索の仕組みにおいては、検索ユーザーを第一に考えたコンテンツ制作こそが最高のSEOです。
つまり、どういうことかっていうと、コンテンツを作る側の僕たちは、検索ユーザーの質問の意図を十分にくみ取って、検索ユーザーが満足する回答を提供できればいいんです。
小手先のテクニックは、最近はほとんど必要はありません。
検索上位に入るためのコンテンツを作るための流れ
- キーワードを選ぶ
↓ - ユーザーの調べたい事を予想する
↓ - 競合サイトの情報を分析する
↓ - どの競合サイトよりも優れた答えを提供する
超ざっくりした流れですが、これでOKです。
この流れを意識して、コンテンツを制作できれば、検索上位を狙うことは可能です。
4. どんなキーワードを選べばいいのか?
検索上位に入るコンテンツを作るための流れが分かったところで、じゃあ、実際どんなキーワードを選んでいったらいいのかっていうポイントを説明します。
コンテンツの目的に合わせたキーワード選定方法
上の方で解説しましたが、Webページ1ページ1ページには、目的がないといけません。
その目的に合わせたキーワード選定っていうのが必要になってきます。
以下のように考えていくといいです。
1) 売上を上げるためのコンテンツを作る場合
直接商品・サービスの購入に至りやすいキーワード
(例:「wifi 最安」 「英会話 教室」 「大阪 梅田 ラーメン おすすめ」)
■キーワードの傾向として
- 月間検索ボリュームは小さい傾向がある(アクセス数としては少な目)
- 競合サイトもきっちりコンテンツを作っている場合が多い
- そのキーワードで広告を出すサイトが多い
お金に変わりやすいキーワードなので、ライバルサイトも多い&強い傾向があります。
2) 人を集めるコンテンツ (集客用コンテンツ)を作る場合
売りたい商品・サービスに興味がある人が調べそうなキーワード
かつ
競合サイトがあまり力を入れてコンテンツを作っていないキーワード
を狙うといいです。
まず、『売りたい商品・サービスに興味がある人が調べそうなキーワード』、これは想像力が命です。
例えば、こんな感じで想像します。
↓
英語に興味がある人だろう。そういう人って何に興味があるのかな?
↓
海外留学に興味があるだろう。
↓
じゃあ、海外留学に興味がある人が検索しそうなキーワードってどんなんだろう?
↓
「海外留学 方法」 「海外留学 準備」とかかな。
みたいな感じです。
⇒参考記事:「競合性が「高」のキーワードで勝てなくてもできるブログの集客方法」
『競合サイトがあまり力を入れてコンテンツを作っていないキーワード』、これは、そのキーワードで実際に検索して、検索上位のライバルコンテンツの中身を見ていきます。
競合調査については、また後で解説します。
■キーワードの傾向として
- 検索ボリュームは様々 (アクセス数が稼げるものもあれば、アクセス数があまり見込めない物もある)
- 幅広いキーワードが選べる (需要が狭い、マニアックな所が攻められる)
- 競合サイトは、そこまで力を入れてコンテンツを作っていない場合が多い
このキーワードを使ってコンテンツを作り続けていけば、アクセス数を増やす事が比較的簡単です。
できるだけ、この集客用コンテンツを作る場合は、月間の検索件数が多くて、ライバルサイトが弱いキーワードを選びましょう。
月間の検索件数はGoogle Adwordsキーワードプランナーを使えば調べる事ができます。
【参考:キーワードプランナーの使い方】
3) 独自性を持たせる (ブランディング)コンテンツを作る場合
あなたの会社・商品・サービスに関係のあるキーワード
または、
競合サイトがあまり力を入れていないキーワード
を選んでコンテンツを作りましょう。これは、基本的に2の「集客用コンテンツ」と近いです。
ただ、このブランディング目的のコンテンツの場合、検索を意識しすぎると、あなたらしさ、あなたの会社らしさが失われてしまいます。
「キーワードを意識せずにコンテンツを作る」っていうのも大事です。
■キーワードの傾向として
- 検索ボリュームは様々 (アクセス数が稼げるものもあれば、アクセス数があまり見込めない物もある)
- 幅広いキーワードが選べる (需要が狭い、マニアックな所が攻められる)
- 競合サイトは、そこまで力を入れてコンテンツを作っていない場合が多い
検索上位を狙いやすいキーワードの選び方
Webページの目的に合わせてキーワードを選ぶ方法は、先ほどお伝えしました。
次に、検索上位を狙いやすいキーワードの条件を説明します。
1 ) 検索ユーザーの質問の意図が想像できるキーワードを選ぼう!
検索っていうのは、1語よりも2語、2語よりも3語の方が、検索ユーザーの質問内容が具体的に分かるようになります。
例えば…
- 「英語」って検索する人って何が知りたいか分かりませんよね?
- 「英語 文法」って検索する人は、英語の文法について知りたいんだろうけど、まだ不十分。
- 「英語 文法 勉強方法」って検索する人なら、「英文法の勉強方法が知りたいんだな」って簡単に想像できる!
コンテンツ制作側に立つと、この検索ユーザーの質問の意図が分かりやすいか分かりにくいかで、答えの提供しやすさが変わります。
複合語になればなるほど、質問内容は具体的に分かるってことだよ!
2) 検索ユーザーの質問に対して適切な答えが提供できるキーワードを選ぼう
質問が分かっても、その答えがうまく提供できないキーワードは選ぶべきじゃありません。
大事なのは、検索ユーザーを満足させる十分な情報を提供できるのか?っていう事です。
「アメリカ 留学 おすすめ」っていうキーワードを使ってコンテンツを作る側の人間が、アメリカに留学もしたことが無い人間なら、なかなか説得力のあるコンテンツは作れませんよね。
相当、色んな人に取材をしたり、他のコンテンツや書籍の情報を得てからならば、可能だと思いますが。
3) ライバルサイトが弱いキーワードを選ぼう
せっかく力を入れて作ったコンテンツが検索上位に入れなければ切ないですよね。
だから、出来るだけ競合サイトが弱いキーワードを選びましょう。
競合サイトの強さの判断は、まずはパッと見て以下の3つの点をチェックしてみて下さい。
僕は、特にSEOチェックツールを使わなくても大丈夫です。
この3つだけ調べれば、十分だと考えています。
■競合サイトのチェックポイント3つ■
- 情報量が豊富か?
⇒単純な話ではないですが、テキスト(文字)の量が多く、いろんな情報が盛り沢山に書かれている記事は強い傾向にあります。 - 内部リンクが多いか?
⇒これも単純な話ではないですが、適切に内部リンクが貼ってある分かりやすいサイトは強いです。
(例:まるで教科書!初心者のためのGoogleアナリティクスの使い方【絶対保存版】) - 自分が検索ユーザーだったら満足できる内容か?
⇒少しでも分かりにくいなぁとか、説明が不十分だなぁと感じたら勝てる可能性はあります。
まとめ
以上、今回の4つのポイントをしっかり理解した上で、キーワードを選ぶことが大事です。
小難しくなってしまったかな。
まとめると、
- キーワード選定をする目的は、検索上位を狙うため!
- 検索上位に入ると、Webサイトの目的が達成しやすくなる!
- キーワードは検索ユーザーの質問であり、コンテンツ制作者はその質問に適切にこたえる事が大事!
- Webページの目的に合ったキーワードを選ぼう!
- 検索上位に入りやすいキーワードを選ぼう!
って事です。
ちょっと今回は頭を使いましたね。
でも大事な事なので、是非じっくり読んで理解してもらえたらと思います。
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