【疲弊】コンサル業をしているんですが無料の質問や相談にはどこまで答えたほうがいいんですか?問題
今回の記事の難易度★★★☆☆【初級・中級者向け】
■今回の記事はこんな人のために書いています
⇒コンサルティングや相談業をしているけど、ブログやSNS、YouTube、メルマガやLINEでどんどん質問や相談が来るけど、どこまでちゃんと答えたらいいかわからない方
■今回の記事を読むと以下のことが分かります
⇒質問や相談に答えるボーダーライン
コンサルティング業や、カウンセリング業などをしている方からよく相談される件です。そういった仕事をしている人が、ブログやSNS、YouTube、メルマガ、LINEなどなど、Webで情報発信をしていると、色んな読者さんからの質問や相談をいただくようになります。
どんどんサイトの規模が大きくなったり、読者さんが増えてくると、やっぱりね、それに比例して質問・相談の量は増えてくるんですよね。
もちろん、質問や相談をいただくということは、ありがたいことです。
ただ、コンサル業をしている人の中には『質問や相談の対応だけで1日の仕事が終わってしまう…。なんか疲弊してしまってます…。』って悩んでいる方も少なくないんですよね。
そこで!
今日は、「コンサル業をしているんですが、無料の質問・相談にはどこまで答えたほうがいいんですか?問題」について扱っていきたいと思います。
僕の今までの起業・経営をしてきた6年間の失敗と経験からお話しますね!
ジュンイチ
結論:「答える、返事する義務はない」
正直、どこの誰かもわからへん人の質問や相談に答える義務はないです。あなたの自由です! ボランティアちゃうからね。
1番に大切にしないといけないのは、お金を払って契約してくれているクライアントさん。そしてあなた自身の心身。そしてあなたの近くにいる大切な家族。(1番いっぱいあるけどそんな感じ!)
これが基本的なスタンス!
ジュンイチ
理由
コンサル業の人の時間はクライアントさんが買っている。時間は無料じゃない。
コンサル業って、やっぱり基本的には時間の切り売りなところもあって、自分の時間を使って、コンサルフィーを支払ってくださっているクライアントさんの成果を出す手伝いをすることですよね。
- 成果を出すために戦略を考え
- 相談に乗り、アドバイスをして
- 結果を分析して次の改善策を考え
- 必要に応じてクライアントさんができない部分をサポートする
そんな感じじゃないかなと思います。コンサルをしているということは、あなたの時間、極端に言うとあなたの人生の一部をクライアントさんに買ってもらっていることになります。あなたの時間には、価値があります。
そう思うと、お金を出して時間を買ってもらっている人がいるのに、お金を頂いていない人全員にも丁寧に対応してしまうのは、クライアントさんに対して失礼ですよね。
そういう考えに至った背景(僕の失敗談)
というのも僕自身がコンサルタント業を始めたのが2014年。とにかく、いろんな方の役に立ちたい!という思いでブログやSNS、メルマガを運営していました。
特にブログのアクセス数が月間10万PVを超え、メルマガの読者さんも毎月500人以上が登録いただけるになった頃からが爆発的に増えました。
SNSの質問・相談コメントやメッセージが毎日何十件、お問い合わせメールも十通以上はありました。
「この返事が仕事につながるかも!!」という一心でした
まだまだ駆け出しの時期だったので、とにかく「この返事が仕事につながればいいな…!」という思いで、めちゃくちゃ丁寧に返しまくりました。
結果、、、、無料で気軽に質問・相談してくる方からは、ほっっとんど仕事には繋がりませんでした。
お礼すらない人だっていました。何ならお礼すらない人もかなり多かったですしね。
「何この人、ありがとうも言えへんの?ありへん、、、もう関わってこんといてや・・。」
って思いました。
まぁ今振り返ってみれば、ちゃんとしたルールも作っていない、明示もしていなかった僕が悪いんですけど…。勝手に答えて、勝手に苦しんで…。
ジュンイチ
無料で送られてくる質問・相談の対応時間の無駄に気づいた
ほんで、何でもかんでも答えるなんて馬鹿らしいなと。気づいたら、数少ないクライアントさんと同列くらいに扱ってしまってるんじゃないかって…。
この無料の質問や相談の返事や対応に使っている時間を、クライアントさんのために使ったほうがもっと効率よく成果を出せるはず。
あとは、もっともっと自分の専門分野の知識を得たり、自分で実験・検証したほうが、自分のレベルアップにもつながって、最終的にはまたクライアントさんにも還元できるんじゃないかって。
そう思って、自分のやり方、あり方を見直そうと思いました。
仕事につながる問い合わせメールと、つながらない問い合わせメールを見極めた
それまでの失敗を振り返ってみて、仕事につながった人とそうでない人を冷静に考えてみました。
何が違うんかなって。
答えは「質問力」でした。質問や相談のメール、メッセージの書き方がぜんっぜん違いました。
仕事につながらない吸い取るだけ吸い取ってくる人
まず、あなたがコンサルタント業をしているのにも関わらず、よく調べもせず、よく考えもせずに、
- 「ここがわからないんです。教えて下さい。」
- 「困っているんでアドバイスを願いします」
みたいに質問や相談を一方的に放り投げてくる人は、「私は相手のことを考えられない思いやりのない人間です」って自分で言っているような人です。
正直、そういう人に限って後に繋がりません。俗に言う「クレクレ」「吸い取る人(テイカー)」です。質問に答えても、アドバイスをしても返事が無いことも多いです。
仕事に繋がる可能性が高い人
仕事に繋がる可能性が高いお問い合わせは、こちら側への配慮が文面から伝わります。質問や相談に至る経緯や努力がわかります。
更にちゃんとしている方は、その上で「どのプランでお願いしたら良いでしょうか?」というサービスを検討する前提でメッセージを送ってくれます。
予算が合わなかったりで、仕事に繋がんないこともありますが、気分良くやり取りはできます。
※長文は注意!
長文だからと言って配慮があるかどうか、っていうとそうじゃない場合も多々あります。長文だからこそ、自分のこと自分のことで無駄な話が多い、こちら側への配慮がないメールも多いです。
相手のことを思うからこそ、なるべく簡潔に伝えたいことを伝えられないといけないですしね。
ってなわけで!基本は配慮の見られない質問・相談は答えない
コンサル業はボランティアじゃないですからね。仕事です。ビジネスです。
基本は料金を支払ってくださっているクライアントさんが居る以上、何でもかんでも、誰彼構わず答えてしまうっていうのは良くない!
いただいたメッセージやメールに答えないっていうのは、なんだか罪悪感を感じますよね。めちゃくちゃその気持は分かるし、僕は今でもメッセージをスルーしたりするのは罪悪感は感じてます。
ただ、第1に考えるのはクライアントさん、そしてクライアントさんの成果を出すためにもあなたの心身が元気じゃないとね!無駄に疲弊しないようにしましょう。
じゃあ具体的にどう対応したら良いのか?
ルールを作る&事前に見せる化しておく
もうルールを決めて明記しましょう。
気持ち的に、「答えないのは申し訳ない…」「返事しないのは失礼だよね…」っていうのがあるのはしゃーない!「ルールだから」「書いておいたし!」と割り切るようにしましょう。
分かるように書いてて、それでも送ってくるならスルーでいいんじゃないかな。
- 答える・答えないのボーダーライン(ルール)を決める。
- そのルールを質問・相談がくるところに明記する。
(ブログのお問い合わせページ、メルマガの1通目、SNSのプロフィール欄など)
これだけでもだいぶスッキリしますよ!
ジュンイチ
例えばこんなルール
書き方、伝え方は丁寧に。ただ伝えるべきことはきっちり明記しましょう。
■明記ルール
こちらでは、お仕事のご依頼、サービスを検討いただいている方のお問い合わせを受け付けております。
大変申し訳ございませんが、コンサルティング料をいただき対応させていただいているお客様がいるので、基本的に質問・相談には答えられません。お返事も控えさせていただきます。
みたいな感じかな。
明記まではしないが、自分の中での裏ルール
- 自分(自社)のミスや不手際による問題の問い合わせは、なる早で答える
- もらって嬉しい感想やメッセージには返事する
- 初コンタクトでの営業メール、営業メッセージは基本スルー
- 思いやりや誠意の感じられる質問や相談であれば、答えてもOK
このあたりは、表に出さずに自分の中でボーダーラインとして持っておくといいかもです。
例外として…
自分の企画として「無料で答えます」みたいなキャンペーンはやってもいいと思います。なんらかの目的や思いがあるならアリかなと思います。
自分から「これは無料でいい」と決めたものはしっかり対応するといいですね。
ただ、ダラダラ期間を決めずに対応し続けるのは、双方にとって良くないと思います。
まとめ
質問や相談が来る、ということはそれだけあなたの情報が、多くの人に届いて刺さっているってこと。それは嬉しいこと! ただ、全部が全部に対応していたら疲弊します。
- 基本、答える義務はない!返事をする義務はない!
- 1番に大切にすべき人(クライアントさん、自分、家族など)を大切にする
- ルール(ボーダーライン)を決めて、明記しておく
です! それを分かってくれない方は、いずれにしろ良い関係でお仕事できませんしね。
ってことで今日の記事はおわり!
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