動画編集、正直めちゃくちゃ面倒じゃないですか。
どうもジュンイチです。
今日は、AIで動画制作まで自動化できるかもしれない、という話をします。
Xで、Claude Code向けの動画制作環境OSSが公開された、という投稿を見ました。投稿概要では、YouTube解説、AIニュース、SNSショート、サービス紹介、研修動画、SaaSのデモ動画などを、企画からナレーション、画像生成、編集まで含めてAIに依頼できるような内容として紹介されていました。
ネタ元メモ上では、約4.1万表示、436いいね、50リポストくらい反応が出ていたようです。
ただ、ここは先に言っておきます。
僕の環境からは、該当X投稿の本文やOSSの中身までは直接確認しきれていません。なのでこの記事では、「そのOSSが完璧に何でもできる」と断定する話ではありません。
あくまで、「もし動画制作の自動化がここまで進むなら、僕たちの仕事はどう変わるか」という視点で書きます。
僕は動画編集がめちゃくちゃ嫌いです
いきなり本音を言うと、僕は動画編集がめちゃくちゃ嫌いです。
いや、動画そのものは大事だと思っています。YouTubeもショート動画も、これからの発信にはかなり重要です。
でも編集が面倒。
カットする。テロップを入れる。画像を合わせる。音を整える。書き出す。サムネやタイトルも考える。
もう、やること多すぎるんよね。
もちろん、動画編集が好きな人もいます。そこに職人技があるのも分かります。
でも僕みたいに、発信したいことはあるけど、編集作業で止まってしまう人も多いと思うんです。
特に中小企業の社長さんや個人事業主の方って、そうじゃないですか。
伝えたいことはある。お客さんに届けたいこともある。でも、動画を作るとなると一気にハードルが上がる。
撮るのも大変。編集も大変。投稿の設定も大変。続けるのはもっと大変。
ほんまにそうなんです。
Claude CodeやCodexで自分用のツールも作ってきた
僕もその面倒くささがあるから、Claude CodeやCodexと一緒に、自分用の動画編集まわりのツールを作ってきました。
たとえば、素材を扱いやすくしたり、編集の一部を自動化したり、発信に使いやすい形に整えたり。
昔なら、自分でコードを書いて、調べて、試して、エラーで止まって、また調べて、みたいな感じでした。
今は、Claude CodeやCodexに相談しながら進められます。
「こういう編集を楽にしたい」「このファイルをこう扱いたい」「この処理を自動化したい」と伝えると、かなりのところまで形にしてくれる。
これはほんまにすごい。
でも、ここで問題があります。
ツールを作っても、最後に必ず出てくるんです。
もうちょっとここをこうしたい。
テロップの出るタイミング。画像の切り替わり方。音声とのズレ。余白。見せ方。テンポ。自分の発信らしさ。
こういうところって、単純な自動化だけではまだ難しいんですよね。
「動画が完成しました」と言われても、いや、完成はしてるけど、僕が出したい感じとはちょっと違う。
ここが難しい。
AIに任せるところと、人間が見るところ
今回のように、動画制作の流れ全体をAIに頼めるOSSが出てくるという話は、僕にとってかなり興味があります。
もし本当に、企画からナレーション、画像生成、編集まで、ある程度まとめてAIに任せられるなら、動画発信のハードルはかなり下がると思うんです。
ただし、AIに動画を作らせることと、良い発信になることは別です。
ここ、めちゃくちゃ大事。
整理すると、僕はこんな分担になっていくと思っています。
AI動画制作で任せること、残すこと
全部を丸投げするより、作業と判断を分けるほうが現実的です。
- 企画のたたき台を出す
- ブログやメルマガを台本化する
- ナレーションや素材案を作る
- 編集の下処理や書き出しを助ける
- 何を伝えるかを決める
- 自分の体験として言えるかを見る
- どこまで断定するか調整する
- 見た人の持ち帰りを作る
AIは、動画の形を作るのはどんどん得意になっていくと思います。
でも、その動画で何を伝えるのか。誰に届けるのか。自分の体験として本当に言えることは何か。見た人が何を持ち帰れるのか。
ここは、人間が見ないとあかんと思っています。
AIに全部任せると、たぶんそれっぽい動画はできます。でも、それっぽいだけの動画になる危険もあります。
どこかで見たようなAIニュース動画。誰が話しても同じようなサービス紹介。きれいだけど、心に残らない研修動画。
こうなると、もったいない。
自動化で下がるのは、面倒な作業の負担
僕が今回の話で感じたのは、動画制作の価値がなくなるということではありません。
むしろ、動画制作の中の「面倒な作業」の負担が下がっていくんだと思います。
- カット作業
- 素材探し
- ナレーション生成
- 画像生成
- 簡単な編集
- 書き出し
こういう部分は、AIに任せる割合が増える。
その代わり、人間はもっと上流を見る必要があります。
- 何を言うか
- 何を言わないか
- どこまで断定するか
- 自分の体験をどこに入れるか
- お客さんにとって役に立つ話になっているか
ここを見る。
動画編集が得意な人は、もちろん編集力を活かせばいいと思います。でも、僕みたいに編集が嫌いな人は、無理にそこを根性でがんばらなくてもいい。
AIに任せる。ツールに任せる。仕組みに任せる。
そのぶん、自分の考えや体験を磨く。
これでいいんじゃないかなと思うんです。
ただし、紹介だけで信じ込みすぎない
ここも大事です。
今すぐ誰でも完璧に動画量産できるかというと、そこはまだ分かりません。
今回のOSSについても、実際の使いやすさ、必要な環境、商用利用の条件、出力される動画の品質、修正のしやすさは確認が必要です。
AIツールって、紹介だけ見るとめっちゃすごく見えます。
でも実際に触ると、「ここは自分で設定がいるんや」「日本語だとちょっと微妙やな」「商用で使っていいのか確認がいるな」みたいなことが普通にあります。
だから、ニュースを見て終わりではなく、実際に試すことが大事。
僕の基本スタンスは、やっぱり「やってみな分からん」です。
見ただけで否定するのも違う。見ただけで信じ込むのも違う。
試して、自分の仕事に使えるかを見る。これが一番現実的だと思います。
最初は60秒動画でいい
もし、動画制作のAI自動化をこれから試すなら、最初から完璧なYouTube動画を作ろうとしなくていいです。
まずは小さくていい。
- ブログ記事を1本、60秒のショート動画にしてみる
- お客さんからよく聞かれる質問を、研修動画のたたき台にしてみる
- サービス紹介のスライド動画をAIに作らせてみる
- 社内マニュアルの説明動画を作ってみる
- 過去のメルマガを動画台本に変えてみる
このくらいでいい。
いきなりバズる動画を作ろうとすると、しんどいです。
まずは、自分の仕事の中で「動画にしたいけど面倒で止まっていたもの」を1つ選ぶ。
そこにAIを使ってみる。
これが現実的だと思います。
AIで形を作って、自分の言葉を残す
僕自身も、まだ試行錯誤中です。
AIと一緒にツールを作っても、全部が一発でうまくいくわけではありません。細かい調整で止まることもある。思った通りの見た目にならないこともある。
「いや、それはそうじゃないんよ」と画面に向かって言うこともあります。
でも、それでも前よりは確実に進めやすくなっています。
動画編集が嫌いな僕でも、動画発信の仕組みを作ろうと思えるようになってきた。
これは大きいです。
だから今回の動画制作OSSのような流れは、僕はかなり期待しています。
ただし、期待しすぎず、冷静に見る。
AIに任せるところは任せる。でも、自分の言葉、自分の体験、自分の判断は残す。
ここを外さなければ、動画制作の自動化は、発信が苦手な人や忙しい社長さんにとって、かなり強い味方になるんじゃないかなと思います。
今日できる一歩は、自分の過去のブログ、メルマガ、サービス説明、よくある質問の中から「これ、60秒動画にできないかな?」と思うものを1つ選ぶことです。
いきなり完璧を目指さなくていいです。
まず小さく試す。
やってみな分からん。
