どうもジュンイチです。
最近、「めっちゃカメレオン」というインディーゲームがめちゃくちゃ売れている、という情報を見ました。報道ベースでは、発売から4日で100万本、5日で200万本を超えたとされています。僕自身が売上データを直接見たわけではないので、ここは「そう報じられている」という前提で聞いてくださいね。
でも、XやYouTubeで実際にプレイ動画を見てみると、たしかにめっちゃ楽しそうなんですよね。僕も見ながら、普通に「これ、めっちゃやりたい!!」って思いました。
で、ここでちょっと考えたんです。なんで今、このゲームがここまでウケてるんやろう?って。今日はその話から、これからの発信に必要なことまで、つらつら書いていきます。
ルールはただのかくれんぼ。なのに盛り上がっている
ルールはかなりシンプルです。隠れる側は、自分のキャラクターに色を塗って、壁とか床とか、周りの造形物に溶け込む。探す側は、それを見つける。要するに、かくれんぼです。
めちゃくちゃ高度なストーリーがあるとか、超リアルなグラフィックで感動させるとか、そういうタイプではなさそうです。でも、盛り上がっている。
この面白さって、たぶん完璧さじゃないんですよね。どこに色を塗るか。ちょっとズレてるけど、意外とバレない。逆に完璧に隠れたつもりが、一瞬で見つかる。見つけた側も「なんでそこにおんねん!」ってなる。
この、人間の工夫とズレが面白いんだと思うんです。ほんまにここなんよね。
AIがきれいに整えるほど、人間の「完璧じゃなさ」が価値になる
今って、AIを使えばかなりきれいな文章も作れるし、画像も動画も作れる。仕事でも発信でも、効率化できることがめっちゃ増えました。僕自身もAIを使って発信を作ったり、仕事を整理したりしています。だからAIを否定したいわけでは全然ありません。むしろ、使えるところは使ったほうがいい。
でも、その一方で思うんです。人は、完璧なものだけを見たいわけじゃないんちゃうかって。AIがきれいに整えてくれる時代になるほど、人間の非効率さとか、変な工夫とか、そういうものが逆に価値になる。僕は今回、このゲームを見てそれを感じました。
そしてもう一つ大きいのが、このゲームが基本的にマルチプレイ前提だということです。一人で黙々と完成度の高いものを消費するというより、誰かと一緒に遊ぶ。隠れる人がいて、探す人がいて、笑う人がいて、ツッコむ人がいる。つまり、人と人との関わりが面白さの中心にある。
AI時代に求められているものって、結局ここなんじゃないかなと思いました。「人とのつながり」です。下の図で、僕の頭の中をちょっと整理してみました。
AI時代に「残るもの」は何か
めっちゃカメレオンのヒットから考えた、発信の価値の置きどころ
AIが得意なこと
きれいな文章・整理・量産
人にしか出せないもの
体験・失敗・迷い・つながり
※売上の数字は報道ベース。ここで言いたいのは「完璧さより人間味」という考え方です。
図にするとシンプルなんですが、要は「AIが量産できる側」じゃなくて「人にしか出せない側」に自分の発信を寄せていこう、という話です。ここからは、これを中小企業の社長さんや個人事業主さんの発信に置き換えて考えてみます。
きれいな文章は誰でも作れる。じゃあ何が残るのか
今、AIを使えばブログ記事もSNS投稿も作れます。きれいな文章は作れる。それっぽいノウハウも出せる。でも、それだけだと、たぶん埋もれます。なぜなら、きれいな文章は誰でも作れるようになってきているからです。
じゃあ何が残るのか。僕は、体験だと思っています。
- 自分が何を見たのか
- 何に違和感を持ったのか
- 何をやってみて、うまくいったのか、失敗したのか
- そこで何を考えたのか
ここは、AIが勝手に作れない部分です。いや、作ろうと思えばそれっぽくは作れます。でも、実際にやっていない体験談は、どこか薄いんですよね。
AIに文章の整理を手伝ってもらうのはいい。構成を考えてもらうのもいい。でも、最後に何を言うかは自分で決める。ここを抜いたらあかんのだと思います。
今回の「めっちゃカメレオン」も、僕はまだ実際にプレイしたわけではありません。なので、ゲームの詳しい評価を断定することはできません。でも、見ていて少なくとも一つ思ったことがあります。人は、完璧な完成品だけじゃなくて、人間がその場で工夫して、失敗して、笑い合うものに惹かれるんじゃないか、と。
AIを怖がらなくていい。でも、人間くさい部分は残してほしい
だから、AI初心者の方や、中小企業の社長さん、個人事業主さんに伝えたいのはこれです。AIを使うことを怖がらなくていい。でも、AIに全部を任せきらなくていい。むしろ、自分の人間くさい部分をちゃんと残してほしい。
失敗したこと。迷ったこと。お客さんに言われてハッとしたこと。自分で試して「これ違うな」と思ったこと。逆に「これ大事やん」と気づいたこと。そういうものが、これからの発信の価値になると思います。
完璧な文章より、ちゃんと人がいる文章。完璧な商品説明より、作った人の考えが見える発信。完璧なノウハウより、「自分もやってみよう」と思える体験談。めっちゃカメレオンのヒットを見て、僕はそんなことを考えました。
今日できること:体験を3つでメモするだけ
最後に、今日からできることを一つだけ。自分の最近の体験を一つ選んで、次の3つでメモしてみてください。
- 何を見た、何をやったのか
- そこで何を感じたのか
- 自分の仕事やお客さんに置き換えると、何が言えるのか
これだけでも、ただの情報発信じゃなくて、自分の言葉になります。ほんま、やってみな分からん。そして、人はやっぱり、人に惹かれるんだと思います。
