6つのパーツを真似れば作れる成約率の高いランディングページとは?
どうも、JUNICHIです。
個人がネットで集客をして、商品・サービスを販売するというスタイルが世間でも定着してきました。
そんな中、意識されてきているのが「成約率」というものです。
あなたも、そろそろ自分のサイトから商品・サービスを販売しようと思っている頃だと思います。
そこで、必要になってくるのが「ランディングページ(LP)」と呼ばれる販売用のページです。
外注する費用は勿体ないので、どうせなら自分で効果の高いランディングページを作りたいですよね。
そして、せっかく作るなら最も成約率の高い、効果の高いランディングページを作りましょう。
そこで、今回は、真似をすれば最も効果の上がるランディングページの構成を学んで下さい。
ランディングページを作るのが初めてのあなたも、「6つのパーツ」を順番通りに並べるだけで、最も効果の高いランディングページを作ることができます。
というのも、売れるランディングページを比べてみると、5つのパーツが同じ順序で並んでいることが分かるのです。
ランディングページとは?
ランディングページを作るのが初めてだったら、一度ランディングページってどんなページなのか知っておいた方がいいです。
詳しくはランディングページとは?という質問に5分で完璧に答えてみるという記事で説明をしています。
簡単に言うと、「ランディングページ(LP)」と呼ばれるWEBページとは、
商品・サービスの提供者が
- 商品・サービスの販売
- 見込み顧客情報を得るため
に使用する1枚のWEBページです。
効果の高いランディングページに共通する6つのパーツとは?
まずは、この図を見て下さい。
これが効果の高いランディングページに共通する構成です。
ではそれぞれ見ていきましょう。
①キャッチコピー
キャッチコピーは、ランディングページ(LP)の一番上にどんと掲げられる部分で、読み手が一番初めに読む部分です。
ここで、読者さんに『私の求めている情報があるんだ!』という事を理解してもらわないといけない部分です。
そのため、このキャッチコピーが下手だと、読み手はすぐにあなたのランディングページを閉じてしまうことになります。
②の問題提起・共感パートに読み進んでもらうためのパーツです。
なので一番重要な部分と言っても過言ではないのがキャッチコピー部分です。
上手いキャッチコピーの作り方
1.自己満足にならない
⇒何を売るページなのか分からないキャッチコピーはだめ
例:「綺麗なお姉さんは好きですか?」「Drive your Dream」など、大企業のイメージ戦略に使われるようなキャッチコピーではダメ。あれは、イメージを作るもの。
2.読み手に響かせる方法
⇒「快楽を得る」「苦痛から逃れる」のどちらかを意識させる
- 快楽を得るキャッチコピー例:「毎朝つけるだけで一日中肌が潤う化粧品」
- 苦痛から逃れるキャッチコピー例:「クレンジングオイルがいらないマスカラ」など
このように、キャッチコピーは次のパーツを読んでもらうための非常に重要な部分です。
あなたの商品・サービスが、買い手にとってどんな「ベネフィット(快楽を得るのか、苦痛から逃れるのか)」があるのか、をよく考えて作るようにしましょう。
②問題提起・共感部
ここでは、読者さんが抱えている悩みを提起します。
「こんな事で困っていますよね?」という感じです。
さらに、
「僕も同じような悩みがあって、こうこうで苦しかったんです。辛かったんです。」
ってな感じで読み手の気持ちに寄り添い、また読み手の気持ちを代弁します。
このように、読み手の気持ちを理解し、共感することで警戒心を緩めます。
③結果・理由
ここでは、読み手が抱える悩み・問題の解決策を示し、何故あなたの商品・サービスが有効なのかを読み手に対して説得するパーツです。
①キャッチコピーは、読者の興味を引くように作ればいいので、コツを掴めば簡単なのですが、②結果・理由は、ランディングページ作成の初心者にとっては、ハードルが高い部分ですよね。一体何をどう書いたらいいのでしょうか?
「結果」の部分
ここでは、あなたの商品・サービスを使って、お客さんが実際に得られる具体的な「結果」を示します。
キャッチコピーは、「ベネフィット」を伝えます。
結果部分では「具体的な効果・事実」を示します。
ベネフィットと結果の違い
■ベネフィット
⇒お客さんが達成したい「未来」です。これは、理論的にというよりも、お客さんの心に感情的に訴えます。
例:この化粧品を使うと、今までよりも美しくなれます!
■結果
⇒実際お客さんが商品・サービスを使って得られる具体的な「効果」「事実」です。
例:この化粧品を使うと、肌の潤いが30%もUPするという事実。(グラフなどを見せるといいですね)
「理由」の部分
上で述べた「結果」が得られる理由を具体的に説明します。
ここでは三段論法を使うと、より説得力のある論理的な解説ができます。
三段論法とは?
AはBである。
BはCである。
よって、AはCである。
という流れの論述です。
例えば、
「この化粧水を使うと美しくなれる」、ことの理由を三段論法で記述する方法を解説します。
A=この化粧水を使う
B=肌の潤いが30%増す
C=美しい、美しくなる
とします。
この化粧水を使うと、肌の潤いが30%も増すという統計が出ています。(A=B)
肌が潤っている女性を見ると、肌が白く透き通って見えるから美しく見えますよね。(B=C)
だから、この化粧水を使うと美しくなれるのです。(A=C)
という感じです。ちょっと難しいかもしれませんが、こんな感じで書いていくと説得力が増します。
結果を述べて、その理由を三段論法で説明する。これが「結果・理由」パーツです。
④信頼・安心
結果を実証する理由を説明しただけでは、十分にお客さんの購入意欲を刺激することはできません。なぜなら、「どんな人の、どんな会社の商品・サービスなのか?それは安心して使えるのか?」という疑問が残るからです。
そこで「信頼」「安心」パーツが必要となってきます。
「信頼」の部分
文字通り、あなたの商品・サービスが信頼できるのか、という事を話す部分です。
信頼を高めるためには、「第三者からの評価」が有効的に働きます。
例えば、以下のような材料です。
信頼性を高めるための11のリスト
- 今までの実績/経歴
- 表彰歴
- 創業してからの年数
- 実店舗の綺麗な写真
- セミナー、講演などの実績
- 権威者・有名人からの推薦
- 芸能人からの推薦
- 同業者からの推薦
- 取引実績の数
- 雑誌の掲載履歴
- 専門家からの意見
人間は「権威」に弱い存在です。専門家や自分より地位の高い方から何かを教えられたり、薦められたりするとなんとなく信じ込んでしまう、というケースは少なくないでしょう。
例えば、あなたが化粧品について研究をしている東大の教授だったら、それだけでその化粧水の効果の信頼感が上がりますよね。
信頼の材料がどうしても集められない場合
まだ事業を立ち上げて間もない場合、あなたが起業して間もない場合は、このような「信頼」の材料が見つからないという場合がありますよね。
そんな時に仕えるテクニックを紹介します。
①肩書き
⇒○○大学卒業、大手製薬会社研究職出身など
②服装
⇒プロフィール写真に「仕立ての良いスーツ」を着て写真を撮る事です。
③装飾
⇒これも写真に関連しますが、高そうな机、いすに座っていると、「なんだか凄そうな人」というイメージが表現できます。
信頼材料が足りない場合は、まずはこのテクニックを使って、コツコツと実績を得て、信頼パーツを増やしていきましょう。
「安心」の部分
ここまでくれば、お客さん・読み手はあなたの商品・サービスの良さを知り、効果、結果についても納得し、信頼もしてくれています。あとひと踏ん張りです。
「この商品は本当に価格に見合う価値があるのか?」
これでお客さんや読み手は迷います。
ここでは、社会的証明の原理を使います。
社会的証明の原理とは、「人間は、自分の判断・行動基準を自分でなく、他人が正しいと考えているか、に基づいて判断する」
という原理です。
この社会的証明の原理の面白い実験があります。
例えば、人通りの多い街中で、5人くらいの仲間同士で一斉に空を見上げて見て下さい。そうすると、面白い事に、ほとんどの通行人の人たちが、同じように空を見上げるのです。ニューヨークで行われた実験では、なんと全体の80%の人が空を見上げた、とのことです。
一度あなたも実験してみてください(笑)
なので、「安心」の部分では、「お客様の声」を使います。
実際にあなたの商品・サービスを買って使った事のある人の声を集めて、載せて下さい。
まだお客さんが誰もいないという場合は、家族や友人に頼んででも感想を載せて下さい。
⑤オファー
いよいよ、あなたの商品・サービスを欲しいと思った人にの購入、申込みをしてもらいましょう。
魅力的なオファーにするためには以下の4つのポイントを入れてください。
- 簡便性(早い・簡単)
- 希少性(個数・期間限定 など)
- 特典(プレミアム性)
- 保証
①簡便性
すぐに、簡単に効果を得られるということです。
心理実験でもこんな結果があります。
「今すぐに1万円をもらえるか、1か月後に1万5千円をもらうならどちらをとりますか?」
という質問をしたところ、80%以上の人が、「今すぐ1万円」を選んだのです。
②希少性
人は、限られているもの、残り少ない物に強い価値を感じます。
そこで、期間限定、個数限定をすることで人の購買意欲を高めます。
③特典(プレミアム性)
プレミアム戦略とは、商品に付加価値を付けて、商品の価値を引き上げ、価格を落とさずに売る、という戦略です。
この特典が魅力的であればあるほど、商品の価値は上がり、特典欲しさに商品を購入する、なんてケースも現れてきます。
④保障
最後に、勇気をだして保証をつけましょう。これは、最後にお客さんの背中を押すということです。
「どうしようかな、本当にこの商品・サービスは本物なのだろうか?」と、粗悪品を掴んでしまうかもしれないというお客さんの不安を肩代わりします。
この保証はできたら思いきった保証にしてください。「全額返金保証」とか「無償返品」などです。
これら4つのポイントを入れる事で、お客さんは、注文しない理由がなくなります。
⑥追伸
ランディングページを読む人の半分は、キャッチコピーを見た瞬間、間の部分を飛ばして最後の部分を読もうとします。
そのため、「追伸」部分ではそういった斜め読みをする人のためにも、話のキモを伝える役割があります。
追伸では3つのポイントを伝えよう
①商品のベネフィット
お客さんが得られるベネフィット、メリット、結果、効果を洗い出し、もう一度伝えましょう。「保証」についてもここで伝えてください。
②希少性(販売期間、個数)などの注意事項を伝える
改めて、期間限定・個数限定といった事を伝えてください。
③あなたの商品・サービスを手に入れなかったらどうなるか、を伝える
最後に、あなたが商品・サービスにどんな想いを持っているかを伝え、それと同時に、もしお客さんがその商品・サービスを手に入れなかったら未来はずっと変える事はできない、という内容を伝えましょう。
追伸の内容は、本文で伝える内容と同じで大丈夫です。何度も繰り返して訴えていると、ランディングページ全体に一体感、一貫性が生まれます。そうすると、説得力も高まります。
最後に再びキャッチコピーを見直そう
追伸まで完成させたら、再度①キャッチコピーを見直しましょう。
一番初めに考えたキャッチコピーは内容と本文が一貫しているか、矛盾が無いかをチェックします。
それをした上で、キャッチコピー周りを飾っていきます。
例えば、
というキャッチコピーを初めに作ったとします。
これに、4つのポイントを足していきます。
- 簡便性
- 目新しさ
- 商品のベネフィット、特徴
- 商品を買ってくれそうなターゲットを広げる文言
①簡便性
オファーの部分でも説明しましたが、「簡単に」「素早く」という事を人は望んでいます。
ですので、簡便性を表す言葉を追加することで、反応率は上がり、次に読み進んでもらえる人は増えます。
例のキャッチコピーには、例えば「たったの1週間で実感!」なんていれてみましょうか。
②目新しさ
消費者は常に新しい情報を求めています。何か目新しい情報を盛り込むことで、また反応率は上がります。
例では、「2014年11月に新開発!」という文言をいれましょう。
③商品のベネフィット・特徴
キャッチコピー本体に入っているベネフィットや特徴以外にも、強力なものがあればキャッチコピー周りに盛り込みます。
例では、「なんと肌の水分量が30%もUP!」なんて入れるといいですね。
④商品を買ってくれそうなターゲットを広げる
メインのキャッチコピーは通常、「ペルソナ(特定のターゲット)」に向けて作るのが基本です。
ペルソナについてはたった一人のペルソナに宣伝広告をした方が集客がうまくいきましたで詳しく書いていますので参考にしてみてください。
しかし、キャッチコピー周りには、他にも商品を買ってくれそうなターゲットに向けてメッセージを伝えてもいいでしょう。
例では「50代の私が使うと30代に間違われました!」「化粧のノリが良くなりました!」なんて入れるといいですね。
そして出来上がったサンプルはこちらです↓
こんな感じでキャッチコピーを最後に仕上げると、本文を読んでもらいやすくなります。
まとめ
①キャッチコピー
②問題提起・共感部
③結果・理由
④信頼・安心
⑤オファー
⑥追伸
6つのパーツをそれぞれしっかりと作ることで、かならず効果の高いランディングページができます。
一つ一つのパーツを妥協せずに作り上げましょう。
途中で行き詰ったりしたら、いつでも相談下さい。
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