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アクセス解析の本当の目的|サイト運営者なら絶対知っておきたい5つのコト

    
アクセス解析の目的
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アクセス解析の本当の目的|サイト運営者なら絶対知っておきたい5つのコト

あなたのサイトの運営状況を丸裸にできます。
どうも!デジタルマーケッターのジュンイチです。

さて、あなたはブログやホームページにアクセス解析ソフトは導入していますか?有名なところでGoogleアナリティクスがありますね。

でも、せっかくアクセス解析ツールを設置しているのにうまく活用できていないんじゃないでしょうか?
そこで今回は、まず「なぜアクセス解析をする必要があるのか?」という事を解説していきます。
目的をしっかりと知ったうえで、アクセス解析をしてみましょう!

アクセス解析をする大きな目的は「把握」と「改善」

アクセス解析の目的は大きく分けると2つです。

  • 把握
  • 改善

つまりは、サイトの運営状況をしっかりと把握することができると、どこをどう改善したらいいかの「ヒント(課題)」が見つかります。
そのヒントをもとに、サイトをより良く改善していく、という流れです。

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”saeki2.png” name=”毎年平社員の佐伯さん”]現状を「知る」ことができていなければ、何をどう改善したらよいか分かりませんもんね。[/speech_bubble]

アクセス解析をする前にサイト運営の目的・目標を明確にしよう

アクセス解析をする目的は「把握」と「改善」という事が分かりましたね。

ただ、何のためにサイトの改善をするのでしょうか?
あなたのサイトの目的・目標を達成するためです

サイト運営の目的と一言で言っても、色々なものがありますよね。それがハッキリ分かっていないと、アクセス解析をする意味がありません。まずは、サイトの目的・目標を明確にしましょう。
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”nagano2.png” name=”OLの長野さん”]あなた、自分のサイトの目的とか目標ってちゃんと分かってるの? [/speech_bubble]

サイトの運営の大きな目的3つとは?

サイトを運営する目的は大きく3つに分けられます。

  1. 多くの人にサイトに来てもらう 【サイトの知名度UP
  2. サイトから資料請求・お問合せをしてほしい 【見込み顧客リストの獲得
  3. サイト経由で商品を買ってほしい 【売上UP
[speech_bubble type=”pink” subtype=”R1″ icon=”kusobucho.png” name=”仕事しないクソ部長”]結局は最後は、金につなげたいんだよ。金。カネ。かーね![/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R2″ icon=”saeki2.png” name=”毎年平社員の佐伯さん”]そういう人ばかりじゃないと思うのですが…。[/speech_bubble]

サイトの改善っていうのはどういうこと?

サイトの目的が、より多くの人に来てもらって、売上につなげたいっていう事ならば、サイトの改善っていうのは、ざっくり言って以下の2つになります。

  1. ターゲット層をより多く集めること
  2. 成約率を上げること

という事は、アクセス解析をして現状把握をした後には、この2つに対しての課題をハッキリさせたらいいだけなんですよね。

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”saeki2.png” name=”毎年平社員の佐伯さん”]サイトの改善とは、
「1.ターゲット層のアクセスUP」
「2.コンバージョン率UP」
をする事なんですね。[/speech_bubble]

サイトの課題とは?

サイトの改善についても分かりました。
では、改善のために見つけるべき「課題」や「ヒント」ってどんな事でしょうか?
これは大きく4つに分けられます。

見つけるべきサイトの4つの課題

  1. 流入元がかたよっている
  2. ねらったキーワードでの流入が少ない
  3. セリングページへのアクセス数が少ない
  4. セリングページへのアクセス数がある程度あるのに成約しない

順番に説明します。

課題1)流入元がかたよっている

流入元っていうのは大きく4つに分けられます。

  • Organic Search ⇒ Google検索やYahoo検索などの検索サイト
  • Social ⇒ FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア
  • Referral ⇒ Social以外の参照元サイト(feedly、Gunosy、どこかのブログなど)
  • Direct ⇒ 特定の参照元サイトが無い場合のアクセス

これらの項目がある程度バランスよくアクセスがあるのが理想です。特にOrganic Searchでのアクセスが多ければ、安定した集客につながるため、僕は重要視しています。

流入元グラフ

課題2)ねらったキーワードでの流入が少ない

サイトの目的が、商品・サービスの販売、資料請求の場合は、できるだけ集めたい属性の人をサイトに集めなければいけません。

例えば、英語教材の販売サイトなのに、英語に興味の無い人を集めても意味がないですよね。
あなたなら、サイトで英語教材の販売をしたいなら、英語に興味のある人を集めたいはずです。そのためには、英語に興味のある人が検索で使いそうなキーワード、例えば「英語 勉強法」などを使用してコンテンツを作りますよね。

そこで、実際にねらったキーワードでの流入が少なければ、問題です。

課題3)セリングページへのアクセス数が少ない

セリングページっていうのは、商品・サービスの販売ページ、または資料請求用のページの事です。簡単に言えば、売上や見込み顧客獲得につながるページですね。

ここへのアクセス数が少ないという事は、売上や見込み顧客獲得にもつながらないので問題です。

課題4)セリングページへのアクセス数がある程度あるのに成約しない

課題3とは逆に、セリングページにある程度アクセス数があるのに、なかなか成約につながっていないならば、セリングページ自体の問題として認識できます。

セリングページのキャッチコピーは魅力的か?ユーザーを納得させられる構成になっているか?などを再チェックして、セリングページ自体の作り直しにつなげる事ができますよね。(もしくは商品・サービス、価格に問題があるか…)

これら4つの課題を見つけていく事がアクセス解析で主に見るべきポイントと言ってもいいですね。

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”president.png” name=”社長”]お前のサイトはどれが問題なんだ?え? [/speech_bubble]

アクセス解析で見るべき5つのポイントとは?

アクセス解析をすると、「セッション数」や「ページビュー数」に注目しがちですが、それだけでは実際の課題が見つけられません。先ほど解説した課題を見つけるための分析が必要なんです。

僕がチェックすべきだと考えるポイントは以下の5つです。

  1. 流入元サイト
  2. 流入キーワード
  3. 流入先ページ(ランディングページ)の分析
  4. コンバージョン経路の分析
  5. セリングページへのアクセス数

順番に説明します。

1.流入元サイト

これは、課題としても挙げた通りで、流入元サイトを分析することにより、さらに多くのターゲット層にアプローチするための対策がとれます。

例えば、Socialの中でもFacebookからはアクセスが多いのに、Twiiterからのアクセスが少なければ、Twitterからの流入対策ができますよね ↓

Social流入元

流入元サイトの分析をすると同時にみて欲しいのが、流入元ごとの「直帰率」や「平均セッション時間」です。どこのサイトからのユーザーが、あなたのサイトに興味・関心が高いのか?という事が分かるからです。

例えば、直帰率っていうのは1ページだけしか見てくれなかったユーザーの割合なんですが、その割合が高いという事は、あなたのサイトに興味が無い人が多いという事です。
同じく、平均セッション時間が長ければ長いほど、しっかりとコンテンツを見てくれているユーザーが多いという事も分かるため、しっかりと見ておくべきポイントです。

2.流入キーワード

流入キーワードをしっかりと分析することで、ターゲット層のユーザーを集められているかどうかを知ることができます。
検索キーワードっていうのは、ユーザーの悩みやニーズが詰まっているからです。

同時に、キーワードごとの直帰率・平均セッション時間を見ることで、ユーザーがあなたのサイトに興味関心があるかどうかも分かります。

3.流入先ページ(ランディングページ)の分析

ここで言うランディングページっていうのは、ここでは世に言う「セリングページ」の事ではなくて、ユーザーがあなたのサイトに一番初めに「着地するページ」の事です。
このランディングページでは、ユーザーの興味を引き、次々と本当にあなたが読んでもらいたいページ(セリングページ)に誘導していかなければいけません。奥に奥に誘い込む感じです(笑)

イメージ

ホームページであれば、トップページかもしれないし、ブログであれば、各記事1記事1記事がランディングページになることもあります。

ユーザーが一番はじめに見るページなので、流入の多いランディングページを中心に直帰率を分析する必要があります。流入数が多いのに、直帰率が高いランディングページはすぐに改善をしないといけません。

4.コンバージョン経路の分析

コンバージョン経路っていうのは、ユーザーが商品を申込んだり、資料請求をするまでに至った経路の分析です。

どのランディングページから、次はどんなページに移動して、最終的にセリングページに移動して成約したのか。

例えば、「E-bookダウンロードの手前まで20人来ている」とか、「料金一覧ページから、資料請求ページに来てくれる人が30%いる」などといった分析ができます。

これらコンバージョン経路、コンバージョン率を調べることで、セリングページまで最短で来てもらえる経路の改善をしたり、セリングページの自体の改善につなげる事ができますよね。

Googleアナリティクスを使えば、成約などの目標を設定しておくと、コンバージョン経路の分析をすることができます。
設定に関しては、別の記事で解説をしたいと思います。

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”nagano2.png” name=”OLの長野さん”]この4つのポイントは、問題や課題を見つけやすい項目なのよ。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”R1″ icon=”saeki2.png” name=”毎年平社員の佐伯さん”]ひぇぇぇ、大変ですが、落ち着いて分析したいと思います。[/speech_bubble]

まとめ

アクセス解析の目的は、「把握」と「改善」です。

その為には、まずはサイトの目的をハッキリさせておくことが一番大事です。目的がはっきりしていれば、「なぜその目的が達成できていないのだろう?」という疑問がわきます。

疑問がわけば、あとは課題を見つけやすいポイントに的をしぼって分析をするだけです。

難しいようですが、今回紹介した項目をしっかりと調べながら対策をすれば、簡単にサイトの改善ができます。

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