どうもジュンイチです。
先日、クライアントさんの初Codex導入をお手伝いしました。
やったことは、LPのリニューアルです。LPというのは、商品やサービスを紹介して、申し込みや購入につなげるためのページですね。
最初の指示は、かなり雑でした。
このLPをリニューアルしたいです。
ほんまにこれくらいです。
クライアントさんも「こんな雑な指示でいいんですか?」という感じでした。でも僕は、「まずはそれで出してみましょう」と伝えました。
なぜかというと、AIエージェントは最初から完璧な指示を作ろうとすると、そこで止まりやすいからです。
「何を書けばいいんやろう」「どこまで細かく伝えたらいいんやろう」と考えているうちに、プールの前でずっと準備体操だけしている状態になるんですよね。
もちろん準備は大事です。でも、いつまでも水に入らなかったら泳げるようにはならない。
AIは、最初の形を作るのがかなり得意
実際にCodexへ投げてみると、ある程度きれいなLPのたたき台ができました。
クライアントさんも驚いていました。「え、これでここまでできるんや」という感じです。
これ、AI初心者の方や中小企業、個人事業主の方にとっては大きいと思います。
LPを直したい。ホームページを改善したい。ブログを書きたい。メルマガを整えたい。でも、日々の仕事で手いっぱい。
そういうとき、AIエージェントは「最初の形」を作ってくれる相棒になります。
ただし、ここからが今日の本題です。
見た目が整っていることと、売れることは別
AIが作ったLPを見ていて、やっぱり人間が確認しないとあかんな、と思う部分がありました。
たとえば、もともとのLPに載っていた「お客様の声」が移植されていませんでした。
これ、めちゃくちゃ大事です。
初めてそのサービスを見る人にとって、お客様の声は「このサービス、本当に大丈夫かな?」という不安を減らしてくれる材料です。
それから、運営者のプロフィール写真も抜けていました。個人事業主や小さな会社の場合、「誰がやっているのか」はかなり大きいです。顔が見えるだけで安心感が変わることがあります。
さらに、CTAもズレていました。
CTAというのは、ページを見た人に次に取ってほしい行動のことです。申し込みボタン、購入ボタン、無料相談ボタンなどですね。
もともとは有料サービスとして案内したいLPだったのに、AIが作った方では「無料相談」がCTAになっていました。
一見、悪くなさそうに見えます。でも、ビジネス上はかなり大きな違いです。
有料サービスを売りたいのか。無料相談に誘導したいのか。資料請求をしてほしいのか。メルマガ登録してほしいのか。
ここがズレると、きれいなページでも売上にはつながりにくくなります。
AIに任せる仕事と、人間が最後に見る仕事
LPリニューアルでは、役割を分けるだけで失敗を減らしやすくなります。
- LP全体のたたき台を作る
- 構成を整理する
- 文章を読みやすく整える
- 見た目の雰囲気をリニューアルする
- お客様の声が残っているか
- プロフィールや顔写真が抜けていないか
- CTAが本来の目的とズレていないか
- 料金、サービス内容、導線が正しいか
結論はシンプルです。AIにはまず形を作ってもらう。人間は、売上と信頼に関わる部分を最後に見る。
LP公開前は「お客様の声、プロフィール、CTA、料金、サービス内容、申し込み導線」の6つを確認してみてください。
AIに任せるときは、洗濯機に服を入れるのと似ています。
洗うところは任せていい。でも、ポケットに大事な紙が入っていないかは、人間が見る必要がある。
いや、僕もたまにやりますけどね。ポケットの確認を忘れて、あとで「あっ」となるやつ。
AIに全部任せるのではなく、役割を分ける
今回、AIに任せたのはLPリニューアルのたたき台作成でした。
- 構成を作る
- 見た目を整える
- 文章をある程度まとめる
- 全体の雰囲気をリニューアルする
ここは、かなりAIに任せられました。
一方で、人間が見たのはビジネス上の大事な部分です。
- お客様の声は入っているか
- プロフィール写真は残っているか
- CTAは正しいか
- 有料サービスの導線が無料相談に変わっていないか
- もとのLPで大事にしていた信頼材料が抜けていないか
ここなんよね。
見た目が整っていることと、ビジネスとして正しいことは別です。
AI初心者の方ほど、AIが作ったものを見ると「すごい、もう完成やん」と思いやすいです。気持ちはめっちゃ分かります。初めて見ると、ほんまにすごいので。
でも、最後に見るべきところは見た方がいいです。
GitHubは、AI時代の作業フォルダとして考える
今回もう一つ感じたのが、GitHubの便利さです。
GitHubって、普通の人にはなかなか馴染みがないと思います。名前からして、ちょっと近寄りにくいですよね。なんか黒い画面と英語が出てきそうな感じがする。
でも、CodexのようなAIエージェントを使い始めると、プロジェクトの保存やバックアップとしてかなり便利です。
- AIに作業してもらう
- 変更履歴を残す
- 前の状態に戻せるようにする
- 別の環境でも続きを作業できるようにする
いきなり全部を理解しなくていいです。
最初は「作ったものを保存しておく場所」「前の状態に戻せる保険」「AIと作業するための作業フォルダ」くらいの理解でもいいと思います。
AI活用は、作業ログまで残すと資産になる
今回の支援で、僕が改めて学んだことは3つあります。
1つ目は、AIへの指示は最初から完璧じゃなくていいということ。
雑でもいいから、まず出してみる。出てきたものを見て、「ここが違う」「これは残したい」「ここはもっとこうしたい」と直していく。
2つ目は、人間の確認ポイントを決めておくこと。
AIが作ったものを何となく見ると、見た目のきれいさに引っ張られます。だから確認リストがあった方がいいです。
3つ目は、作業ログを残すこと。
AIで何かを作った。クライアントさんに教えた。失敗した。ズレた。喜んでもらえた。気づきがあった。
これらは全部、発信の素材になります。
ブログにもなる。YouTubeにもなる。メルマガにもなる。ショート動画にもなる。Xにもなる。
でも、記録していなかったら、翌日にはかなり忘れます。
僕もそうです。「これ、めっちゃ大事やん」と思ったことほど、忙しくしているうちに机の上のプリントみたいにどんどん埋もれていきます。
まずは小さな仕事で試してみる
AIは、仕事を代わりに全部やってくれる魔法ではないです。
でも、最初の一歩を軽くしてくれます。面倒な作業を進めてくれます。人間が考える時間を作ってくれます。
そのうえで、人間は最後にちゃんと見る。
- どこが大事か
- 何を売りたいのか
- 誰に届けたいのか
- 何を残して、何を変えるのか
ここを判断する。
AI初心者の方や、中小企業の社長さん、個人事業主の方は、まず小さな仕事で試してみてほしいです。
今あるLPを見せて、「これを今っぽくリニューアルして」と投げてみる。
出てきたものを見て、「お客様の声が抜けている」「CTAが違う」「この写真は残したい」と直していく。
それだけでも、かなり学びがあります。
完璧な準備を待たなくていいです。
まずやってみる。そして、人間が大事なところを見る。
結局ここなんよね。
