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生きるのが楽に。アダルトチルドレンを克服してきた僕が大事だと思う5の事

  
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生きるのが楽に。アダルトチルドレンを克服してきた僕が大事だと思う5の事

どうも、JUNICHIです。

以前に、現代の闇「アダルトチルドレン」の特徴|もし今生きづらさを感じてるならあなたもそうかもっていう記事を書きました。

アダルトチルドレンっていうのは、やらしい方のアダルトじゃなくてザクッと言うならば『機能不全家族のもとで育って、大人になってから生きづらさを感じている人』っていう人です。

 

実は、この記事がかなり反響があって驚きました。

 

だって、僕みたいなアダルトチルドレンってそんなに沢山いるとは思っていなかったからです。なのに、『私もそうかも』『僕もそうだ…』っていうコメントを沢山いただきました。

そっか、今は自分がアダルトチルドレンだって気づいてても気づいてなくても、『生きづらさ』を感じている人が多いんだなぁっていうのが分かりました。現代人の多くが実はこの問題を抱えているんだなって。

 

僕は今でもアダルトチルドレンの特徴は消えないですが、以前ほど生きづらさを感じなくなってきました。子供の頃から沁みついてしまった性格なんて一生変えられないけど、『生きづらさ』を緩和するっていう意味で克服が出来てきたんだと思います。

 

そこで今回は、僕が「アダルトチルドレンとしての生きづらさを克服する為に大事だと思う事」を書いてみます。あなたと同じ1人のアダルトチルドレンとしての考えが役に立てばと思います。

 

1)まずは、僕がアダルトチルドレンである事を知った

僕は、23歳の時に初めて自分がアダルトチルドレンなんだって知りました。

その当時付き合っていた彼女とよく、「なんかおれらって、思った事を上手く伝えられへんし、人の顔色ばっかりうかがう所あるよな。なんかしんどいよな…。」って話してました。

初めて「アダルトチルドレン」っていう言葉を知った日

そこである日、きっかけは忘れたけど彼女が

彼女:「ねぇねぇ、うちらってアダルトチルドレンじゃない?」

って言ってきました。

僕:『あ、アダルト…?(ぽわーん)』

と勘違いをすると、

彼女:『そっちじゃない。アダルトチルドレンっていう言葉があるの』

と教えてくれたのがきっかけでした。

 

そこで、どこのサイトか忘れたけど、アダルトチルドレンってググって調べてみました。そしたら僕も、彼女もアダルトチルドレンの特徴にどんぴしゃで当てはまっていました。

僕はヒーローとピエロのタイプっぽいな、彼女もヒーロー、ロストチャイルドらへんかなって話をしました。

今思うと病気でもなんでもないのに、なんかショックだった記憶があります。あぁ、なんか僕って周りと違って変だったんだなぁ。普通じゃなかったんやなぁって。

 

 

でもまずは、自分自身が「アダルトチルドレン」である事を知る事が大事なんじゃないか

何かの問題を解決する際には全ての事に通じるんですが、まずは

  • 『問題や原因を見つける事』
  • 『問題・原因を知る事』

が必要ですよね。

 

問題が分かって原因が見つかれば、その原因を無くせばいいわけですからね。

 

アダルトチルドレンも同じで、克服しようと思うなら『自分はアダルトチルドレンなんだ』『生きづらさを感じているのは実はアダルトチルドレンが原因なんだ』っていう事を認める事から始まります。

 

2)自分の今までの行動を振り返って「具体的に何が生きづらさを感じる原因か」を考えた

自分がアダルトチルドレンかもって思ってからは、今までの行動や思い出を振り返ってみました。ほんまに自分がアダルトチルドレンなのかな?って。

多くの原因は「機能不全家族のもとで育った」経験があること

僕は、このブログでも何回か書いていますが機能不全家族のもとで育ちました。よくある話かもしれませんが、父親と母親の不仲でなんかギスギスした雰囲気の家庭でした。

アダルトチルドレンである人のほとんどの原因が「家族」にあります。

 

家族が不仲だとこんな風になる(僕の場合)

だからかもしれないけど、僕はやっぱり「仲がいい事」「みんなが笑っている事」に人一倍気を遣っていました。友だちの前では冗談を繰り返して笑かしたり、変な事もいっぱいしました。普段家族の中で笑顔ってあまりなかったから、人が笑ってくれる事を人一倍求めてたんだと思います。

あとは、「顔色をうかがう事」。これは無意識にずっとやっていました。めっちゃ先生の表情とか見てましたからね。怒られるんが嫌やし、先生が怒る事でクラスの雰囲気がピリピリするじゃないですか。そんなんはもう家族の中だけで十分や!って思ってたんだと思います。

 

ある日、僕が中学生の頃に個人懇談で母親と一緒に先生と話す時があったんですが、「松原君は先生の顔色をうかがってることが多いから大丈夫ですか?」と言われました。その先生は本当によく見てくれてたんだなぁと今なら思います。

 

人の顔色をうかがいすぎる危険性⇒『自分』が無くなっていく

人の顔色をうかがいながら生きてくるとどうなるか知ってますか?人の気持ちを気にしすぎて自分の意見が離せなくなりますからね。

僕はほんまにみんなが思ったようにしてあげたい、みんなの期待に応えたいっていう風になっていきました。先生から「お前は生徒会長をやれ」と言われたら、そうしないと先生が困るからって思って立候補しました。

ほんまはやりたくなかったんです。

部活の野球をもっとやりたかったんですよ。

だって生徒会の仕事が増えれば大好きな仲間と野球できる時間が無くなるじゃないですか。だから生徒会長なんてほんまはやりたくなかったんです。やりたい人にやらせたらいいじゃないですか。

でも先生から「こいつは優等生で言う事もちゃんと聞くからやらせとけば間違いない」って思われるんでしょうね。先生からは圧がかかります。

『お前がやらないと誰がやるんや?』

と。

そんなん言われたら、自分の気持ちなんてしゃべれません。先生が言ってることがだから、言う事を聞かないとってなって、何も反論ができないんです。自分がほんまにやりたい事、気持ちなんて一切伝えられないんです。

自分なんて無くなります。自分の気持ちよりも他者を優先して考えるようになります。人の為に、誰かが喜ぶから、そんな風に生きるようになります。

ほんでいざ「自分はどうしたいの?」って聞かれた時に意見を言っちゃいけないような感じになります。勝手に。

 

ほんまなら「野球がしたいです。安西先生。」って言いたかったんです。

 

振返ると、何が原因で今苦しいのかが見えてくる

僕は、会社でも上司や部下、クライアントに好き放題言われて、みんなの期待に応えようとしてきました。その結果、キャパオーバーになって壊れました。

振り返ってみると

  • 「自分の意見が言えない」
  • 「人の言う事に期待以上に応えようと必死になる」
  • 「人の顔色ばかりうかがう、他人に合わせる」

っていうのが僕の最大の生きづらさの原因になっている事だと分かりました。

 

3)じゃあどうしたらもっと肩の力を抜いて生きていけるのか?が見えてくる

アダルトチルドレンである事を知り、その根本になっている生きづらさの原因が分かりました。

あとは、その原因を取り除くだけです。

僕なら、

  • 言いたい事をハッキリ言えるようにする
  • 他人の期待に必要以上に応えなくていい。たまには放っておく。
  • 他人の顔色はうかがいすぎない。自分をもっと優先する。

こんなんが出来たらもっと楽になるんだろうなって考えました。

 

なんですが、それが一番難しい。

 

自分を変える事は難しすぎる

だって、20年30年ずーっとそうやって生きてきたんですよ。いきなり性格は変えられません。

「今度こそ、自分の意見を言うんだ」

って思っても、いざ相手に意見をズバッと言われると何も言い返せない。後になって「ああ言ってやれば良かった・・!!悔しい…!!」って泣きそうになりました。そんな事の連続でした。

他人の事を背負いすぎるのもダメだって思っても、なんか困ってる人を見ると助けたくなる…。ほんでしんどくなる。

 

もうしょうがないんです。治らないんです。もうそれが「自分」になってるんですよね。そりゃもう矯正するのが大変。1人の力では無理だと感じました。

じゃあ、それから僕はどうやって克服に向かったのか?が以下からのお話です。

 

4)1番の理解者を作る

僕は幸いな事に、その当時付き合っていた彼女が1番の理解者になってくれました。

なぜなら彼女もアダルトチルドレだったからです。傷のなめ合いっていうと表現は下手かもしれませんが、お互いがアダルトチルドレン同士であれば、お互いの気持ち、お互いの苦労がよく分かります。

 

アダルトチルドレンの恋人に救われる

恋人になら、結構何でも話しますよね?

家族の事、友人の事、昔の学校の事、好きな事、嫌な事、などなどお互いの事を知るためにはどんどんオープンにしていかなダメですしね。

 

「うちって家族仲が悪いねん」

 

っていうと普通の人にはビックリされました。普段は明るくてふざけるのが好きな少年だったから、そんな影があるだなんて他の人は思わなかったんでしょうね。

でも、僕の彼女だけは「わたしも家族仲が悪かったの。」と言って驚きませんでした。逆もそうで、僕も彼女の事を知っていくうちに「なんか僕と似てるなぁ」って感じている部分があったから「そっか、そうなんだ。」と言って驚きませんでした。

 

共感すること、されることでお互いが救われていく

そうやって、お互いの事を知って「アダルトチルドレンだね、私たち」って言ってるうちになんだか気持ちが軽くなってきます。お互いの辛かった過去(家族や学校での事、人間関係の事)をぶちまけていくうちに、癒されていきます。

 

外では相変わらず思う通りに動けないけど、自分の事をアダルトチルドレンと分かってくれている恋人になら、思った事が話せるようになってきます。ちょっとワガママになれたりします。

いつの間にか「この人なら分かってくれる」っていう安心感が出来てくるんですよね。

 

アダルトチルドレンの恋人、アダルトチルドレンの親友を作る

アダルトチルドレンを克服するためだけに、アダルトチルドレンの恋人を探すっていうのは変かもしれませんね。でも、結果としてお互いが救われるなら、アダルトチルドレン同士で付き合ってみるってのもアリだと思います。

でも、なかなかみんなが皆そういう恋人と出会えるかって言ったらそうじゃないと思います。だから、恋人じゃなくてもいいので、たった一人でもいいからアダルトチルドレンである友達を見つけてとことん語れるといいと思います。

 

  • アダルトチルドレンの恋人を作る
  • アダルトチルドレンの親友を作る

これだけで、かなり気持ちは楽になると思います。

 

5)ブログやSNSで情報発信をしてみるのもいい

僕は、ブログを書くのが好きです。

ブログの良い所は、誰にも邪魔されずに自分のタイミングで言葉を選んで思った事が書けるところです。

 

普段面と向かって話せない事、うまく伝えられない事も、ブログならこうやってゆっくり書けます。だからこそ、自分の気持ちを書きなぐっていると、それだけでスッキリします。

それがSNSとかでもいいと思うんです。もしくはアナログで日記ノートを書いてもいいと思います。とにかくあなたが好きなところで、自分の想いをつづっていったらいいんです。

 

想いを発信していると「共感者」が現れる

ブログやSNSの良い所は、独り言を書きなぐったつもりでも、それを読んで共感した人からの反応がもらえる事です。

 

ちょっとアダルトチルドレンの話とは違うんですが、結婚生活の失敗例|『妻子持ちの男』が家で仕事をはじめた時の7つの失敗っていう記事を書いた時は、似たような状況のお父さんたちからコメントを沢山いただけました。

 

発信していなければ、一人で悶々と悩んでいたはずです。それが「自分と同じ状況の人がいる。同じ苦しみを抱えている人がいる。」って分かるだけで、「でも頑張らなあかん!」って思わせてくれます。

 

もしあなたが、アダルトチルドレンかもって思ったなら、是非ブログで自分の想いを書き綴ってみてください。書き続けていくうちに、共感してくれる友達ができるかもしれません。

 

 

最後に

あんまりまとまりのない文章になってしまいましたが、これが僕がアダルトチルドレンを克服する為にやってきた5つのことです。

  1. 自分をアダルトチルドレンであると認めて
  2. 具体的に何が苦しいのか、辛いのかを振り返ってみる
  3. どんな問題を解決したら楽になれるのかを考える
  4. 同じアダルトチルドレンの恋人や友達理解者を得る
  5. 自分の想いをブログなどで発信する

完全に克服できたかって言われると、違うかもしれませんが、だいぶ今は生きるのが楽しいです。毎日幸せです。

 

当時、アダルトチルドレンだって気づかせてくれた彼女は今も妻として横にいてくれます。一番の理解者として、彼女だけはずっと傍に居てくれるっていう安心感があるから僕は今楽しく生きれています。そんな彼女との間に娘もできてすくすく育っています。

今強く思う事は、娘には僕たちと同じ想いはさせたくない。親の不仲のせいで大人になってからの生きづらさを味あわせたくない。ってこと。

精一杯、夫婦が仲良くいて家族3人で笑顔の絶えない家庭でいよう。もうアダルトチルドレンとしての連鎖は絶対にさせへん。

 

 

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