ちょっと聞いてほしいんです。
動画編集って、めっちゃ面倒くさくないですか。
僕はYouTubeとか動画の発信もしてるんですけど、正直に言いますね。喋るまでは楽しいんですよ。でも、その後がしんどい。
「えー」とか「あー」っていう余計な部分をカットして、一言一句に字幕をつけて……。これ、まともにやってたら日が暮れるんよね。ほんまに。
かといって、全部を外注に出すとコストもかかるし、スピード感も落ちる。じゃあ、どうするか。結局ここなんよね。
「無いなら、自分で作ってしまえ・・・!!」
ということで、動画素材を放り込んで「スタート」ボタンを押すだけで、編集がほぼ終わるツールを作ってみました。どうもジュンイチです。今日はその話を、つらつら書きます。

ボタン一つで、コーヒーを淹れてる間に終わる
今回作ったツールで自動化したのは、こんな感じです。
- 無駄な「間」の自動カット。喋っていない空白の時間を、一瞬で消す
- 自動字幕(テロップ)生成。AIが音声を読み取って文字起こしする
- デザインのカスタマイズ。字幕のサイズ、色、出方(カラオケ風とかフェードインとか)を選べる
- インフォグラフィックの挿入。AIに内容を考えさせて、いい感じの図解を勝手に入れてくれる
4つめは僕のこだわりなんですけど、これがけっこう気持ちいいんです。
今までは数時間かかっていた基礎編集が、コーヒーを淹れている間に終わるようになった。最初に動いたときは、ちょっと笑ってしまいました。「こんな自動化ツール作れてすご」ってね。ほんま、すごくないですか。
言葉だけだと伝わりにくいので、作業の流れをざっくり図にしてみました。下を見てもらうと、何がどう変わったのかが分かりやすいかなと思います。
放り込んで「スタート」を押すだけ
自作した動画自動編集ツールの流れ
素材を入れる
動画ファイルを1つ放り込む
間をカット
喋っていない空白を自動で削除
字幕を生成
音声を読み取ってテロップ化
図解を挿入
内容に合う図解を自動で配置
基礎編集にかかる体感時間(イメージ)
※具体的な短縮時間は計測中。あくまでイメージとしての比較です。
こうやって並べると単純に見えるんですけど、ここに辿り着くまでがけっこう泥臭かったんです。その話もしておきます。
開発で一番苦労したのは「AIとの対話」
でもね、最初から完璧だったわけじゃないんです。
やっぱりAIも、たまに「いや、そこじゃない」っていう場所に字幕を出したり、変な図解を作ったりするんですよ。最初は、ちょっと待て自分、ってなりました。
そこは何度も動画をチェックして、「ここはこう直して」ってAIにフィードバックして、プログラムを微調整する。この繰り返しです。地味やけど、これが一番難しくて、一番おもしろいところでした。
AIは100%で出てこない。人間がフィードバックして、育てていく感覚を持つ。
あと、こだわったのが「コスト」です。
普通、こういうツールを作るとAPIの使用料が高くなりがちなんですけど、Codex CLIやClaude CLIをうまく組み合わせて、サブスクの範囲内で収まるように工夫しました。中小企業の社長や個人事業主にとって、毎月のランニングコストは死活問題ですからね。ここは、ほんまに大事。
「使う側」で終わるのか、「作る側」に回るのか
僕の基本スタンスは、昔から変わらず「やってみな分からん」です。
「AIで効率化できますよ」って言うのは簡単なんです。でも、実際に自分でツールを組んで、失敗して、泥臭く調整して、はじめて見える景色がある。やってみて、ようやく分かることばっかりでした。
今の時代、AIをチャットで「使う側」で終わるのか、それとも自分の悩みを解決する「仕組みを作る側」に回るのか。ここで大きな差が出ると思うんです。
専門的なプログラムを全部書けなくてもいい。「ここが面倒くさいんだよね」という人間の感覚と、AIのパワーを掛け合わせる。それが、これからの僕たちの働き方の正解じゃないかな、と感じています。
今日からできること
最後に、読者のあなたに持ち帰ってほしいことを3つだけ。
- 「面倒」を放置しない。その作業、AIに任せられないか一度考えてみてほしい
- AIは道具であり、パートナー。100%を求めず、人間が育てる感覚を持つ
- 仕組み化のコスト意識。最新技術を使うときこそ、賢くコストを抑える工夫を
まずは、あなたの毎日の中で「これ面倒くさいな」と思っている作業を、ひとつ紙に書き出してみてください。たぶん、そこにヒントが転がってます。
