WordPressブログを始めたばかりの今がチャンス！すぐにhttpsサイトにした方がいい訳

2017

05/17

Updated

2017.09.28

2017

05/17

Published

2017.05.17

/ 松原 潤一

　 　　

\ この記事を共有 /

B!

リンクをコピーする

WordPressブログを始めたばかりの今がチャンス！すぐにhttpsサ...

松原 潤一

B!

リンクをコピーする

『ブログみたいな面倒なものはあきらめますわ！！』

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

第７話　『めげそう』

・

・

・

・

・

・

・

・

・

（さかのぼること２時間）

『そろそろおっさん来る頃ッスかね！』

『今日は15時からだよね？？』

『うん。時間は合ってると思うよ。
今日は何するのかな。』

『WordPressもインストールできたことですし、そろそろブログを書きたいですわね。』

『そうッスね！！
おれもう書きたい事いっぱいありすぎてわくわくするッス！』

『ピンクのドア…！！』

カチャッ

『ま、まさかこの伝説のピンク色ドアは…。
ゴクン…。』

『な、なぜこの人が持っているんだ…。』

『BBSのみんな、おはようさん。』

『お、おはようッス！！
おっさんもしかしてアレと知り合いなんッスか！！』

『もちろんや。
あのネコ型ロボットはみんなの心の友達じゃないか。
貸してって言ったら貸してくれるで。』

『・・・ハァ。
くだらないことはいいから、今日の勉強を始めませんこと？』

『せやな！さっそく今日の作業をしていこう。
今日のテーマはブログサイトのhttps化や！！』

今回のテーマはブログサイトのhttps化！！

『…。』

『…。』

『…。』

『うん。分かってた。
その反応。』

『え？いきなりそれやるの？』

『ちょっと！！勝手に話進めないで！
httpsって何？？』

『いきなりhttpsとか言っても分からんよね。
今日はちょっと難しい事やるから、実はアシスタントを呼んでるんや。』

ガチャッ

『こんにちはみなさん。
まずはあたしにひざまづいて。』

『な、何この高飛車な女！？』

『なんかレイカさんに似てるッス（笑）』

『ごめんッス…。』

『このお方は、やけにWEBに詳しい普通のOLさんや。
数々の会社の弱小WEBマーケティング部を立て直してきたすごいお方なんやで。』

『なんで変な仮面つけてるの？』

『身バレするとだめなのよ。
普通のOLだから。
あともうすぐ発売のコレにちなんでね↓』

『そうそう。
僕とNさんはFinal Fantasy14友達でね。そこで知り合ったんや。
みんな彼女の事をNさんって呼んでね。』

『よろしく。』

httpsって何？美味しいの？

『みんなWEB上のサイトにはURLっていう住所みたいなあるのは知ってるよね？？』

『http://shintassu.com
みたいな感じッスよね！？』

『そうそう。
今まではhttp://から始まるWEBサイトが今までは一般的やったんや。』

『それが今はhttps://っていう「s」付きのサイトが増えてきているのよ。』

『ふーん。何が違うの？』

『簡単に言うと、セキュリティが違うんや。』

『セキュリティ…。安全性ってことですか？？』

『そうよイケメン君。
httpsのサイトの方が、セキュリティ対策がされているサイトという事なのよ。』

『でも、こんなブログの初心者たちにセキュリティとかって必要なの？？』

『バカね。そんなの当たり前じゃない。』

『ッ…！』

WEBサイトのセキュリティ対策が必要な３つの理由

『ブログもWEBサイトの一種ってことは分かるね。
今の時代、特にWEBサイトの安全対策をしておくことはめっちゃ重要なんや。』

『なぜだか分かる？おバカども。』

『（口悪いな…。この女…。）』

『分かったッス！
個人情報が抜き取られるッスか！？』

『お、今日は調子ええな。シンタ君。
その通りやで。
せっかくNさんに来てもらったからNさんに教えてもらおう。』

まず、httpsって何よ？

『あなたたち、httpsって言っても意味分からないでしょ。』

『はい…。
「ｓ」がたった１文字加わっただけでそんなにセキュリティが強くなるんッスか？』

『httpsから始まるサイトって言うのは、SSLっていうのがちゃんと導入されているサイトっていう事なの。』

『…プスプス（頭から煙が出る音）…。』

『それじゃこの人たち分からないと思うから、SSLについても簡単に教えてあげてほしいわ。』

『全然知らないのね…。
あんたたち本当にこれからWEBを活用しようと思ってる人間なの？』

『…で、でもこれから頑張って覚えるッス！！』

『まぁいいわ。
SSLっていうのは簡単に言うとインターネット上で情報を暗号化して送ったり受信したりできる仕組みの事よ。』

『うッス！！
とにかく、情報が暗号化して読み取られにくいってことッスね！』

『そう。そのSSLっていう安全な仕組みが取り入れられているサイトがhttpsを名乗れるのよ。』

『り、理解しました！！
（ムズイなクソ…。）』

『その仕組みについて語ってると日が暮れるから、やめておくわ。
そもそも仕組みまではそんなに知らなくていいわ。』

『じゃあなぜあんたたちみたいなブログ初心者でも、httpsサイトにしないといけないか？
教えてあげるわ。』

『お願いしますッス！！』

１．個人情報を保護するため。保護されていると読者さんに見せるため。

『これをちょっと見てみて。
あるWEBサイトを見たときに、URLのところに出てくる警告よ。』

↓↓

『保護されていませんって出てるッス…。
なんかこのサイトやばそうッス…。』

『そうでしょ？
つまり、このサイトからメールを送ったり、買い物をする場合、個人情報が盗み取られる危険性があるっていうことなのよ。』

『！？　怖いですね‥。』

『もしもこのサイトが、あんたたちのブログだったらどう？
見に来てくれた読者さんはどう思うかしら？？』

『このブログは危ないって思って帰るッス！！』

『でしょ。だからhttpのままだと、読者さんを不安にしてしまうという意味でもダメなのよ。』

２．ウィルスの感染からあなたのサイトを守るため

『でも、普通のブログなんてクレジットカードでの決済とかほとんど発生しないんじゃない？
情報を提供するだけのブログにSSL導入なんて本当に必要なのかしら。』

『あんた、見かけによらず何も知らないのね。』

『私の得意分野はプログラミングだから…。』

『実はマルウェア、つまりウィルスとか危険なプログラムに感染しているサイトって結構多いのよ。』

『こっわ！！！』

『あんたたちのブログサイトがこれからウィルスとかに感染しないためにも、SSLを導入してhttpsにしておくことは大事なのよ。』

『まぁSSL導入したからって言ってマルウェアにかからない保証なんてないけどね。
できることはやっておこうってことね。』

３．実はGoogleからの評価が上がりやすいブログになる

『あんたたちの事だから、まだSEOとかその辺は習ってないわよね？？』

『言葉だけちょっと出てきたくらいッス！
まだそんな覚えなくていいって言われて…。』

『まぁいいわ。
ブログをhttpsにすることでSEO的な評価がアップするのよ。』

『Googleからの評価が上がって、検索上位に上がりやすくなるって感じだと思ってね。』

『httpsにするだけで上がりやすくなるなら、今からでもやっておいた方がいいってことですね！
（良い事聞いたぜ！）』

『とはいえ、まだまだhttpsにしたからと言ってそれだけで順位が大きく上がるってものじゃないから。
全体への影響は１％未満ってGoogleも書いてたわ。』

『でも、ほんの少しでも違うならやっておいた方がいいッスね！』

『その通りや！』

今からブログを始める人だからこそ、『今』httpsにしてほしい理由

『httpsっていつのタイミングでもできるから、本当はブログを書き始めてからでもいいのよ。』

『でも、このタイミング、まだブログを何もいじってなくて記事すらないタイミングってかなりやりやすいんやで！』

『それは良かったッス！
でもなぜッスか？』

『答えは、
このタイミングが一番簡単で手間がかからんタイミングやからや。』

『確かにそうね。
一度ページを増やしてしまうと、後々の作業が大変だもんね…。」

『ん？？？そうなんッスね？！』

『今httpsにするなら気にしなくていい事よ。
あまり沢山言ってもこの女みたいになるでしょ。』

『れ、レイカさん大丈夫ッスか…。』

【今回のワーク！】サイトにSSLを導入してhttpsサイトにしよう！【動画解説付き】

『ほな、今日の作業や。
また動画用意したから見ながら一緒にやってみてな。』

【前半動画】あなたのサイトにSSLを導入してhttpsにする手順

『ここまでが終わったらとりあえず３０分～１時間待ってな。
https://から始まるアドレスで、自分のサイトにアクセスしてちゃんと表示されたら後半の作業の準備完了や！』

『おれなら
https://shintassu.com
にアクセスしたらいいんッスね！』

『これはまだエックスサーバーさん側で作業が終わってないってことね。
もうちょい待とうか。』

・

・

・

・

・

・

・

・

１時間後

・

・

・

・

・

・

・

『おっさん！
サイトがちゃんと標示されたッス！！』

『お！これで後半の作業の準備OKや。
そしたら続いて次の動画を見ながら作業をしてみて。』

【後半動画】あなたのサイトにSSLを導入してhttpsにする手順

↓↓　動画中に出てきたコードです　↓↓

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>

これで今日のワークは終わり！

『で、できたッス！！！！！』

『ふぅ…。できた。』

『これくらいなら簡単ね。』

WordPressの設定とか大変…。これから本当にやっていけるのかなって思う？？

『このお嬢様の子、倒れてるけど大丈夫？』

『おーい。大丈夫か？？』

『…。ちょ、ちょっと寝てただけですわ…。』

『レイカさん！大丈夫ッスか？？
今のところまで良かったら作業付き合うッスよ！』

『…。
ねぇ。こういう設定とかってまだまだ続くのかしら…。』

『そうやなぁ、記事で言うと最低でもあと5～10記事分はかかるかな。』

『そ、そんなにかかるの！？
いつになったらブログが書けるのよ！！
わたくしはブログの収益化方法を習いに来てるのよ！！』

『そうなる気持ちは分からんでもないな…。
僕もWordPress？？何それ？？
の状態から始めたけど、最初っから分からんことばっかりでくじけそうになったわ。』

『最初の設定とか、WEB制作会社とか業者に頼めばいいじゃないの！！』

『それももちろんありや。』

『なら初めからそうすればいいのよ！！』

『まぁレイカさんはお金持ちッスからね‥・。
でもおれみたいにそんなお金に余裕ない人は、こうやって地道に自分でやるしかないッス。』

『たしかにお金の問題はある。
でもな、こうやって君たちに初めから自分でブログを作ってもらっているのには訳があるんやで。』

『（私は全然大変じゃないけど…。）』

『まだまだこれから大変な設定が色々待ってる。
この設定の途中で、WordPressなんてできない！
もうブログなんてやりたくない！
って人は少なからず出てくる。』

『じゃあ、そんな人がでないようにするためにもお金で解決すればいいじゃないの！』

『だからそれもありやって。
でもな、今後そのブログを育てていくのは君たち自身や。
できたら最低限のWordPressの操作ができた方が絶対いいに決まってる。』

『確かに、いちいち分からない事が出たら業者に任せるってなると効率悪そうッスね…。』

『あとな、ほんま僕からは最低限の事しか教えないつもりや。
成果を自力で上げるために最低限必要な事だけや。』

『それすらこんなに難しいなんて…。』

『そりゃ難しい！！
でも、ここでつまづいていたら、この先に待ってることなんて絶対乗り越えられへん！』

『おっさん…。』

『何に甘えてるんか知らんけど、

• 考えようとする努力
• 理解しようする努力
• 今できなくてもできるようにするんやって努力

こんなんができひん人間に成果なんて上げられへんで。』

『…！！』

『クッ・・・。
もういいですわ！！
ブログみたいな面倒なものはあきらめますわ！！』

『ちょ、レイカさん待って！！』

『…。』

『…。』

『レイカさん！！』

・

・

・

・

タッタッタッタッタッ

・

・

・

・

『レイカさんって！！』

『シンタ君！！』

『これは彼女の心の問題や。
彼女が頑張るって思えへんかったらうまくいかん。
強制してもうまくいかんねん。』

『おっさん！！！でも！！』

『ちょっと一人で考える時間を作ってあげたらいいよ。
次回の講座の連絡は一応メルマガで送っておくよ。』

『この後、Nさんとの食事の予約をしてるからもう行くな。
ほな！！』

『あんたたちまたね。』

『おっさん・・・！
冷たいな・・・！！』

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

『キャーーーッ！！
助け・・・！』

『レイカさん！？！』

『連れ去られた！？』

『急いで追わないと！！』

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

『…。ねぇいつもこんな展開なの？』

『まぁ、色々あるね‥。
そうじゃないと続きが気になって読みたくならないでしょ。
色々展開考えるのも大変なんよ。』

『今読んでくれてるあんた。
このおっさんもそれなりに頑張ってるから、続きも読んでやってね。』

ブログと関係なくドラマは急展開ィィィィ！！！

ザ・ブロガー第7話　終わり

第8話へ　つづく

＜＜第6話へ戻る

もう一回今回の第7話を読む

＞＞第8話へ