【レビュー】渡辺龍太さん「ハリウッド流すごい会話術」はもっと人と話したくなる本
どうも、高校生の時、野球部の卒業イベントの3分トークで大スベりをしたジュンイチです。
会話中に気の利いた一言を言うのって難しいですよね。
- 「ああ、あの時もっとあんな一言が出たらなぁ」
- 「あの話は失敗だったなぁ」
そんな経験は誰にでもあるんじゃないでしょうか。
そんな、会話の悩みを解決してくれるのがこの本です。
先日、僕の友人の渡辺龍太さんが出した本。「1秒で気のきいた一言が出る ハリウッド流すごい会話術 世界の一流が学ぶ77のルール」です。
今回は、この本が素晴らしすぎたので是非ご紹介していきたいと思います。
この本をオススメできる人：「会話」に苦手意識がある人はバイブルにして欲しい！
まず初めに、この「ハリウッド流すごい会話術」をおすすめしたい人です。
ズバリ「会話」に苦手意識がある人。そんな人には最高にオススメできます。
もうちょっと具体的におすすめできる人を言うと、
- 人と直接お話をするお仕事をする人
- 部下に尊敬されたい！という経営者や組織のリーダー
- 職場・学校でちょっと周りの人を笑わせたいという人
- 会話に自信がもてないから、人と会うことに苦手意識がある
- 恋人がほしいイィイィィィという人
みたいな感じでしょうか。お仕事にも使えるし、日常会話にも使える、恋愛にも活きる、万能すぎる本です。
ほんまのことを言うと、ちゃんと会話について考えてこなかった、勉強してこなかった全員におすすめしたいくらいです。
なぜこの本がオススメなのか？
この本をおすすめできる理由を一言で言ってしまえば、会話について「学べる」からです。まさに会話の教科書です。
- 「会話を学べる？」
- 「会話って学ぶものなん？」
って思うかもしれませんね。
僕たち日本人って、実は会話についてちゃんと勉強してきていないんですよね。学校では「会話力」みたいな授業は無いですしね。
だから、会話が下手なのは当たり前なんです。とっさにうまく切り返しができないのは当たり前。
僕も、会話の上手な人は「センス」なんだろうなぁっていう事で片付けてしまっていました。
でも、渡辺さんの本によると、アメリカでは会話についてちゃんと学ぶ機会があるそうです。
つまり、今まで会話についてちゃんと学んでこなかった、会話が苦手な僕たちには会話についてちゃんと学べるモノ・機会が必要だってことです。それがこの本！まさにバイブル！！
この本「ハリウッド流すごい会話術」の凄いところ３つ
ということで、僕がこの本を読んでホンマに良かった！と思えた、おすすめポイントを３つご紹介します。
1）実際に使える会話術が77個も学べる
初めは「え？会話ってこんなにも意識せなあかんポイントがあるの？」とビビりました。逆を言うと、この本からだけでも学べることが77個もあるんです。
77個ですよ77個！
上手な会話をするには、こんなにもたくさんのポイントを抑えておかないといけないんだって、改めて会話の奥の深さを知りました。
正直、この本を読み終わった今でも、77個も一気に技を使える気がしません。
でも、今日はあの技を使ってみようかな、次はアレにしようかな、って感じで使うのが楽しみになります。
1つのポイントが2～3ページでまとまっているので、一気読みをしなくても良いと思います。この本をカバンに常備しておいて、何度も何度も読み返していけばいいかなと思います。
逆を言うと、１回読むだけじゃなくて、何度も何度も繰り返し「読む」⇒「実践」を繰り返さないと会話力って身につかないと思います。カバンに常備させておこうと思います。
2）有名人の事例が秀逸で本の内容がわかりやすい！
著者の渡辺さんご本人が放送作家として多くの有名人の方と関わっていらっしゃいます。
それもあってか、本の中にはタモリさんやトランプ大統領、所ジョージさんなど、有名人の事例が沢山出てきます。
ちょっとだけ本の中で出てきた事例をご紹介すると、
- 支持率が高かった元総理大臣の小泉純一郎氏の「感動した！」という発言
- ベッキーさんが演じた「いい人」が招いた不幸
- 美人タレントを落としたアンジャッシュ渡部さんの「ミラーリング」という技
などなど。
具体的な事例によって、１）でご紹介した77のポイントがスーッと頭に入ります。イメージしやすくなります。
だからあの有名人はいつもあんな発言をするんだなぁっていう、発言の意図ともたらす結果が1本の線で結びつきます。
3）著者の渡辺龍太さんが書いた本だからこその信頼性
その辺のちょっと会話が得意な人が書いたっていう本じゃないです。
会話のプロと直に関わり、またご自身も会話のプロとして活動をされている龍太さんが書いた本、というのが信頼できる証拠です。
絶対間違いないです。
僕も実際に龍太さんとは何度もお話をさせていただいた事があるんですが、お話は面白いし、とっさに出てくる一言もスマートやし、それでいて嫌味なところが全然ないんですよね。
ご経験やキャリアはもちろん、ご本人もそれをしっかりと再現されている、というのが何よりもこの本のポイントとしておすすめしたい部分です。
一言で人間関係を壊す？！「会話」が与える影響のデカさ
- ふとした一言で相手を怒らせてしまったり
- 逆に相手の一言で嫌な気持ちになってしまったり
- 場をシラけさせてしまったり
会話って何気なくしているつもりでも、一言一言が与える影響ってめちゃくちゃデカかったりしますよね。
恋人だったら一言がきっかけで喧嘩、別れに発展することだってありますしね・・・。
夫婦だってそう。さっきまであんなに楽しそうに話してたのに、何気ない一言で急に険悪モードとか。うちもたまにあります。
そう思うと、ほんまに会話って実は思っている以上に大切ですよね。
だからこそ、ちゃんと会話について学ばないとって改めて思いました。
まとめ：「会話」をしない人なんてほとんどいない！だからこそ会話をちゃんと学ぶべし
ネットのおかげで、メール、メッセンジャー、チャットなど実際にお話をしなくてもコミュニケーションができるような時代になってきました。
でも、実際に人と会う際には必ず会話は必要です。人と会うと会話が発生しますからね。そう思うと、会話をしない人なんてほとんどいないんじゃないかって思います。
人間関係に良くも悪くも大きな影響を与えてしまう会話。ぜひこの機会に一度ちゃんと学んでみませんか？
僕はしばらくこの本が手放せそうにありません。
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