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結婚生活の失敗例|『妻子持ちの男』が家で仕事をはじめた時の7つの失敗

    
結婚生活の失敗例|『妻子持ちの男』が家で仕事をはじめた時の7つの失敗
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結婚生活の失敗例|『妻子持ちの男』が家で仕事をはじめた時の7つの失敗

「幸せにするつもりが、不幸にしていた」

 

今でこそ、だいぶ家で仕事をするパターンも決まってきて落ち着いてきましたが、家で仕事をするようになって当初は、色んな失敗をしました。

特に結婚をして子どもが居る、家庭を持っている男が家で仕事を始める際には、こんな状態になってしまいがちだけど、それだといけないよね、家族を不幸にしてしまうよね、という事をあなたにも分かってほしくて、僕の実体験を書きました。

どうぞ、僕の失敗談を活かして、幸せな家仕事をしてください。

メリハリをつけなくなってしまう

ずっと仕事会社とは違い、自分が働かないと、収入が得られない!という気持ちで、必死で仕事をしました。

もちろん土日とか関係なしに、ずーっとです。

その結果、土日、祝日はちょっと遠くまで家族3人でお出かけしていたのが出来なくなりました。

これは、軌道に乗るまでは仕方がないと僕は頑張るつもりでしたが、家族にとってはそうじゃなかったのです。

 

妻子の気晴らしの機会を奪ってしまったのです。

 

妻の意見を素直に聞けなかった

妻にイライラ

自分が詳しい分野の仕事なのに、妻が本を読んで勉強して「そこはもっとこうした方がいいんじゃない?」って言ってくることがあると、すごくイライラしてしまったんです。

やりもしないのに、意見や批評だけ言ってくるのが凄く嫌で、よくケンカするようになってしまいました。

「何が分かるんだ。」って思ったりしたんです。

でも実際、妻が勉強しているのは確かで、素直に意見を聞いてみると、良い結果が出たりしたのです。

あぁ、なんて心が狭くなったんだと思いました。結果を焦るがゆえに、気持ちにゆとりがなかったんです。

 

夜遅くまで作業をして毎日寝不足

寝不足

家で仕事をしていると、会社で勤めている時みたいには、作業に集中でき無い事が多いです。

まぁこれは僕の集中力が足りないのかもしれないけど、つい、集中できる夜に作業をどーっとやろうとしてしまうのです。

結果、毎日寝るのが3~5時になります。

すると案の定、睡眠不足になります。

睡眠時間を削ってでも頑張らなければと思う反面、睡眠不足で毎日毎日しんどくてだるくてイライラしてしまいました

 

子どもにイライラしてしまうようになった (自己嫌悪…)

お父さん今仕事しているの

あー、書いていて、どんどん自分が最悪だったと思うなぁ。

やっぱり子供ってお父さんが居たら遊びたいじゃないですか。

仕事をしていると、よく「あそぼー!」「おそと行こうー!」「何してるのー?見る―!」「これやるー!」とか声をかけてきます。

こっちも本当は遊びたいのは山々なんだけど、なんせ結果を出さないといけないっていう焦りで、どんどん子供が邪魔に思えてきます。

 

しまいには、「今仕事してるから、あっち行ってきなさい」とか、本当に言いたくも無い事を何度も言いました。

仕事部屋に鍵をしていても、トントントンとノックをしてくるたびに集中力が途切れました。

そのたび、子どもが邪魔だ邪魔だ!と思う最悪な気持ちになってしまったのです。

 

 

妻に「こんな生活幸せじゃない」と言わせてしまった

こんな生活幸せじゃない

ついに言わせてしまいました。

毎日僕がイライラして、ほとんど一緒に出掛ける事もなくなり、妻にも子にも冷たい態度を取っていたせいで、「今の生活本当に幸せ?私は全然幸せじゃない」と言われてしまいました。

初めは、家族ともっと一緒に過ごせるからと思って、家で仕事をしていたんだけど、こんな態度で毎日一緒に居られちゃたまったもんじゃない、っていう感じですよ。

こっちは、なんとか早く成果をだして楽にしたいんだけど、家族が悲鳴を上げているのなら、やっぱり今のやり方が間違っていたと思わざるを得ませんでした

 

そして、2歳の娘が『吃音(きつおん)』になってしまった…

吃音

言葉もだいぶ覚えて、毎日うるさい位一人でもずーっとお話をするくらいの娘の様子がなんかおかしい事に気づきました。

いままでは、すんなりと「おとうさん」「おかあさん」と言えていたのに、「お、お、お、お父さん」「お、お、お、おかあさん」というように、言葉が詰まりだしたのです。

 

ちょっと様子を見ていてもなかなか治るどころか、「お、お、お、お、お、お、お、、、、」とついに言葉すらだせなくなり、あれだけうるさかった娘がだんだん無口になっていってしまったんです。これを吃音(きつおん)っていうんですが、急にどうしたんだろうって心配になって、妻が調べてくれました。

すると原因は「家庭内のストレス」という事でした。明らかに、僕が原因で家庭がピリピリしているのが原因でした。

一度、気持ちをリセットしてみた

気持ちをリセット

妻に不幸だと言わせ、子どもに言葉を出すのが辛い位ストレスをかけ、僕は何をしてるんだ!

必死に働いていたつもりが、結局家族を不幸にしているなんて、こんな働き方じゃダメだ。子供と妻が僕に教えてくれたのです。

そして、一度3人でお互いをぎゅーっと抱きしめ合って、僕は二人にごめんね、って言いました。

ごめんね

そこで、一度気持ちをリセットしました。

焦る気持ちはもちろんあるけれど、できるだけ自分がもっと気持ちをゆっくり大きくして、余裕を持って、何よりも笑顔で明るい気持ちで過ごすように心がけた。

 

子どもの吃音はおかげさまですぐに回復しました

幸いな事に、子どもの吃音は2,3日してすぐに治った。

今まで通り、ずっとにぎやかに話し続け、歌なんかもずっと歌っている。一安心だ。僕の態度が変わったから、家庭の雰囲気も少し明るくなった。

 

家で仕事をする男が結婚生活を失敗させないため心掛ける5のコト

娘

この記事をはじめに書いたころから、約半年経って、今ではだいぶ落ち着いて家族内に笑顔も増えました。

そんな僕が家で働く際に心掛けている5つのポイントを紹介します。

 

結果が出なくても、まずは自分は明るく笑顔でいなければならない。

家族の中で、誰か一人機嫌が悪い人がいると、やっぱり全体的に雰囲気が悪くなってしまう。

それは、母親だって子どもだってそうだよね。

 

僕自身、本当に思ったように仕事が進まなくて、成果も出なくてっていう時はずーっとイライラしていました。

でも、それじゃダメなんですよね。

今は、上手くいっていなくても、家族の前でだけは笑顔でいよう。そう心掛けるようにしています。
(もちろんできない日もあるけど、この頃よりはましになったよ。

 

妻・子どもへの感謝を忘れない

僕が家で仕事ができるのも、「それでもいいよ」って言ってくれた寛大な妻のおかげだ。

そして、僕が仕事をしている間、子どもの面倒を見てくれる。

 

子育てに関わってから、その大変さを嫌というほど味わっているから、妻への感謝はひとしおです。

 

子どもだって、ただ存在してくれる。

そして、こんな半人前の父親を「おとうさんだいすっき!」って慕ってくれる。

それだけで十分感謝しないといけない。

感謝ができると、自然と優しくなれるんだ。

 

家事・育児は妻と協力する

これも結婚生活をうまく維持させるためには、かなり大事だと思う。

 

家で働くようになって、今まで通り8:00に家を出て、21:00に帰ってくるみたいな生活ではなくなりました。

でも、サラリーマン生活が長いと、今まで会社にいた時間は、仕事をする時間ってな感じで、一人で仕事をしたくなるものです。

その時間は、誰にも邪魔されたくないって。

 

だけど、逆に考えると、家事や育児にももっと関われる時間ができるって事なんですよね。

だから、もっともっと家事もできるし、育児にもガッツリ関われる。

初めは、「この時間が無駄だ・・・!早く仕事したい!」って思っていたけど、今では、ちょっと気持ちを切り替えて、その間は妻に休んでもらおうって思っています。

 

家事・育児ってどっちかが全部やるもんじゃないんですよね。特に、育児は、一人で抱え込むには大変すぎる。

 

十分に睡眠時間をとる

まだこれは十分にできていないところだけど、睡眠ってかなり大事だと思う。

寝れていない、身体もだるいし、心に余裕なんて出ないよね。

だから、寝れる時はちゃんと寝ないといけない。

夜、作業が立て込んで寝れない時は、昼寝もするようにしてる。

 

休みを決めてメリハリをつけて働く

やっぱり休日がなければ、家族で出かけたりもできない。

気晴らしができない。

それでは、みんな息が詰まるよね。

だから、極力土日は一緒にどこかに出かけるようにした。

 

まとめ

正直言うと、自分でビジネスをする際、家族が重荷だと思ってしまう事が多かったし、独り身は気楽でいいよな、とか思ってしまったけど、実は、僕はそれ以上の幸せやエネルギーを妻と子供からもらってる。

前までは、隣の部屋から聞こえてくる妻と子供の声が邪魔で仕方なかったけど、今では仕事をするエネルギーを湧きあがらせる幸せな音に聞こえる。

いいだろう、僕にはこんなに素敵な妻や可愛い子供がいるんだ。

 

家族を不幸にするくらいなら、柔軟に働き方を変えたらいいと思うんだ。

家仕事で結果が出ないなら、思い切ってまた外で働く。

会社で働く。

アルバイトをする。

なんだっていいんだ。

 

死ななければ。家族が健康で笑って生きていられるなら。

 

家族を背負う分、そりゃ制限もある。

独り分の稼ぎだけでいいっていう気楽さは無い。

 

だからこそ、家族全員の幸せってどんな事だろうかって考えながら、心に常に余裕を持って笑顔で働かなきゃな。

それが家庭持ちの男の働き方なんだ。

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