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ブログのアクセスアップと記事数は関係ない!毎日書かなくてもいい方法

    
記事数とアクセス数は関係ない
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ブログのアクセスアップと記事数は関係ない!毎日書かなくてもいい方法

「毎日毎日更新しているのに、なかなかアクセス数が増えない。」

 

そんな悩みを抱えていませんか?

 

今や記事数とアクセスっていうのは関係が無くなってきています。むやみやたらと毎日ブログを書いていてもアクセス数は増えません。

正しい方法でブログを書かないと、あなたのブログを書く時間が無駄になってしまいます。

今回は、ブログを書いても書いてもなかなかアクセスが集まらない、そんな悩みの方に読んでほしい記事です。

 

毎日更新してもアクセスが上がらない理由と、じゃあ今後はどうしたらいいの?っていう対策も書きました。是非読んで下さい。

記事数を増やせば、アクセスが増えるなんていうのは昔話

記事数増やせばアクセスが上がるなんて昔話

2,3年前までは、「記事数が多ければ多いほどアクセスが上がる!」という意見がほとんどでした。僕自身も、とりあえず毎日頑張って何かを記事にしていけば、アクセス数は自然と上がっていくものだと思い込んでいました。

仮に、毎日1PVを集める記事が100記事なら、毎日100PV。1000記事になれば毎日1000PVになりますもんね。

 

でも、これが違うんです。

 

僕のデータを見てほしい

僕のデータ

これは、2015年1月27日の1日のデータです。

下の画像では150記事全部見えていませんが、今現在、僕のブログは全部で150記事(固定ページ合わせて)あります。

データ1

 

集計してみると、この1/27の1日で1,009PVありました。

そこで面白いデータが取れました。

データ2

総記事数が150記事に対して、2割のトップ30記事を見てみると、PV数が合計で796PVありました。PVの割合で言うと、全体の1,009PVの内79%が、この30記事でまかなえてしまっているのです。

 

さらに、PV数の上位3割の45記事のPV数を見ると、全体の約90%がカバーできてしまっています。

 

 

パレートの法則って知っていますか?

パレートの法則っていうのは、「全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出している」という説です。

 

現代でよくパレートの法則が用いられる事象

  • ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。
  • 商品の売上の8割は、全商品の中の2割で生み出している。
  • 売上の8割は、全従業員のうちの2割で稼いでいる。

つまり、僕のブログにおいても、全体の2割の記事が8割の成果(アクセス数)を上げてくれているという事が言えるので、まさにパレートの法則通りとなっていますね。

 

 

実は、一切読まれていない記事が3分の1もあるんです

今回、僕の取ったデータでは全記事が150記事あったのに、その中でも一切読まれていなかった記事、つまり0PVの記事がも56個もあったんです。

全記事の3分の1が読まれていないんですよ。ほんまに悲しいこと悲しい事。

 

 

 

つまり何が言いたいかというと、検索されるような記事でないとダメということ

検索されなきゃだめ

例えば、ブログを書いて、更新情報をFacebookやTwitterで流すとします。

 

それが、あまり中身の無い記事だったとしても、その日と次の日くらいは、友達や知人からある程度のアクセスはあるでしょう(下図参照)

SNSから

 

しかし、時間が経過し検索結果で上位に表示される機会がないと、よっぽどの事が無い限り再び人に読まれることは無くなります。(下図参照)

検索

 

という事は、検索上位表示されない記事を書いても、いずれは過去の中に埋もれていき、一生人目に触れないような記事になってしまう可能性が高いという事です。

そういった検索されない記事を増やしてもアクセスがアップしないのは当然ですよね。

 

なんとなく毎日ブログを書き続けるという事は、毎日毎日、その日限りしかアクセスを集めない記事を量産していることにしかならないのです。

 

 

毎日更新してもアクセスが伸び悩む=アクセスされない記事が増えるだけ

そうなんです。これが、記事数が増えれば増えるほどアクセスアップするという妄想を否定する現実であり、記事数とアクセスアップは関係が無いという理由です。

 

 

なぜあなたのブログサイトが検索上位表示されないのか?

なぜ検索上位表示されないのか?

そこで気になるのが、「なぜあなたのブログが検索上位表示されないのか?」という事です。

超ざっくりとした答えを言いますね。

 

それは、「Googleは良質なコンテンツしか上位表示させなくなっているから」です。

 

一昔前までは違いました。キーワードさえ詰め込まれていれば検索上位表示されていました。中身が意味不明だったりすっからかんだったりするブログでも1位が取れました。

でも今は違います。

 

 

なぜGoogleは良質なコンテンツしか上位表示させなくなったのか?

何故良質なコンテンツがいいのか

 

これも答えは簡単です。

 

「検索ユーザーを逃がしたくないから」です。

 

価値の無い、適当に毎日書いたブログを1位に表示させていてもユーザーは満足しません。ユーザーが満足できるサービスを提供できなければ、ユーザーは逃げていきます。

Googleは検索結果などに広告を出したいっていう企業や事業主からお金をもらっているので、そもそも広告の効果がなくなるくらいユーザーが離れてしまったら、広告収入も減ってしまいます。

 

だから、ユーザーを逃がさないように、ユーザーのニーズに合った「良質なコンテンツ」を提供するブログやサイトを優遇するのです。

 

 

駄作を書くくらいなら、書かない方がまし

駄作はだめよ

そこで気を付けたいのが、「でも書かないよりはましでしょ?」と考えることです。

これも間違いです。

 

適当に記事を書くくらいなら、書かない方がましです。

 

Googleはこのような事を言っています。↓

なお、低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにご注意ください。低品質なページを削除したり、内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善したり、もしくは低品質なコンテンツを他のドメインに移動させたりすることが、最終的に良質なコンテンツの掲載順位を改善することにつながります。

【引用】 Googleのウェブマスター向け公式ブログの『良質なサイトを作るためのアドバイス』より

ここでは何を言っているかというと、あなたのブログの中に「低品質な記事」つまりは適当に書いた記事が一部あった場合でも、あなたのブログサイトの価値が下がってしまう可能性があるという事です。

 

対策としては、

  • 低品質な記事を削除する
  • 内容の薄いページをまとめて役に立つコンテンツに改善する
  • 低品質なコンテンツを他のドメインに移動させたりする

を挙げていますね。

 

僕もそろそろこれをやろうと思っています。

 

ブログのアクセスを上げるためにすべき「真の対策」とは?

真の対策

一言で言ってしまえば「とにかく良質なコンテンツを作る」という事です。

 

良質なコンテンツというのは、

検索ユーザーが求めている情報を、的確に、正確に、分かりやすく届ける事が出来るコンテンツです。

その為に変えないといけない意識は以下の2つです。

 

①毎日書かないといけないっていう焦り、意識はなくす

「毎日書かないといけない」という意識は記事の質を落とすだけです。

毎日書かないといけないっていうのは、どちらかというとあなたの勝手な都合です。検索ユーザーにとっては意味のない事です。

だから、安心して毎日記事を公開する事をやめても大丈夫です。

 

②何文字以上書かなければいけない、という意識もなくす

これも、実はSEOとは直接は関係の無い事です。

もちろん、ユーザーの求める情報を詳細に届ける事も大事ですので、ある一定のボリュームがなければ、ユーザーは物足りなさを感じてしまうという事はあると思います。

一定量以上の読み応えのあるコンテンツっていうのは、やはりユーザーからもGoogleからも評価されやすい、という傾向があるだけです。

ユーザーの求めているものを想像して、どうやったら満足してくれるかなぁと考えてコンテンツを作っていけば、自然とある程度のボリュームになるっていう意識で大丈夫です。

 

 

良質なコンテンツの作り方

良質なコンテンツ

そこで、僕が実践している良質なコンテンツを作り方を紹介します。以下の手順で記事を作っていくと、読者のニーズにこたえられる良い記事が書けます。

 

手順1.キーワード選定

キーワードの選定方法の記事にも詳しく書きましたが、僕が使っているのはGoogle Adwordsのキーワードプランナーというツールです。

そこで、検索されたいキーワードを決めます。月間検索ボリュームが1000前後で、競合性の低いキーワードを選びます。

 

手順2.競合調査

実際にあなたが選んだキーワードでGoogle検索をしてみます。

そうして、検索結果1ページ目に出てきた記事をチェックし、あなたがそれ以上の記事を書けるかどうか判断します。

ポイントとしては、今検索上位表示されている記事よりも

  • 多くの情報を提供できるか?
  • 新しい情報を提供できるか?
  • 情報にあなたなりの付加価値を付け加えることができるか?

という事です。

 

 

手順3.ペルソナ設定

次に、実際にそのキーワードで検索する人の気持ちを考えます。

その為に、ペルソナを設定します。⇒ペルソナの詳しい説明はこちらの記事

簡単に言うと、あなたが「この人に向けて書きたい!」というターゲット像ですね。

 

ペルソナを設定することで、あなたが選んだキーワードを使って検索する人の意図・目的・気持ちを想像しやすくなるので、記事にする内容を決めやすくなります。

 

例えば、「ブログ 作り方」と検索する場合、ユーザーによって目的が違います。

全くブログ初心者で1からブログの作り方を知りたいのか、それとも1年以上ブログを経験していて新しく何らかの成果が上がりやすいブログを作りたいのか、という事です。

 

 

手順4.記事の設計書を使ってアウトラインを作る

ここでは、手順3で設定したペルソナが知りたい情報を完全に提供できるように組み立てていきます。

つまりユーザーのニーズに応えられるような内容にしなければいけないという事です。

なんとなく記事を書き始めても、絶対にまとまりのない流れのおかしい文章になります。

なので、僕は以下のようなブログ記事設計書を作りました。ここで記事のアウトライン(ざっくりとした流れ)を考えています。

 

ブログ記事設計書

この「ブログ記事設計書」は、以下のフォームから無料で請求することができます。メルマガに登録されることになりますが、登録後の1通目のメールにて無料でプレゼントされます。良かったら、使ってみて下さい↓

【JUNICHI式】記事設計書ダウンロード
お名前(姓)
メールアドレス(必須)

 

 

手順5.記事を書いていく

手順4で作った記事のアウトラインをもとに記事を書いていきます。

特に意識する点は良質なブログ記事の書き方を参考にして頂けたらと思うのですが、大きくは以下の7点です。

 

①タイトル(キーワードが入っているか、読者の興味を引くタイトルか?)を工夫する

②適切に<h2><h3><h4>などの見出しを設定して、そこにもキーワードを自然に入れる

③画像や動画をできるだけ使う(ブログのアイキャッチ画像の作り方を参照)

アンカーテキストを使って自然に内部リンクを貼る

⑤声を出して読んで誤字脱字をチェックする

⑥これで本当に読者は120%満足するのか、と見直す

⑦妥協はしていないか、自分に問いかける(全力を出し切ったか?)

 

 

これを繰り返して記事を書いていけば、必ず検索でも上位表示されていくような「良質なコンテンツ」ができます。

 

 

アクセスがアップする段階がある

段階がある

色んな方のブログを見ていると、良質なコンテンツを書き続けていくと、アクセスがぐんぐんと上がるタイミングがあるみたいです。

 

段階①:ブログ開設初期

いくら良質な記事が書けたとしても、ブログを開設して間もない1記事、2記事程度の独自ドメインブログに、いきなり検索流入がどっと来るというケースは聞いたことがありません。

レアなケースとして、開設9日で、いきなりはてなブックマークにエントリーされてどかんと1万PVを集めてしまったブログ仲間もいますが、それはあくまでも、ソーシャルからの流入であり、検索からの流入では無いです。

 

だから、ブログ開設初期はなかなかアクセスが集まらなくても、我慢してブログを書き続けなければいけない事は確かです。

 

段階②:20~50記事

やっとサイトの評価が少し上がる頃です。

若干の検索流入(Organic Search)が増え、1日あたり100PVくらいは安定してくるというのが僕のブログでも感じられました。

 

段階③:60~100記事

ここで一旦ドカンと評価が上がります。⇒SEO効果が出るのはいつ?ブログの場合、目安は100記事&2カ月という記事参照。

僕のこのブログも、実は100記事前後でいきなり検索流入が増えました。

 

 

段階④:それ以降

あとは、記事の質によってアクセス数が増えるかどうか変わるという段階です。

良質なコンテンツを書き続ける事ができればアクセスもどんどん上がっていきますが、適当な記事ばかり書き続けていても、アクセス数は伸びません。

 

つまり、1000記事あっても毎日50PVくらいしかないブログもあれば、30記事ほどで10万PVもあるブログもあります。

もしも、200記事も300記事もあるのにアクセスが全然伸びないという事があれば、あなたのブログ運営は間違っているという事になります。

 

 

まとめ

  • 記事数とアクセスアップに関係性はほとんどない。
  • 重要なのは、読者のニーズを満たす良質な記事を書いているかどうか。

 

これだけです。

2015年1月現在、何記事あるからアクセス数がアップする、そういう簡単な話ではなくなってきました。

もちろん僕が一番おすすめするのは、毎日すんごい良質なブログを書き続けるという事です。

 

しかし、たいていの人は、そんなこと無理だと思います。

適当な記事を毎日公開するくらいなら、毎日コツコツといい記事の下準備をし続けて、満足してもらえる記事を2~3日に1回とか公開していく、その方が圧倒的なスピードでアクセスが上がるようになるのです。

 

>>次のページは
ブログ開設半年で22個バズ記事が書けたんですが、その秘訣を聞きますか?

 

 

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Comment

  1. 前回の記事で、僕は毎日記事を更新する必要性について語りました。 | Hideki 工房 より:

    […] 毎日書かなくてもいい!ブログのアクセスアップと記事数は関係ない! […]

  2. […] 正直言うと、『毎日書かなくてもいい!ブログのアクセスアップと記事数は関係ない!』という記事にも書いた通り、さらにアクセスをアップさせるためには今まで通りのブログの書き方では限界がある、と最近感じています。 […]

  3. 人気ビジネスブログを作るのに、記事更新は毎日必要? | ネクストビジネススクール より:

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  4. 人気ビジネスブログを作るのに、記事更新は毎日必要? | WEB集客の知恵袋 より:

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  9. 大変参考になりました!やる気に繋がります☆
    ありがとうございました(^^)

  10. […] こちらの記事「ブログのアクセスアップと記事数は関係ない!毎日書かなくてもいい方法」で紹介されていました。 […]

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